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ダンダンダンダン⛹️♂️
ヒュッスポッ🏀
「ふぅ、今日部活ないから自主練しよって誘ったのに全然あいつ来ねぇや、あいついつになったら来るん、だって…ん?」
体育館のギャラリーに…女の子?何年生だろう綺麗な子だなぁ。その長い黒髪のくせっ毛をなびかせて俺がバスケをしている様子をじっと見ている。
「ねぇ!君何年生?」
女の子はびっくりした顔してどこかに行ってしまった。
「あっ!ちょっと!」
「おーい!隼人!遅れて悪かった!」
「ん?何見てたんだよ!」
「おぉ!悠斗遅かったな?何見てたってギャラリーに女の子がいて…あっ!お前上からきたろ?見かけなかったか?黒髪のロングでくせっ毛で…」
「あ?んな子いたかな?」
「わりぃ悠斗!俺探してくる!」
「あ!おい!」
俺は高校3年生バスケ部。バスケ一筋12年の俺が初めて恋というものをしたらしい。それも一目惚れだ。
タッタッタッ🏃
「どこにもいねぇ、もう帰っちまったかな、名前ぐらい聞きたかったな…」
「おーい!隼人!いた?」
「いや、ってお前自主練は?バァカ!最終下校時刻だっての!」
「あ?まだ5時で…」
「テストちけぇからだよ」
「あぁ、そっか…」
「明日は見つかるといいな!隼人!」
「ありがとな、悠斗…」
次の日
「おはよ!隼人!やっぱ自主練してると思ったわ!」
「おはよ、悠斗。お前はやんねぇのか? 」
「わりぃ今日はパス!」
「おう、じゃあまた後で」
「じゃあな!」
フワー🍃
ん?窓空いてたか?
あ!昨日の子
「おーい!降りてこいよ!一緒にやろうぜ!」
「一緒にいいの?」
すげぇキレイな声。透き通った…
「あぁ、だって君もバスケ、好きなんだろ?」