テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
どうも!黄粉です!
もうすぐでカップル共がイチャラブする日、通称クリスマス🎄がきますね!
皆さんは何か予定がありますか?
私はもちろんありません!(^η^)
それでは…(泣
スタート!
rd side
(え、どうしよ……
(そんな急に言われてもなぁ………、
ぺいんととぐちつぼは神頼みするように手を合わせてて、ゾムは………
(…なんでゾムはあんな怖いの…?
表情はいつも通りだが、立ち振る舞いが苛立ちと不快感が混ざっており、その様子を俺へ放っている。
(はぁ、今すぐ決めるのはこいつらに失礼じゃないかな………
(……かといって返事を待たせるのも申し訳ないし、…
らっだぁが頭を悩ませているとゾムは俺に近づいてき、耳元に息がかかる距離でぼそっと何かを呟いた。
ゾム「もしさ、悩んでるんやったら今までを思い出してみ?」
意外にも優しい口調で俺は拍子抜けした。
(………今まで……か、
rd side
最初は暇だったからゾムと飯食いに中華街寄って、そこで死んじゃったんか……
それから転生して、ぺいんとと出会って………
床ドンして(?)………(笑
であの時始めてこの世界でゾムに会ったんだっけか…
ぺいんとが急に逃げ出してマジビビったわ……
であの後ぐちつぼ先輩と会って………、
仲良く(?)なって、………まぁ、あの人は今でもよくわかんない人なんだけどね……
で、次の日朝っぱらからぐちつぼ先輩とぺいんとに挟まれて、多分だけどあれ喧嘩だよね???
俺を間にして喧嘩しないでくれんか???
ま、一旦それは後で怒るとして……
あ〜、ぺいんとに手引かれて校内に走ったな!(笑
あれめっちゃトキ……、………ゔぅ゙ん!!
あと、なんだっけか、ゾムを護衛したのか…!!
あれほんと、申し訳ない。
でも、それでアイツに対する気持ちに気づけたし……
悪くはなかった…か……
いや???あの後、付き合ったこと人の多いところでに公開してきたし、やっぱダメだわ………!!
アイツ、俺の立場ちゃんと考えて動けや!!
はぁ…………結局さ………、頭に残るのはなぁ……(笑
……アイツなんか…………、
rd side
「…………決めた」
ぺいんと「………ッ!」
ぺいんとは俺の顔を見て悟ったかのように目に涙を溜めている。
「俺は…………俺が好きなのは……、」
騒がしいはずのゲームセンターは、この一瞬だけ静寂に包まれる。
「…………お前だよ……」
そう言って俺はゾムに優しく抱きしめる。
ゾム「……やっぱ俺よな、!」
ゾムは張り詰めた空気が抜けるように安堵し、俺を抱きしめ返す。
一方、ぐちつぼは軽く息を漏らし潤う瞳を隠しつつ、ゾムに話しかける。
ぐちつぼ「…そ………っか〜、(笑」
ぐちつぼ「やっぱ……そうだよなぁ……(笑」
ぐちつぼ「らっだぁに選ばれたからには、泣かせたら承知しねぇぞ!(笑」
ぐちつぼはゾムの肩を叩き、俺らと距離を離すようにこの場を去っていった。
「ぐちつぼ先輩?どこ行くんですか…?」
ぐちつぼ「………別に、………ちゃんと幸せになれよ!」
ぐちつぼが去った後、ぺいんとから小さな哀哭の声が抱き合う2人に割って入るように聞こえてきた。
ぺいんと「確かに分かってたけど、実際らっだぁの言葉から聞くと辛いってぇ……(泣」
「ぺいんt……」
ぺいんと「だって、サムネお前らなんやもん!!(泣」
ゾム「急にメタいこと言うなや!(笑 」
ぺいんと「は〜ぁ…(笑 」
ぺいんと「1周回って笑えてくるわ……(笑」
「……………お前を選んでやれなくてごめんな……、」
申し訳ないと思い、俺はそうぺいんとに告げる。
潤んだ瞳のままぺいんとは、1番初めに見た爽やかな笑顔で優しく、
ぺいんと「お前らだけのビートの道歩いていけよ!(笑」
それだけ言って、ぺいんとも俺達の元から去っていった。
ゾム「……決め台詞それでええんか…?」
それからというもの、時の流れで色んな思いが褪せていった。
ぺいんとやぐちつぼが抱いていた俺への想いも、次第に友達同士で育まれるような愛へ変わっていき、
それと共にゾムとは校内一仲良しカップルとなり、周りも認めるバカップルとなっていった。
一緒に死んで……一緒に転生して……、
転生前一番の不仲が転生後一番の仲良しになるとは思いもしなかったよ。
今日は卒業の日。君と居られてよかった_____
〜後日談〜
クリスマス当日
らっだぁ家でクリスマスパーティーをすることになりました。
らっだぁ「ゾム〜?見て〜」
露出高めのサンタコスをしたらっだぁはゾムに一番に見てほしいのか、部屋の中からゾムをこっそり呼んでいる。
ゾム「なんや〜?今、俺着替えてる最中なんやけ…………ど………、」
ゾムはらっだぁのコスプレを見た瞬間時が止まったかのようにその場に立ち尽くす。
らっだぁ「あ、何?見惚れちゃった??(煽」
そうやって冗談のつもりでセクシーポーズをして煽ると、着替え途中で半裸状態のゾムが徐々に間合いを詰めてくる。
ゾム「我慢きかんくなるやろ…(笑」
ゾムはいつものニヤニヤではなく、獲物を見つけた獣みたいな目でらっだぁを見つめる。
らっだぁ「な、なんだよ……今からパーティーだぞ!?」
ゾム「そんなの今は関係あらへんって…!(笑」
舌なめずりをして、らっだぁを押し倒したその時、ドアの方から声が聞こえる。
ぺいんと「おーい!!!遊びに来たぞー…って…」
ぺいんと「お前ら何やってんだーーーーッ!!!!」
見てくれてありがとうございました!
これにて、【転生したらオマケが着いてきました】完結となります!
最後、2人はぺいんとからこっぴどく叱られました。(^^)
オマケ↓
それでは!
またね!
コメント
2件
急なメタ発言めちゃ笑いましたwwあ〜確かにそうだったな〜ってなりましたw 完結おめでとうです!!!🎉