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信じられない現象が起こった 。
僕の【 original 】の世界を見に行ったら
誰も…、人もモンスターも誰1人いない。
あの 《 ニンゲン 》 ですら 。
『 訳がわかんないよ。 少し目を離した隙に
全員消えるだなんて 、ありえないし … 』
〈 もしかしたら何処かに隠れてるのかも 〉
彼はただひたすらに住人を探し続けた。
しかし、気配すらも感じれなかった。
『 …これじゃ、世界が成り立たないよ… 』
〈 無人の世界なんてありえない。
誰か1人でもこの世界にいなきゃ、
【 Undertale 】は つまらないコンテンツと
思われてしまう 。 〉
『 うぅん ……. 。どうすればいいんだろ 』
悩みに悩んだが、結局彼に、良いアイデアは
思いつかなかった。
『 ….. あっ!忘れてた。
危ない危ない…..
もうすぐでインク が、
切れるところだった! 』
〈 マフラーを見てよかった! 〉
呑気に彼はそう思う。
『 …..あれ、そういえ ば
僕何しようとしてたっけ? 』
〈 …まぁ、いっか! 〉
『 うーん、悩んでても仕方ないし
また思い出したら続きをしよう ! 』
『 マフラーに書いてないってことは
そこまで大切なことじゃないはずだし! 』
《 …でも、マフラーに書くことを忘れるほど
重大な出来事だったとしたら? 》
『 …うーん、そんなことないよね。
考えすぎかなぁ… 』
『 …. でも、ちょっとだけ不安だな。
他の世界を見に行ってこよう! 』
彼は少しの不安と好奇心に煽られながら
ポータルを作成した 。
…彼はこのとき知らなかった。
【 original 】の世界の住人だけでなく
【 AU 】に住むモンスター達も
とある場所にいることに 。
落書きの間の奥深くに 新たな世界が
誕生していることに 。
『 …… どういうこと ?
なんで… 、 誰もいないの ?? 』
他のAUを見にきた彼は 唖然とした顔で
落書きの間に1骨ポツンとたっていた。