♡1000突破ありがとうございます✨
ほんとうに嬉しいです!!!
ていうか数日間投稿出来てなくてすみません💦
最近忙しくて、、、急にはなるのですが、この先一週間投稿にさせていただきますm(*_ _)m
そして今回、最終回にしたかったのですが時間とか諸々あまりなくて変なとこで切ってます!短いです!
見にくいかもですが、見ていただけると嬉しいです💦
※青先が狂いかけてます
壊したくない
きっかけは、そんな思いから
愛おし過ぎて、壊してしまいそうで。何も知らない純粋なお前を、元に戻せぬまでぐしゃぐしゃにしてしまいそうで
、、、はてしなく怖かった
お前と少し喋るだけでも頭が狂いそうだった
俺は、そんなに強い奴じゃない。いつ理性を失うか、分からない、
だから、俺は、、、
お前と距離をとることを選んだ
『青先!銀行強盗起きましたよ!』
『せっかくだし行きましょうよ!』
そんな風に、満面の笑みで俺を誘うつぼ浦
思わず口角が上がってしまった。仮面を被って居なかったら盛大にいじられていただろうな
「、、、つぼ浦、悪いけど一人で行ってくれない?」
少し心を痛めながらも、あえて素っ気ない態度を取った
まぁ、つぼ浦の事だ。そんな重く捉えるわけ、、、
『、え、あ、、わ、分かりました!』
、、、、、、え?何、今の顔
俺がつぼ浦の誘いを断った瞬間、悲しそうな、戸惑ったような表情をした
、、、でもその顔は一瞬で、またいつものつぼ浦に戻っていた
今の顔は、一体なんだったんだ?
俺は凄く気になった。そんな顔をさせてしまって申し訳ない、、、という気持ちもあったが
もっとその顔をみたい、とも思った
その顔をもっと眺めるなら、どうすればいいんだろう、、、そう数秒ほど考えた後、俺はダメだと頭をふった
こんな考えをしないためにつぼ浦と距離をとることにしたのに、、、
「つぼ浦っ、」
思わずつぼ浦の名前を出してしまった
、、、だが、反応はない
疑問を抱き辺りを見回すと、もうそこにつぼ浦の姿は無かった
、、、あぁ、事件対応に行ったのか
俺はふと、心にドロリとした何かが蠢く(うごめく)感覚を覚えた
たった一言断られただけで、俺から離れるのかと心の奥底で何かが囁いてくる
、、、ヤベェな、俺、結構重症かも
そんな気持ちを忘れるため、俺はひとりパトロールに出かけていた、、、のだが
今日は珍しく本当に暇な日で、どこに行っても事件の通知は鳴らない
なんなら、先程つぼ浦が向かった銀行強盗は、俺が出勤して初めての事件だった
これ以上パトロールを続けても、事件は起こらないだろう、、、そう判断し、俺は署へと引き返す
本署につき、乗っていたバイクをしまおうとガレージに足を進める
途中で何度か電柱などにぶつかったため、俺は修理も含め室内ガレージの修理場へと向かっていった
「あ、らだおくんじゃーん!おかえり〜 」
ふと、俺の帰宅を迎える声がした
この呼び方と、聞きなれた声、、、あ、ナツメ先輩か
「あぁ、どうも〜」
いつも通りの声で俺はナツメ先輩に挨拶をする。そして、チラッと声のした方向を見た時だ
『、、、え、らだ、、お』
小さく、途切れ途切れで俺の名を呼ぶ声がした
聞きなれた声に目を向ければ、あぁ。思った通りだ。つぼ浦帰って来てたんだなぁ
俺がつぼ浦とナツメ先輩の方に顔を向けた少しあとに、つぼ浦は俺の方に顔を向けてくれた
その顔はどこか恐怖と困惑が混ざったような表情だった。
、、、もしかして、事件前に俺が言った言葉、まだ気にしてくれてんのかなぁ
ていうか、さっき俺の事らだおって言ってくれたよね?少し声は震えてたけど、、、でもそれってさ、怖くなるくらいに俺の事考えてくれてたんだよねぇ
あぁ、やっぱりつぼ浦は可愛いなぁ。今すぐにでも、俺のものに
「あ、み、見てよらだおくん!つぼ浦が犯人を一人で捕まえてきたんだよ〜!」
突然投げかけられた声に、俺は引き戻された
あ、危ない。また壊そうとするところだった、、、
ていうか、つぼ浦が1人で犯人捕まえたんだ。へぇ〜凄いじゃん。成長したな
、、、俺は思わず、心の声をそのまま出そうとしたところで気がついた
、、、いやいや、俺はいまつぼ浦と距離をとんなくちゃいけないんだった
「、、、、、、そうなんすね」
俺は先程と同じように、なるべく距離も取って話す。そのまま、顔を見ないようにして俺は署の中に入っていった
、、、つぼ浦、今どんな顔してんだろうなぁ
それから俺は、、、まぁ、すごく暇な時間を過ごした
ソファに寝っ転がったり、屋上から外の景色を眺めてみたり、、、仲間と話したり
でもまぁ、結局何をするにも、時間が経てばつまらなくなった
本当に暇過ぎない?ギャング皆旅行とか行ったりしてる?
俺は署の周りをうろちょろしながら、そんな事を考えていた
「おい、お前らだおだろ」
、、、ふと、そう声をかけられる
なんだなんだと思い顔をあげると、そこに居たのは、、、
「、、、、、、誰?」
、、、知らんやつだった
もしかしたら、知っているかもしれないけど、変装してるし声もボイチェンかなんかで微妙に変えてて分からない
誰なんだこいつ
そんな事を思っていると、目の前のよくわからん奴が口を開く
「お前、つぼ浦に何したんだよ」
「、、、は?」
思ってもみない言葉だった
、、、あ、てかこいつ見覚えあるわ。さっきつぼ浦に捕らえられてた犯人
手錠もかけられてないとこを見ると、もう釈放された後か
「、、、なんのこと?」
わざとそう聞いた。なぜかは分からない
「なんのこと、、、って。分かってんだろ」
、、、は?いやいや、分かんないから聞いてるんだってば。そもそも、お前の前でつぼ浦と話したのはあの一瞬、
「お前、今自分がどんな顔してるか分かってるか?その顔が答えだよ」
「、、、え?突然なんだよ、」
そう俺が言いかけた時、そいつは突然俺の仮面を剥ぎ取ってきた。急すぎてろくに反応出来ず、俺はまんまと仮面を奪われた
そしてほのまま、そいつは元から持っていたのであろう、小さな鏡を俺に向けて来た
「、、、え」
そこに映るのは、どこか寒気を感じるような笑みを浮かべる男の姿
、、、誰だ、こいつ
「、、、意味の分からなそうな顔してるな。お前だよ、これは。ていうか、それはお前が1番よくわかってるだろ」
そう言われ、俺はもう一度鏡をみた
見慣れた青い髪、そして何よりも、、、首筋に付けられたタトゥー
見間違えるはずがない。これは、、、俺が俺だと分かるようにつけたタトゥーだ
、、、あぁ、そうか。俺気づかないうちに
もう狂ってんだぁ、、、
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コメント
2件
天才ですか…?マジで神ですやん!無理しない程度に更新頑張ってください!