コメント
14件
仮装ちょっとちがかったですね
本当神すぎてムリデス(^q^)オオオオオ
((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア
Happy Halloweenです。こんばんは、山本です。
まあハロウィンですけど仮装とかお菓子もらいに行ったりとかしませんけどね。
まず、リクエストが滞っていることについて。ミンさん、あかりさん、大変申し訳ありません。いましばらくお待ちくださいませ。これでも頑張って書いてます。
ということで季節ネタには乗っておこうということでハロウィン。
ぼんおんです。
一応付き合ってる設定ですね。
あと、衝動書き故ぐちゃぐちゃです。
それでもいい方は、どうぞ。
「「Happy Halloween!!」」
ドズル社で珍しく集まってパーティー。
なぜかといえば今日がハロウィンだから。
それだけ。
みんな思い思いの仮装をしてドズルさんの家に来た。
☃️「あ!このケーキ食べてもいいんですか?!」
🦍「いいよ!みんなで食べよ食べよ~」
🍌「ドズルさんが作ったんですか?これ。」
🦍「いや、嫁ちゃんが作ってくれたのよ。」
🍆「みるく氏すげぇな。」
☃️「あ、僕こっちのおっきい一切れがいいです!」
🦍「おらふくん、欲張りだね~はい、どーぞ。」
☃️「わぁい!あ、すごいおばけちゃんがおる!」
🐖「これってアイシングクッキーですよね。細かい…相当な技術をお持ちのようで。」
🍆「かぼちゃのクリームかぁ。ハロウィンっぽくていいじゃん。」
🍌「ん、おいしい。」
🍆「おんりーちゃん、口ちっちゃいの?クリーム付いてるよー」
指でクリームをすくう。
🍌「あ、ありがとうございます。」
🦍「てか、みんな仮装似合ってるね~」
ドズルさんがみんなを見回す。
🦍「menのそれはフランケンシュタイン?」
🐖「そうっす!いろいろ凝ってみました!」
☃️「え、このネジいたくないん?」
🐖「全然痛くないよ。触ってみる?」
☃️「い、いやええよ!なんか見とるだけで痛いわ!」
🦍「おんりーはスケルトン?」
🍌「はい。お店にこの仮面みたいなのがあったので。」
☃️「なんか服もそれっぽいじゃん!おんりー、あとで写真撮ろ!」
🍌「うん、いいよ。」
🦍「そういうおらふくんは…なんの仮装?」
☃️「僕もよく分かってないんすよ!」
🦍「ええ…」
🍌「ドズルさんはかぼちゃ…ですか?」
🦍「そう!ジャック・オ・ランタン!」
🐖「なぜそれを選んだのか…」
🦍「えー?いいじゃんジャック・オ・ランタン。」
🍆「いいかぁ?」
🦍「いいでしょ!」
🍌「…ぼんさんはヴァンパイアですか?」
🍆「そうよ!似合ってる?」
🐖「悔しいですけど…めちゃくちゃ似合ってます。」
🍆「なんで悔しがってんのよw」
🦍「いやぁ…ほんっとに悔しいんですけどね。」
🍆「だからなんでよ!」
☃️「いや、ぼんさんそこはネタに走らないとダメじゃないっすかぁ。」
🍆「俺だってたまにはかっこよくキメたっていいじゃない!ねぇ?おんりーちゃん。」
🍌「え、あ…あ、はい。そうですね。」
☃️「ほらぁ!おんりーですらも塩対応っすよぼんさぁん!」
🍆「えぇー?!なんでよぉ!」
🐖「とか言ってるスキに…ぼんさんのイチゴ頂きっ!!」
🍆「はぁ?!あ、おいmen!」
☃️「じゃあ僕クッキー貰いますね!!」
🍆「こら!なんで俺のとこから取るんだよ!!」
🦍「こらこら二人とも、こっちにもクッキーあるから。ぼんさんいじめないの~」
☃️「あ、いっぱいある!僕おばけがいい!!」
🐖「じゃあ俺は──」
すこしパーティーが落ち着いた頃。
ドズルさんとワインを飲んでちょっと酔いを冷ますついでに煙草を吸おうとベランダに出たら。
「…あ、ぼんさん。」
おんりーちゃんがいた。
「おう。どしたの?お酒飲んでたっけ?」
「飲んでないですけど…まあ、なんとなく。」
「そっか。」
少しだけ、無言の時間が過ぎる。
「….ぼんさん。」
「…んー?」
「ほ、ほんとは…ここに来たの、ぼんさんに会えるかなって思ったからです。」
「…ん、そぉなの?なに、かわいいとこあるじゃん。」
「…さっき、言えなかったので。」
「なにを?」
「…その、仮装…すごく、似合ってます。」
「…ふふ。わざわざそれ言うためにここ来たの?」
「…はい。すごく、かっこいいです。」
少しうつむきながら顔を赤らめて言う目の前の恋人。
「…ありがと。おんりーちゃんも似合ってる。かーわい。」
「….あ、ありがとうございます…」
「あれ?照れちゃった?」
「て、照れてないです。」
「照れてるでしょー。」
「照れてないですってば!」
「だって顔赤いよ?」
「そ、それはっ….!」
「…ふふ。」
「…いじわる。」
「…ごめんごめん。おんりーちゃんがあまりにもかわいいから。」
「….そうですか。」
「うん。てか、寒くない?その服。」
「….ちょっとだけ、寒いです。」
「だよね?!そろそろ中入った方が….」
きゅっ、と服の袖を掴まれた。
「…ま、まだ…二人きりで居たいです。」
「….!」
珍しいツンデレおんりーちゃんのデレ。
「…じゃあ、もーちょい居よっか。」
「…!…はい。」
「でも、このままじゃ寒いから…」
無駄にヒラヒラした衣装の上着のやたら多いボタンを外しておんりーちゃんに被せる。
「ん、これでよし。」
「…ぼんさんは、寒くないんですか?ワイシャツにベストだけじゃないですか。」
「んー?そんなに寒くないから大丈夫よ。」
「…だめです。」
「ん?」
「ちょっと屈んでください。」
「?いいけど。」
そう言いつつ少し屈むと、おんりーちゃんが俺の背中に上着を被せる。そして俺の前に後ろ向きで立つ。
「?」
少し後ろに下がって、上着の裾をおんりーちゃんが掴む。
二人羽織みたいな状態になった。
「…こっちのほうが、二人暖かいです。」
「っ….!か、わいいことするなぁ、もぉ…」
外からは見えない上着の中でおんりーちゃんの腰に手を回して、前で組む。
「くっついた方が暖かいでしょ?」
「…そうですね。」
「…ずっとこうしてたいね。」
「…はい。」
「でもそろそろハロウィン終わっちゃうね。」
「…そうですね。」
「…ハロウィンが終わったら、現世に来ちゃったおばけたちはどこに帰るんだろうね。」
「….おうちじゃないですか、おばけの。」
「おうちかぁ…」
「…俺たちも帰るでしょ、おうち。」
「…今日うち来るってこと?」
「…だめですか?」
「いいよ。」
「….ふふ、やったぁ。」
「…まあ、せっかくのハロウィンだし….」
少し顔を近付ける。
「Trick or Treat、おんりーちゃん。」
「….お菓子なんて持ってないですよ、今。」
「うん、知ってる。」
「…いじわる。」
「ふふ。じゃあ、お菓子を持ってないおばけはいたずらされちゃうね?」
「むぅ….」
「そんなにびびらないでよぉ。別にそんなひどいことはしないからさぁ。」
「….じゃぁ、なにされるんですか俺は。」
「んー?…まあ、特におもいつかないから…」
チュ
そっと唇をくっつける。
「…これだけで許してあげる。」
「….ふふ。」
「なによ。」
「いや、ぼんさんもかわいいとこあるなぁって。」
「…かわいいって…おんりーちゃんのほうが断然かわいいし。」
「…そうですか。」
「うん。」
「そういえばぼんさん。」
「んー?」
「ぼんさんが言ったってことは、俺も言っていいですよね?」
「え」
「Trick or Treat、ぼんさん?」
「あー…」
「お菓子なんて、持ってないですよね?」
「ふっふっふ…」
「え、なんですか…まさか」
「そのまさか。」
驚いた顔のおんりーちゃんを見ながらズボンのポケットから飴を二つ取り出す。
「ぶどうとレモンどっちがいい?」
「…どっちでもいいです。」
背中を向けられているので顔は見えないが、たぶん唇を尖らせているんだろう。
「じゃあ…はい、どーっちだ。」
両手に飴を握ってつきだす。
「…じゃあ、こっち。」
とんとん、と指で右の拳をつつく。
ぱっ、と開く。
「お、ぶどうじゃん。」
「…じゃあ、いただきます。」
すこしふて腐れたような声で言う。
カロン、と口の中で転がす音が聞こえる。
「…甘い。」
「そりゃあ飴ですから。」
「…そろそろ、ホントにHalloween終わっちゃいますね。」
「そーね。」
「…そろそろおばけはおうちに帰らないとですよ。」
「…ふふ、誘うの下手だなぁ、おんりーちゃん。」
「….うるさいですよ。」
「ごめんごめん。じゃ、そろそろ行こっか。」
「…はい。」
「あ、12時すぎた。」
「もう11月ですね。」
「ドズルさんの誕生日21だわ。」
「そういえばそうですね。」
「なにあげよっかなぁ…」
「サウナグッズとかどうです?湿度計とか。」
「おんりーちゃん絶対いまおみ見てくれたでしょw」
「ええ、もちろん。」
「湿度計いいかもねぇ。…あ、どっちから帰る?」
うちに帰る道。
右か左か。
別にどっちから帰っても時間は変わらない。
「…じゃあ、左で。」
「ん。じゃあこっちとおろ。」
「はい。」
少し控えめに繋いだ手から温かみを感じる。
帰っても離したくない。