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【yaur】ここで待ち合わせでいいですか。

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【yaur】ここで待ち合わせでいいですか。

第6話 - まだ、だいすき

602

2025年06月29日

#yaur

#ゆあうり

#🍗‪🎸

ななせ ‪💡‬

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ななせ ‪💡‬

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あの頃は腕を振って走れた『ねこのま』も、この歳になるともっと窮屈に感じるし、そんな風に走れたなんて嘘のように狭い。

また会おうよ、うり。

人間の世界、好きなんだろ？人間として生きたいわって言ってくれてたじゃん。

またいつか、いや、絶対会おう。

うりがどんな姿でも見つけるから。

でもさ、俺だってこの世界で、いつでも待ってられる訳じゃないからさ。

生まれてきてくれたとしても、どこにいるか検討だってつかないし。

「うり、もしこの世界に人間として、生まれてきたのなら、その時は」

──この俺が小さい頃勝手に名付けた『ねこのま』。君はなんだそれと笑ったけど、いい名前だと思わない？

猫の魔法にかけられた場所。素敵な思い出を作ってもらった場所。

君のことしか考えられない魔法は本当に今でもかかってるんだよ。

ずっと君を考えてるから。

「────ここで待ち合わせでいいですか。」

『いいよ、俺は絶対そっち行くから。』

『お前がこっちに来る前にな。』

『え？最後なんて言おうとしてたかって？』

『はは笑お前と同じだよ。』

『─────愛してる。』

【あとがき】

またまた連載しました、そして6話で終わってしまいました。

いつも6話で終わってしまうんです、、、。今回は、ねこと人の異種間での恋を書いてみました。切ないですよね。

神様ってひとつの大きなダメージだけで天界に戻されてしまうみたいなイメージが勝手にあったのでそうさせていただきました。

何がともあれ、完結できてよかったよー！

一つ一つのお話のタイトルをよく見てほしい！『ねこのま』で始まって、『ねこのま』で終わる言葉が隠れてるから！

コメントといいねたくさんよろしく！

ばいびー！