はぁー自担おたおめ🥹🥹
っていうことで恋愛ではない感動(?)系を描いていきます😖♡
桃「………」
配信の準備をする
マイクテスト、Vの作動確認、手術したからだろうか、まだ喉が声を出すことに慣れなくなり発声練習
そして配信始まりの知らせるポストの内容を打ち込む
桃「……っし、時間だし始めるか。」
配信を始めるボタンを押し、言葉を丁寧に出す
桃「こんばんはー。」
震えきった声を絞り出して喋る
今日は俺、ないこの誕生日
今日の日のためにリスナーのみんなも俺も準備してきた
メンバーも準備してきてくれてたのであろう(多分)
桃「今日も俺の配信来てくれてありがとうね笑」
そう丁寧に言葉を発す
この幸せな時間が終わってしまったら地獄の時間になってしまうから。
どれだけ逃げようとしたってこの数時間が終わってしまえば絶望になってしまうから
桃「じゃあ、始めよっかな!w」
桃「わこないですー!」
まずはこの幸せな時間を噛みしめるとしよう
桃「……じゃあ、締めようかな。」
桃「幸せな誕生日だったよ、ありがとう笑笑」
桃「じゃ、おつないです。」
そう素っ気ない挨拶を交わして配信終了のボタンを押す
パソコンも閉じ不安の一息をつく
楽しかった時間がもう終わってしまう
次は怖い時間なんだと、
メンバーに連絡して会社に呼び出す
この日のためだけに借りた会議室で1人きりの部屋で皆を待つ
ガチャリとドアが開く
いつもと変わらずに明るい声を会議室内に響かせる
1人のかっこいいがどこか幼さがある声
1人の高くて可愛らしい声
1人の低くて落ち着く声
1人のしっかりとした声
1人のかっこいくて頼れる声
この5つの声と自分の震えた声が会議室で混ざりあった
桃「来てくれてありがと……」
赤「ういー…どうしたのー?」
青「配信大成功やったなー♪」
黒「リスナーのみんなもないこも幸せそうやったな笑」
水「僕達も見てて楽しかったもんね!」
白「んな、♪」
と口々に話し出す
そんな中俺はただ黙って聞いてるだけ
微笑みもせず硬い表情のまま
桃「…………」
青「…ないこ?」
桃「っあ……」
さすが俺の相棒だ
1番に様子のおかしいとこに気づける
青「……話したいことって?」
桃「あ、そうだった…笑」
なんて濁す
忘れてるわけがない。忘れようと思っても忘れられない
頭の中がグルグルしてお腹がギュウギュウ締め付けられる
桃「…………」
水「……無理しなくていいからね?」
桃「………うん?」
水「………なんか…そんなはずはないって思ってるけどさ…笑」
白「んな、…やっぱり…笑」
多分察するんだろう
自分も同じ道を通ってきたから、どんな気持ちだったのか
白「……ないちゃん。」
赤「………」
やっぱりいつもと空気感が違うことに気づき始めたのだろうか
みんなが黙りだす
そんな中俺は話さないといけないのか?
そんなの無理に決まってる、本当にどうにかしてほしい。
桃「………あのさ、」
桃「……俺ッ、………」
どうしても言葉が詰まる
どれだけ話そうとしても喋れなくなる
桃「辞め…たい…ッ……」
赤「………」
水「ッッ………」
白「……………。」
青「……っ、、」
黒「…………………」
やっぱりみんな驚いた顔をする
俺だってこんな事言いたくなかったさ、でも辛いんだよ。
どれだけ頑張ったって叩かれたり降りられたり
離れていってしまう人がたくさん居る
桃「耐えられ……なくて…さ…笑」
桃「…俺、十分…かなってッ……頑張ったのさ……」
桃「本当に…社長なのに情けないね…笑」
なんて1人で話し続ける
6人いるはずの会議室が静かで、
いつもはうるせぇ6人なはずなのに今日だけは静かで、
外の音が部屋の中にまで聞こえるようになって、
桃「………あ、はは…っ…泣」
桃「………ごめ、…んッ…泣」
出すつもりのなかった目からあふれる雫
1つ1つの雫が重くてしょうがなくて
止めたくても止められないそんな雫で
汚れている雫だった
そんなふうに1人で喋って1人で泣いてたら背後から温かみを感じた
赤「ない…くん…ッ……」
桃「り、…うら………?」
赤「わかったからもう無理して喋らなくていいよ……。」
桃「っ……」
りうらが1番最初に寄り添ってくれた
他のメンバーはただ遠く見てるだけ
でも、その視線1つ1つが暖かくて安心できて
他の企業様と交渉へ行ったときの視線とは違くて
ないこを、俺を認めてくれてる視線で
桃「あぁッ………”泣」
赤「…………」
泣き崩れる俺を優しく見守る4人と俺の背中を撫でてくれる最年少
本当にどこまで優しい人たちなのだろうか
桃「……本当にごめんね、」
水「……ないちゃん、辞めない?」
桃「うーん………笑」
白「えっ??いや…それはないやろ…笑」
青「……頼むから辞めんといてくれや…。」
なんて普段言わないメンバーも俺を止めてくれる
俺って愛されているな、ずっと好きでいてくれるなんだな。
桃「辞めないよバーカ…笑」
桃「ごめんね、……」
黒「………」
最年長の悠佑にデコピンをされる
黒「お前が言うべき言葉はそれちゃうやろ。」
桃「………ははっw」
桃「ほんと…ありがとっ♪」
end
本当におめでとうすぎる😭♡
配信聴きながら描いてたけど配信の締め方全然違くてわろてる
まぁ、おやすみなさい‼️
コメント
2件
ばあああああああ最高すぎますなんですかほんとに🎶‼️✨ 🍣さんの配信中成長感じすぎて泣きながら見てました💧♡ まじほんと最高すぎますほんとにほんとになんでこんなにいい作品ができるのか⁉️♡ 引き留める姿とか解釈完全一致すぎてしんどいです😽💘 そういえば桃赤♀作品更新したのでお時間ある時みて欲しいです❤︎,,