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人物紹介

藤崎家 (ふじさき)

柊(ひいらぎ)

 主人公16歳双子の弟 四男 愉悦部所属一人称は素は俺 仁以外の前では僕

 雪(せつ)

16歳双子の兄 病弱 三男一人称は僕柊の被害者4

 楓(かえで)

22歳長男一人称は俺柊の被害者1だけど加害者でもある

 椿(つばき)

20歳次男一人称は僕柊の被害者2だけど加害者でもある

 桜(さくら)

死亡時 34歳四兄弟の母雪と同じく昔から病弱で柊が5歳の時に死亡

零士(れいじ)

48歳四兄弟の父仕事で色々な国を飛び回っている急に上2人から連絡がきたと思ってら柊についてでやばいことになってて色々しんどい柊の被害者3 

仁(じん)

16歳柊の親友兼協力者面白いこと=人の勘違いを見ることが大好き楓は面白い奴と思っている反面あながち勘違いではない部分もあるとしり心配になったが柊といると楽しくいつからか恋心に本当に兄達に見捨てられたら囲う気満々

 柊の学校の人達(ファンクラブ)

柊様今日も麗しいでも仁といるとギャップで可愛すぎる!!!



死んで転生した

俺はどこにでもいるような高校生だった、ただ1点違うところを上げるなら愉悦部所属の勘違いが大好きという点を除けばだが転生に気がついたのはついさっきだ

この体は3歳だそうだ今までのこの体の記憶が流れ込んできた

名前は柊らしいそして今生は運がいいことに双子の兄が病弱で家族のみんなが兄に掛かりっきりだだから俺は考えた従順でいつも言うことを聞いて兄を大切にしてると思っていた

弟が実はただ心が壊れているだけだと知ったらと凄く面白そうだ!!

だから俺は作戦を始めたまず最初にあまり誰も頼らなくする都合のいいことに昨日いつもは病院にいて家に帰ってこない兄の雪が帰ってきてその時に体調をやはり崩し誰もこの体の子にかまってくれず子供らしく駄々をこね上2人の兄、楓と椿とひと悶着あったそうだだから今回の件で心を入れ替えて雪のことを考えて頼らなくなったと思わせればいい。

次に表情の変化を徐々になくしていくそして高校に入った時に1人だけ心を許せる友達を作ったということにしてその人の前だけは色々な表情を見せるそれを偶然兄達に見せるついでに喋るのも少なくしよう!

これもその人も前だけではいっぱい喋る!

ああ、楽しくなってきた!!

そして、最後に日記をつける勿論ただの日記じゃない雪に付きっきりで自分を一切見てくれない兄達を見て俺はいらない子なんだみたいな闇日記だまぁ俺自身は一切そんなこと思ってなんだけどな。

そして俺は順調に計画を進めながら高校に入学したそして偶然俺と趣味の合う他人の勘違いを見るのが大好物の奴を見つけた名前は仁間違えて今後の計画を書いた紙を捨て忘れた紙を見られたのが始まりだだから仁に計画を話し協力してもらうことになった仁は俺の外面とは正反対の不良の格好をしてたちなみに俺は今生の体のスペックがいいのか大体の物は一度見れば覚えられるし前世の経験で優等生になれているだからそのギャップでさらに周りから見た印象が強くなる相性が最高すぎる!

仁「こっからはどうすればいいんだ?」

「まず、俺に根気ずよく話しかけ心を開かせるという演技をしてくれ!大体半年ぐらいか?」

仁「分かった、でもよくお前こんなに面白いこと思いつくよな!」

「だろ!で、この後は半年経つぐらいには俺は仁に心を開き色々な表情を見せ喋るようになる勿論仁限定でな学校では当たり前に周知されるだろうから次は偶然俺の家族にその現場に居合わせる」

「あぁ、本当に楽しみだ!」

仁「じゃあ、これから俺はお前と関わるために昼を一緒に無理やりするって感じでいいか?」

「ああ!本当に仁は最高だ!!」

半年後

「やっと、本格的に計画を進められるな!」

仁「ああ、そうだなそれにしてもお前が初めてクラスの奴らの前で少し笑った時の周りの反応は傑作だったな」

「だよな!あの時物凄く爆笑しそうになって焦った」

「この後は俺がよく不良である仁とつるんでいるということを俺の兄達の耳に入ればいいんだがまあそれも時間の問題だろうなその時はスマホで実況してやるよ!

」仁「最高だな!楽しみにしてるぞ」

「じゃあこの後一緒にゲーセンでもどうだ」

仁「勿論だ、お前とは協力者ではあるが一番気の合う親友でもあるしな!」

「たぶんそろそろ今夜あたりには兄達の耳にはいって俺に確認してくるはずだだからきちんと聞いておけよ仁が大好きな勘違いの始まりだ楽しみにしておけよ!」

仁「おお!やっとこのストーリーが始まるんだな待ちくたびれたぜ勿論楽しみにしてるにきまってるだろ」

「ああそれと今日は兄達に確信をもたせてからのは・な・し・あ・いにするために少し遅く帰るつもりだからちょっと付き合えよ」

仁「はいはい、わかったよ」

「ああ今から楽しみだ!」

仁「楽しすぎて間違えて笑うなよ!」

「わかってるよ、このために今まで準備してたんだからな!」

「じゃあまた後で家を飛び出す予定だから××公園でな!」

仁「ああ、また後で」

「ただいま帰りました」

楓「遅い今までどこに行ってたんだ!」

椿「まあまあ兄さん落ち着いて柊ちょっと話があるから荷物を部屋に置いてきたらリビングに来てくれるかな?」

「わかりました」

やっときた! 

『もしもし仁ビンゴだ今から行ってくる』

仁『ああ、楽しませてくれよ』 

「お待たせしました楓兄さん椿兄さん」

椿「大丈夫だよそこまで待ってないからさて本題に早速入っていいかな?」

「はい、わかりました大丈夫です」

楓「まず、何故今日はいつもより帰りが遅くなった」

「友達と遊んでいたからです。」

「時間でしたらまだ7時ですので大丈夫だと思いました。」

楓「言い訳は分かった次だ今不良と絡んでるらしいな今日のもそいつだったんじゃないか不良なんかとつるんでなんかあったらどうするんだ今すぐにそんなやつとは縁を切れ」

「…です」

楓「はっきり言え!」

「仁君はそんな人じゃないです!」

楓・椿「「!!!」」

椿「落ち着いて柊僕たちは柊のことを思って言ってるんだよ」

「兄さん達が心配してるのは僕じゃないですよね」

楓「なに?」

椿「なんでそうおもったの?」

「兄さん達が心配してるのは雪が不良に絡まれたらどうしようという方面ですよね」

椿「それは勿論だけど僕たちは柊のことも心配してるよ」

「うそつき」

椿「え?」

「僕はいらない子だったんでしょ、邪魔な子だったくせに!」

楓「何をいってる」

椿「そんなこと思ってないよ」

「いつも雪のことばっかりだったじゃないか!雪が家にいない時もいつもいつも雪、雪って僕の話なんか1度もきちんと聞いてくれたことがないくせに!」

楓「それは、仕方ないだろ雪は柊と違って体が弱いんだから」

「やっぱり、これで少しは僕の話を聞いてくれると思った僕が間違えだった!きちんと僕の話を聞いてくれたのは仁君だけだ!仁君は僕がどんなに反応を示さなくても根気ずよく僕に関わってくれた!」

「やっぱり少しでも兄さん達に期待したのが間違えだったんだ!」

ばん!

楓・椿「「柊!!」」

よしうまくいった!このまま公園まで走れば

「仁君!!」

ぎゅ

仁「大丈夫か!!」

こそっ

仁(おまえの兄貴たちついてきてるぞ)

(ああわかってる少し演技に付き合ってくれ)

仁(わかった)

仁「何があった!大丈夫か!!」

「すこし、やっぱり無理だったんだ兄さん達と分かり合うなんて僕はいらない子だから」

仁「!!そんなことない!少なくとも俺は柊をいらない子だなんて思ったことはない!俺の大切な奴だ!!」

「仁君…ありがとう大好き!」

仁「もしよかったら俺の家に来るか?」

「いいの?」

仁「ああ、勿論だ」

Side.兄達

楓「なんでこんなことに!」

椿「一旦家に帰ろう兄さんもしかしたら柊の部屋に今回のことについての手がかりがあるかも」

楓「そうだなそうしよう雪も一人で家に置いてきてしまって心配だからな」

Side.主人公

プルプル

「あははは!」

「あれ見た!傑作!!」

仁「ああ聞いてたし見てたあれはやばいな」

仁「で、本気で泊まるの俺のうちでいいか?」

「ああ!勿論」

「ついでに面白いことも仕掛けてきたからな」

仁「何を仕方けたんだ?」

「ん~ひ・み・つ!」

「あ!でも隠しカメラ仕掛けてきたから兄さん達の反応見れるぞ!」

仁「それは楽しみだな!」

Side.兄達

俺たちは早速家に帰ってきてさっきの騒動で雪が起きてしまってないか確認してから柊の部屋にきたびっくりした部屋に物がないいやあるにはあるが少なすぎるベットに本棚に机だけだ本棚も学校の教科書と図書館から借りてきたっぽい本が3冊それと何かのノートだけだったさすがにびっくりしすぎてクローゼットの中も見た制服はさっき着てたからないとしてもたった3着は少なすぎる!

椿「兄さんこれ本当に柊の部屋?」

楓「あ、ああだがそれにしては物が少なすぎる」

椿「兄さんあの本棚のノート日記じゃない?何かわかるかもしれないから見てみない?」

楓「ああ、俺も賛成だ」

ペラッ

楓・椿「「これは!!」」

Side.主人公

「あははは!」

「さいっこう!よりにもよってそれを選ぶとはね!」

仁「何かあるのか?」

「あれはまだ俺の心が壊れてなかったころに兄さん達に見てもらいたくて努力してことごとく失敗して心が壊れたところまでが書いてある日記なんだよ」

「他はまだ壊れてないときのもしくは壊れた後の諦めた時の日記だから一番あれが一番きついんじゃないか?」

仁「あははは!なにそれ最高すぎるだろ!!」

Side.兄達

○○年×月△日

きょうはおにいちゃんのためによるごはんをつくってみた!

でもせつがたいちょうくずしたみたいでいまはなしかけるなとおこられてしまったごはんはけっきょくひとりでたべてほかはすてたこんどはたべてもらえるといいな!

○○年□月◇日

今日は学校のかけっこで1位をとったお兄ちゃん達がほめてくれるかと思って1位の賞状を見せに行ったそしたらそんなに自慢して走れない雪が可哀そうだと思わないのかとおこられてしまった今日もだめだったいつもお兄ちゃん達は雪のことばっかりでぼくをみてくれないぼくがいらない子だからかなじゃまな子だからかなこれからはあまりしゃべらないでめいわくをかけないようにしよう

○○年△月□日

今日は~ああやっぱり僕はいらない子なんだねもう期待するのはやめよう

楓・椿「「…」」

楓「これは俺はなんてことを」

椿「どうしたらこんな柊になんて謝れば」

楓「もっと柊の話しを聞いてあげれば!」

Side.楓

柊は雪のことをきちんとわかっているから家のことをわかっているからきちんとしているんだと思ってた小さい頃に子供らしい駄々をこねてかまってくれないからなんて理由で雪なんかいらないと言った柊を怒った

その次の日から柊は駄々をこねることがなくなったから理解してくれたんだと思った雪が一番大変なんだとでも実際は違ったただ俺達に期待するのをやめただけだ考えてみればいつから柊は感情を表すことがなくなったいつから全て一人でやるようになった?

考えてみればいくつも疑問点はあったでも雪が大変だからと言って理由をつけ向き合わなかったのは俺だSide.楓柊はおとなしくて手のかからないいい子だと思ってた子供の頃の駄々は大きくなるにつれて治まっていったそう思ってたけど違った治まっていったわけじゃないただただ諦めただけだ柊は僕たちに失望しただけだった僕はこれからどうしたらいいんだろう

Side.主人公

柊・仁「「もうダメ…あははは!」」

「これは思った以上に傑作だ!」

仁「お前最高すぎないかここまで笑ったのは久しぶりだ!」

仁「で、これで終わりなわけがないよな次は何をするんだ!」

「ああ、つぎは」

「前も言ってた兄達に偶然仁といるところを見せつける」

仁「あの兄達どんな反応するんだろうな」

 数日後

「多分ここら辺だったら兄達に見つかると思う」

仁「あいつらどんな反応するだろうな」

「まあ言っちゃなんだが普段通りにすればいいだけだからな」

「まずお腹すいたしファミレスにでも行くか?」

仁「そうだな」

 「仁は何食べる?」

仁「俺はステーキを食べるお前は何食べる?」

「俺はオムライス、甘いものはどうしよう~」

仁「そういえばさっきの広場にクレープの店が出てたぞ」

「本当!!じゃあそっちにする!」

仁「本当おまえ甘いの好きだよな」

「うん!だいすき」

仁(あ~、かわい)

「?何か言った」

仁「何でもない」

 仁「なんのクレープ食べる?」

「ん~、どうしよう色々ありすぎて迷う!」

仁「!」

「どうかした?」

仁(あれ、お前の兄貴じゃないか)

(本当だ、じゃあ今から口調直すね)

仁(ああ、わかった)

仁「柊そんなに迷うんだったら3つぐらいたのんだらどうだ?」

「でも僕そんなに食べれないよ???」

仁「そんなの残った分を俺が食べればいいだけだろ」

「え!いいの?」

仁「ああ、勿論だ」

「やった!」

「じゃあ、このキャラメルとチョコブラウンとツナのやつ!」

仁「?全部甘いのじゃなくていいのか??」

「うん、だって仁君甘いのそこま好きじゃないでしょ?」

仁「!知ってたのか」

「勿論!仁君のことだもん知ってるよ」

仁「そうか」

「仁君そっちの一口ちょうだい」

仁「ああ」

「ん~、こっちもおいしい!」

仁「この後はどこに行く?」

「どうしよっか」

「あ!ゲームセンターはどう?」

仁「ああ、いいな」

Side.兄達

今日は雪が入院中なこともあって見舞いにいった後にぶらぶらしてた

椿「!兄さんあれ、柊じゃない?」

楓「!!」

椿「でも、あんなに笑ってる柊見たことない」

椿「?兄さん」

楓「俺は柊になんてことを」

ぶつぶつぶつ

椿「兄さん!柊行っちゃう追うよ!早く立って」

楓「あ、ああ」

Side.柊

うまくいってるさすがに楓兄さんがあんなになるとは思ってなかったから爆笑しそうだったけど

「初めて知ったけど仁君ってクレーンゲーム得意なんだね!」

仁「そういえばそうだな大体の物はとれるな」

「じゃああれあのうさぎのぬいぐるみが欲しい!」

仁「ああ、わかったちょっと待ってろ」

仁「ほら、これだろ」

「わ~!ありがとう、仁君大好き!」

「あ、そうださすがにそろそろ自分の家に帰るね」

仁「!ああ、わかったけどいつでもまた俺の家に来ていいからな?」

「ありがとう仁君!」

「そろそろ、時間だし帰るね」

「また明日学校でね」

仁「ああ、また明日」

Side.兄達

どうしよう今日はやっと柊が帰ってくるみたいだガチャ

楓・椿「「おかえり、柊」」

「はい、ただいま帰りました」

椿「ご飯はどうする?」

「お腹がすいていないので大丈夫です」

椿「そっか、じゃあ柊の分とっておくからお腹すいたら食べてね!」

「分かりました」

「では、失礼いたします」

椿「どうしたらいいんだろう、まず敬語を外してくれたらいいんだけど」

楓「今、父さんに連絡したすぐに帰ってくるらしい」

椿「!そっか、じゃあもしかしたら何とかなるかも」

Side.父

急に楓から連絡がきた時はまた雪に何かあったのかと思ったそしたらまさか柊のことだとは思わなかった最初は軽く何かあった程度だと思ったまさかそこまで柊が追いつめているとは知らなかった何が父親だ全く柊のことを見ずに楓から話を聞いてすぐに帰国する準備を始めた楓にはすぐ帰ると連絡を入れたお願いだからこれ以上柊が傷つかないようにと祈るしかできなかった

Side.柊

一応考えていた計画はほとんど成功させたから次は何をするか考えていたら急にドアが開いた

バン!

父「柊!!」

ビクッ!

「!お父さん、何故ここにいらっしゃるんですか確か今はイギリスにいたはずですよね?」

父「今まで悪かった!楓から連絡があってすぐに帰国したんだまさか柊がここで思い悩んでるとは知らなかったとはいえ父親としてもっと気にかけるべきだったのに」

「???」

「何を言っているんですかお父さんが謝る様なことは僕はされていませんよ」

父「柊...」

父「もしよかったらなんだが明日一緒に出掛けないか?」

「ごめんなさい、明日は友人との約束があり」

父「そうだったのか悪かった1ヶ月はこっちにいるから何かあったら言ってくれ」

「1ヶ月もですか?」

父「ああ、上に日本に一時的に居たいと掛け合ったら1ヶ月は日本に入れるように仕事を調節してくれたんだ」

「そうだったんですね」

父「ああ、だから何かあったら何かなくても言ってくれ」

「分かりました」

父「じゃあ俺は少し楓と椿に話があるから行くな」

「分かりました、おやすみなさい」

父「ああ、おやすみ」

ガチャン

は~、びっくりしたまさか父さんが帰ってくるとはだがもっと面白くなりそうだでもこの1ヶ月が期限だな最期はやっぱりみんなのいる前でだもんな

Side.父

楓の部屋に来た

コンコン

父「楓、椿居るか?」

楓・椿「「!父さん」」

父「入ってもいいか?」

楓「ああ、勿論だ」

父「で、柊に関してなんだが今までのことについて話してくれないか?」

楓「それは...」

椿「楓兄さん腹を決めて今回のことは僕たちに責任があるんだから」

楓「そうだな、実は」

~~~説明中~~~

父「...」

父「そんなことが、柊にどう償えば」

椿「父さんは悪くない、僕がきちんと柊も気にかけてればこんなことには」

楓「これに関しては俺も同罪だ」

父「そうだなこれは、俺達全員の責任だ」

父「ひとまず、柊にはきちんと愛しているといらない子なんかではないと伝えないと始まんないな」

Prrr

楓「?俺だ」

楓「!病院からだ」

父・椿「!!」

楓『もしもし、藤崎です』

楓『今、父がいるので変わりますね』

父『もしもし』

父『はい、わかりました明日お伺いします』

父『はい、ありがとうございます!』

楓・椿「「なんだって?」」

父「雪が手術できる目途が立ったみたいでその説明を明日聞きに行く」

椿「本当に!よかった~」

楓「これで一旦雪のことは大丈夫だな」

次の日

病院医者「ではこれに承諾のサインをお願いします」

父「はい」

医者「ありがとうございますでは手術は今から4日後と言うことで」

父「はい、お願いします先生」

医者「はい、私も執刀医として全力を尽くさせていただきます」

医者「このあとは雪君のところへ?」

父「はい」

医者「そうですか、ではまた後日」

父「はい、お願い致します」

父「失礼します」

椿「父さん、先生はなんて?」

父「4日後に手術みたいだ」

椿「そっか」

Side.雪

僕には3人の兄弟がいる一番上の楓にぃはいつも僕に優しくて甘いから大好き2人目の椿にぃは優しくてしっかり者で自慢のお兄ちゃん最後に双子の弟の柊はいつもしっかりしていてあまり表情は変えないけど大切な双子の弟前はなんで僕がこんな体なのに柊は外で遊べるんだろうって嫉妬したりもしてたけど今はそんなこと思ってない

コンコン

雪「?は~い」

父・椿「おはよう、雪」

雪「!わ~、パパ、椿にぃ」

雪「パパお仕事はどうしたの?!」

父「1ヶ月はこっちにいる予定だよ」

雪「本当!やった~!」

雪「そういえば、楓にぃと柊は?」

椿「それは」

父「2人は少し用事があって今日は来れないんだごめんね」

雪「そっか~じゃあ、仕方ないね」

父「それと、雪手術できるみたいで成功したら外で遊べるようになるぞ」

雪「本当、やった~嬉しい!!そしたら柊と色んな所にいけるかな?」

父「そうだな、勿論だ」

Side.柊

「ね~」

「あと1ヶ月で色々終わらせようと思うんだよね~」

仁「!!それは、また急だな」

「うん!今、父さんが帰ってきてて1ヶ月は日本にいるみたいだから」

「それとね、なんと!雪が手術をするみたいだからここら辺がいいところかな~と思って」

仁「そっか、最後はどうすんだ?」

「ん~それは、ひ・み・つ」

仁「この頃そればっかりだな」

「え~、だって教えたら面白くないじゃん」

仁「まぁ、そうだな」

「ま、楽しみにしててよさいっこうの最期にしてやるから」

仁「ん?わかったよ」

仁(今漢字がなんか違くなかったか?気のせいか?)

1週間後急に全員集合ってなんだ?

「ごめんなさい遅れました、それで話というのは何ですか?」

父「いや、皆今そろったところだ」

父「それで、話なんだがな雪が無事手術が成功した話はしたと思うが経過も順調らしくてな3日後に2日間一時帰宅が許された」

楓「本当か!」

椿「は~、よかった」

「そうですか、良かったですね」

(じゅあ作戦実行日はその日だな、あとで連絡しないとな)

「では、失礼いたします」

父「ああ、わかった」 

『もしもし、仁?』

『俺だ、前に言ってた実行日なんだが3日後になった』

仁『まじか!というか本当毎度急だな』

『仕方ないだろ、雪の一時帰宅が3日後になったって俺も今聞いたんだからな』

仁『それは、仕方ないな』

『まあ、詳細は後でメールにまとめて送る』

仁『あぁ、わかった』

「これで、やっと俺のシナリオが終わる」

3日後

やっと実行日だ仁にはメールで後で家に来るように言ってある

雪「ただいま~、久しぶりのお家だ!」

父・楓・椿「「「ああ、お帰り!」」」

「…お帰りなさい」

雪「?柊なんか暗い?大丈夫?」

「大丈夫です、気にしないでください」

雪「気にしないなんて無理だよ!」

「本当に、大丈夫ですから」

父「まぁ、一旦リビングに行こうか」

楓「そうだな」

そろそろかな

[そろそろ実行するから俺の家に来て]送信

雪「やっぱり柊さっきから変だよ大丈夫?」

「さっきから大丈夫って言ってますよね」

雪「でも」

椿「そうだよ柊どうしたのか僕たちに話してくれないかな?」

「本当に大丈夫ですから」

雪「でも、皆柊が心配で」

「いい加減しつこいですよ!」

皆「!!!」

雪「ご、ごめんね」

楓「さすがに強く言いすぎじゃないか!」

楓「2人共柊を心配してるだけなんだから」

「そんなこと思っていないくせに!」

ガチャ

Side.仁

柊からメールが届いただからインターホンを押そうとしただが柊の怒鳴り声が聞こえて演技だとわかっていても心配になって勝手に家に上がってしまった

Side.柊

ガチャ

ナイスタイミング!

「!なんで、仁君がここに」

仁「柊に用事があったんだが怒鳴り声が聞こえて心配で勝手に上がっちまったわりぃ」

仁「でも、その包丁はなんだ」

そう今俺の手には包丁があって刃先が自分に向いてある

「どうせ、僕は必要がない存在なんだから死んだっていいでしょ?」

父「!!必要がない存在なんかじゃない」

楓「そうだ、お前も俺の大切な弟だ!」

「嘘つき!!」

「雪が体調良くなったから本格的に僕なんていらなくなったくせに!」

椿「そんなこと、ないに決まってるだろ!」

「いつもいつも雪が家にいなくても雪のことしか考えてなかったくせに!」

「今さら遅いんだよ!」

グサッ

バタン

皆「柊!!!」

仁「柊、しっかりしろ!」

仁「ちっ、止血しても止まんねぇ」

「仁君、だい す き」

仁「っ、無理にしゃべるな」

「ごめ んっ ね じん くん だ けぼく をあいして くれ たねう れ しかっ たよ あり が と う」

パタ

父「柊!!」

楓「ちっ、まだ救急車は来ないのか」

椿「もうすぐ、つくはず!」

雪「救急車きたよ!」

愉悦部所属の主人公が転生したら

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