テラーノベル
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夜中の2時過ぎ。
アパートの狭いリビングに、冷蔵庫の微かなモーター音だけが響いている。
「…早パイ、まだ起きてんの?」
デンジが寝ぼけ眼でドアの隙間から顔を出した。
Tシャツとパンツ一丁。いつもの無防備な格好だ。
早川アキはソファに座ったまま、煙草を灰皿に押しつける。
「うるさい。お前こそ寝ろ」
「寝れねぇよ。アキの匂いが頭ん中ぐるぐるしてさ」
「……は?」
デンジはふらふらと近づいてきて、そのままアキの膝の上にどさっと乗っかった。
まるで大型犬が飼い主に甘えるような、ずうずうしい重さ。
アキは眉を寄せながらも、なぜかデンジの背中を軽く押しのけようとはしなかった。
「わかんねぇけど…なんか落ち着くんだよな。タバコと…なんかよくわかんねぇけど、いい匂い」
デンジの鼻先が、アキの首筋にすり寄る。
熱い吐息が肌を這う感触に、アキの肩が小さく跳ねた。
アキの声がわずかに上ずり、喉の奥で詰まるように震えた。
「お前なにふざけたこと言ってんだ、早く寝ろ」
必死に平静を装って吐き出した言葉は、普段より少し早口で、耳まで赤く染まった首筋を隠すように顔をそむける。
デンジは膝の上でくすくすと笑い声を漏らし、わざとらしくアキの胸に頬を押しつけてきた。
「へー、早パイめっちゃ照れてんじゃん。耳真っ赤だし、心臓うるせぇよ?」
指先でアキのシャツの裾を摘まみ、くいくいと引っ張りながら、悪戯っぽく目を細める。
アキは慌ててデンジの肩を押そうとするが、手に力が入らず、ただ震える指先がTシャツの布地を弱々しく掴むだけ。
「う、うるせぇ…! 照れてねぇよ、バカかお前は」
声は低く抑えようとしているのに、語尾が微かに裏返り、余計にバレバレだ。
デンジはさらにニヤニヤを深めて、アキの顎を指で軽く持ち上げ、真正面から覗き込む。
「じゃあさ、俺のこと見つめて『早く寝ろ』って、もう一回言ってみ? ちゃんと目合わせてよ、早パイ♡」
熱っぽい吐息をわざと耳元に吹きかけながら、意地悪く囁いた。
アキの息が一瞬止まり、下腹部に熱く疼くものがはっきりと膨張していくのを感じて、顔がカッと熱くなった。
「…っ、ちょっと待て」
慌てて声を低く抑え、両手でデンジの腰を掴んで持ち上げようとするが、指先に力が入りすぎて震えてしまう。
デンジの体重をずらしながら、必死に股間を隠すように体を捻り、ソファの背もたれに背中を押しつけて距離を取る。
「早パイ? 急にどうしたんだよ」
デンジはまだ何も気づかず、膝を浮かせられたまま不思議そうに首を傾げ、悪戯っぽい笑みを浮かべたままアキの顔を覗き込む。
その無邪気な視線に、アキの耳の先まで真っ赤に染まり、心臓の音が耳元でうるさく鳴り響く。
アキは喉を鳴らして唾を飲み込み、なんとか平静を装って吐き出した。
「重いんだよ…お前。いい加減降りろ」
声はかすかに掠れ、視線をデンジの顔から逸らしながら、必死に股間の熱を抑え込もうと太ももに力を入れる。
デンジは「えー、まだ遊び足りねぇのに」とぶーたれながらも、素直にアキの膝から降りて、隣に座り込んだ。
まだ何も気づいていない様子で、足を組んでアキの肩に肘を乗せてくる。
デンジは隣に座ったまま、悪戯っぽくアキの肩を小突きながら顔を近づけてくる。
「なぁ早パイ、さっきから顔赤ぇけどマジで照れてんの? かわいー笑」
くすくす笑いながら指でアキの耳たぶを軽くつまみ、わざと息を吹きかけてくる。
そのたびにアキの下腹部がびくんと熱く脈打ち、ズボンの中でさらに硬く膨張していくのが自分でもはっきりわかって、背筋に冷たい汗が伝う。
アキは必死に太ももを締め、声を低く絞り出す。
「…うるせぇ、からかうな。もういいだろ」
言葉とは裏腹に、股間の熱は抑えきれず、布地を押し上げるように疼きが強くなる。
心臓の音が耳元でドクドクと暴れ、デンジの視線が自分の顔から下に落ちないよう、必死に肩をすくめて体を固くする。
デンジはまだ何も気づかず、ニヤニヤしながらアキの膝に手を置いてさらに身を寄せてくる。
「逃げんなよー。もっと近くで見せてくれよ、早パイの照れ顔」
無邪気な手が太ももの内側に滑りそうになり、アキは反射的にその手を掴んで押し返し、息を荒げて顔を背けた。
ズボンの前が今にも張り裂けそうなほど張りつめ、熱い脈動が止まらないことに、アキの頬はますます熱を帯びていく。
デンジがさらに身を寄せてきて、悪戯心からアキの太ももをぽんぽんと叩きながら笑う。
その瞬間、手のひらが無造作にアキの股間の膨らみに軽く触れ、布越しに熱く張りつめた感触を掠めた。
「んっ…!」
アキの喉から小さく掠れた声が漏れ、体がびくんと跳ねる。慌てて口を押さえ、顔を背けて息を殺すが、耳まで真っ赤に染まった頬は隠しきれない。
デンジは一瞬手を止めて、不思議そうに眉を寄せる。
「…ん? 早パイ急にどした?」
首を傾げながらも、特に深く考えず、すぐにニヤリと笑みを戻してアキの肩に顎を乗せてくる。
「ま、いっか。ほらアキ、もっとこっち向いてよ。逃げんなって」
そう言いながら、今度はわざとらしくアキの膝に手を滑らせ、内ももをくすぐるように指を這わせていく。
アキの股間はさっきの接触でさらに熱く脈打ち、ズボンの前が痛いほど張りつめて、抑えきれない疼きが全身を駆け巡る。
アキは歯を食いしばり、声を震わせて吐き出す。
「……お前、ほんとに…!やめろって」
必死にデンジの手を掴もうとするが、力が入らず、指先がただ震えるだけ。
デンジはまだ何も気づいていない様子で、楽しげにアキの耳元をくすぐり続ける。
アキの股間は限界まで張りつめ、ズボンの布地が擦れるたびに鋭い痛みが走り、熱い脈動が下腹部全体を締め上げるように疼く。
(…っ、くそ…)
心の中で呻きながら、必死に太ももを締めて耐え、視界がぼんやりと熱で霞む。
未成年だ、絶対に手を出せない――その理性だけが、崩れそうな体を辛うじて繋ぎ止めている。
デンジの顔を見るときも、いつものように眉を寄せて低く声を出す。
「…お前、いい加減にしろ。もう寝ろって言ってんだろ」
言葉は平静を装っているつもりだが、息が浅く、語尾が微かに震えてしまう。
デンジはアキの肩に肘を乗せたまま、ふと動きを止めた。
「…早パイ、なんか変じゃね?」
目を細めてアキの顔をまじまじと見つめ、首を傾げる。
いつもより息が荒いこと、頰が異様に赤く、額にうっすら汗が浮いていること、そして視線が自分を避けようと必死に逸らされていることに、ようやく気づき始める。
「顔、熱くね? 熱でもあるのかよ…それとも…」
デンジの指が無意識にアキの頰に触れようと伸び、悪戯っぽかった笑みが少しずつ真剣なものに変わっていく。
アキは慌ててその手を払い、声を低く絞り出す。
「…なんでもねぇ。触るな」
だが、その拒絶の仕方がいつもより弱々しく、デンジの瞳に疑念が濃くなる。
アキは必死に平静を装いながら、ソファの端に体をずらし、膝の上に広げていた薄い掛け布団を股間に押し当てて隠していた。
だが、デンジが「なんか隠してんじゃね?笑」と笑いながら手を伸ばしてきた瞬間、布団の端を引っ張られてずるりと滑り落ちる。
ふぁさっ、という小さな音とともに布団が床に落ち、アキの股間を覆っていたものが剥き出しになった。
ズボンの前が痛々しく盛り上がり、布地が張りつめて輪郭をくっきりと浮かび上がらせ、熱く脈打つシルエットがデンジの視線に晒される。
デンジの目が一瞬で丸くなり、口がぽかんと開いた。
「……え、マジ? 早輩、これ……俺のせいで……?」
声が上ずり、からかい顔が一気に驚きと興奮の混じったものに変わる。
指を伸ばしかけて、でも触れずに途中で止まり、代わりに自分の頰をぽりぽりと掻きながらアキの顔を交互に見つめる。
「すげぇ……めっちゃ勃ってんじゃん。痛そ……俺、そんなエロいことした?」
アキは顔を真っ赤に染め、慌てて両手で股間を覆おうとするが、すでに遅く、体が熱で震えて力が入らない。
「……見るな、バカ……!」
声は掠れ、視線を床に落としたまま、肩を震わせて息を荒げる。
心臓が耳元で暴れ、羞恥と疼きが混じり合って頭が真っ白になる。
デンジはまだ呆然としながらも、ゆっくりとニヤリと笑みを浮かべ、
「早パイ……俺のこと、そんなに……?」
と囁くように言い、距離を詰めてくる。
デンジは目を輝かせて、にやにやと唇を舐めながらアキの股間に視線を落としたまま、わざとらしく舌をチロチロと出して見せつける。
「へぇ〜、早パイのここ、俺のせいでこんなにパンパンなんだ? 俺が舐めてあげよっか……んっ、れろれろ〜♡」
口を大きく開けてフェラのジェスチャーを繰り返し、わざと卑猥な音を立てて舌を鳴らす。
「チュパ、チュパ……どう? 想像しただけでまた✖︎✖︎しちゃう?」
完全に軽いノリで、悪戯っ子のように笑いながらアキの膝をぽんぽんと叩く。
アキの視界が一瞬真っ赤に染まり、理性の糸が今にもプツンと切れそうなほど張りつめる。
「…お前……」
声が低く、震えながら喉の奥から絞り出され、拳が膝の上でぎゅっと握り締められる。
股間の疼きは痛みを通り越して熱い痺れになり、息が荒く、額に汗が滲む。
未成年だ、絶対に、絶対に手を出せない――その言葉だけを頭の中で何度も繰り返し、必死に体を固くして耐えるが、目がすでに獣のように鋭くデンジを睨みつけている。
デンジはまだ空気を読まず、楽しげに身を乗り出してアキの耳元に囁く。
「早パイ怒んなよ〜、からかってるだけだって。……でもさ、ほんとに我慢できなくなったら、俺のこと、喰っちゃってもいいよ?」
最後の言葉にウインクを添えて、また舌をチロリと出して煽る。
アキの堪忍袋の緒が、とうとう切れた。
「……もう、いい加減にしろ、デンジ」
声は低く、抑揚がなく、静かなのに底知れぬ怒りが滲み出ている。
ゆっくりと立ち上がり、デンジの襟首を掴んで引き寄せ、顔を近づけて睨みつける。
目は血走り、息が熱くデンジの唇にかかる。
「お前が……どこまで本気かわかんねぇけどな。俺はもう限界だ」
言葉の端々に、抑えきれなくなった欲望と苛立ちが混じり合い、デンジの瞳に初めて本気の恐怖と興奮がちらりと映る。
デンジの顔から一瞬で笑みが消え、目が大きく見開かれる。
「…え、待って、早輩……本気で怒ってんの?」
声が裏返り、襟首を掴まれたまま体が硬直して、後ずさろうとするがアキの指が離さない。
いつもはふざけても許してくれるアキの目が、今は本気で獣のように鋭く光っていて、デンジの背筋に冷たいものが走る。
「ちょっとからかってただけだって……!」
慌てて手を上げて降参のポーズを取り、喉がごくりと鳴る音が静かな部屋に響いた。
アキはデンジの襟を掴んだまま、息を荒くして顔を近づける。
「……からかってただけ、か」
低く抑えた声が、怒りと欲望の狭間で震えている。
デンジの瞳に映る自分の顔が、普段見せないほど荒々しくて、デンジは本気でビビりながらも、なぜか股間が熱くなるのを感じてしまう。
「早輩……ごめん、俺、悪かった……!」
小さく震える声で謝りながらも、視線はアキの唇から離れられず、恐怖と興奮が混じり合って体が熱くなる。
アキはデンジの襟をゆっくりと緩め、額をデンジの額にくっつけて深く息を吐く。
「……お前がそんな顔するから、俺が我慢できなくなるんだよ」
掠れた声で呟き、理性の最後の糸を必死に握りしめながら、デンジの肩を強く押して距離を取る。
だが、その手はまだ震えていて、デンジの体温が離れるのが惜しいように、指先が名残惜しげに布地を掴んだままだった。
デンジの瞳が急に真剣な光を帯び、震える声で囁いた。
「……いや、その……俺、結構マジだから、好きにしていいよ…」
その言葉に、アキの理性の糸がぷつりと切れ、荒々しくデンジの顎を掴んで引き寄せる。
唇を激しく重ね、すぐに舌を深くねじ込み、じゅぷじゅぷと粘つく音を立てながら口腔内を貪るように舐め回す。
デンジの息が苦しくなり、喉からくぐもった呻きが漏れ、体がびくびくと震えても、アキは容赦なくキスを続け、熱い唾液を絡めてさらに深く押し込む。
アキの指がデンジの首筋を強く握り、逃げられないように固定する。
「…んっ、ふ……アキ、息……っ」
デンジが必死に唇を離そうとするが、アキはさらに舌を絡め、じゅるじゅると卑猥な音を響かせて吸い付き、酸素を奪うような濃厚さで攻め立てる。
デンジの視界がぼんやりと霞み、肺が焼けるように痛むのに、アキの目は獣のように輝き、ようやく離れた唇から糸を引く唾液が滴る。
アキは息を荒げ、デンジの濡れた唇を指で拭いながら、低く呟く。
「……お前が誘うからだぞ、デンジ」
再び唇を重ね、乱暴に歯を立てて軽く噛み、じゅぷっという音とともに舌を再び侵入させ、デンジの体がぐったりと力を失うまでキスをやめない。
デンジは呼吸が追いつかず、胸を激しく上下させながらも、アキの首に腕を回して応じようとするが、酸欠で頭がくらくらとする。
アキの理性が完全に崩壊し、デンジの体をソファに押し倒しながら、キスの合間に息を吐く。
「…はっ、もっと……」
舌を深く絡め、じゅぷじゅぷと響く音が部屋に満ち、デンジの喉から苦しげな喘ぎが漏れても、アキは止まらず、欲望のままに貪り続ける。
アキがようやく唇を離すと、デンジの口から「ぷはっ……!」と大きく息が吐き出され、唾液の糸が二人の唇の間を引いて切れる。
胸を激しく上下させながら、デンジはぐらぐらと視界が揺れ、酸欠で頭がぼんやりする中、膝がガクガクと震えてソファに崩れ落ちそうになる。
アキは息を荒げたまま、デンジの体をソファに押し倒し、片手でデンジの腰を固定すると、もう片方の手でズボンと下着を一気にずり下げた。
指先に唾液をたっぷり絡め、躊躇なく後ろの窄まりに押し当て、ぬるりと一本目の指をゆっくり沈めていく。
「んっ……あっ、待っ……!」
デンジの喉から我慢しようとした声が漏れ、びくんと腰が跳ね上がる。
指が根元まで入ると、アキはすぐに二本目を加え、くちゅくちゅと湿った音を立てながら内壁を丁寧に押し広げ、慣らすようにゆっくりと動かし始めた。
デンジは必死に唇を噛み、喘ぎを抑え込もうとするが、指が敏感なところを擦るたびに「はぁっ……んんっ!」と甘い吐息が零れ落ち、頰が真っ赤に染まる。
体が熱く疼き、視界はまだぐるぐる回ったままなのに、後ろの感覚だけが異様に鮮明で、デンジの指先がシーツをぎゅっと掴んで震えた。
アキの目は欲望に濡れ、指の動きを止めず、低い声で囁く。
「……全部、声に出せ」
デンジはもう我慢を諦め、喉の奥から溢れる甘い声を抑えきれなくなった。
アキの指が後ろの奥をくちゅくちゅと執拗に擦り続けると、初めての強い快感が下腹部を突き抜け、デンジの腰がびくびくと跳ね上がる。
「んっ……あっ、待って……おしっこ、出る……っ、ちがうのでるっ、アキ……!」
パニックになったように連呼し、目を見開いて必死にアキの腕を掴むが、声は震えて甘く掠れ、涙目で訴える。
アキの瞳が一瞬で熱を帯び、興奮が頂点に達した。
「小便じゃねぇよ……それ、気持ちいいんだろ?」
低く囁きながら、指を三本に増やし、ぬるぬると奥を激しく掻き回す。
デンジの内壁がびくびくと痙攣し、指を締め付けるたびにくちゅくちゅと卑猥な水音が響き渡る。
「……でるっ、でちゃうっ……!」
デンジの声がどんどん高くなり、体がガクガクと震え、ついに限界が訪れた。
「んーっ……!! っ……〜っ♡」
声にならない、喉の奥から絞り出されるような甘い喘ぎが部屋に響く。
デンジの体が弓なりに反り、後ろの窄まりがアキの指をきゅうきゅうと締め付けながら、強烈な♀イキが全身を駆け抜けた。
透明な液体が先端からぷしっと飛び散り、腰がびくびくと何度も痙攣し、涙が頰を伝って落ちる。
アキは指をゆっくり動かし続け、デンジの絶頂を最後まで味わうように、優しく、でも容赦なく奥を刺激し続けた。
デンジは息も絶え絶えに、ンー……っ、〜……♡と、余韻の喘ぎを漏らしながら、ぐったりとソファに沈み込んだ。
アキはデンジの体が余韻でびくびくと震えるのを眺めながら、息を荒げて自分のズボンを下ろした。
普段の数倍に膨張したそれは、熱く脈打って先端から透明な液を滴らせ、筋が浮き上がって痛々しく張りつめている。
「お前だけ気持ちよくなってるなんて、不公平だよな」
理不尽な言葉を低く吐き出しながら、アキはデンジの腰を強く掴んで引き寄せ、窄まりの入り口に熱い先端を押し当てる。
デンジはまだ余韻で体が敏感すぎて、息を詰まらせながら目を潤ませる。
「待って、アキ……まだ、頭ぐちゃぐちゃで……っ」
言葉は途切れ途切れだが、アキはもう止まらない。
一気に腰を沈め、ぬるりと根元まで深く埋め込むと、きゅうっと締め付ける内壁がアキのものを強く締め上げ、熱い摩擦が二人を同時に襲う。
「んあっ……! やっ、深っ……!」
デンジの喉から鋭い喘ぎが飛び出し、体が弓なりに反ってシーツを掴む。
アキは歯を食いしばり、ゆっくりと腰を引きながらも、すぐに深く突き上げて奥を抉る。
ぐちゅっ、ぐちゅっと湿った音が響き、デンジの腰がびくびくと跳ね上がるたび、アキのものがさらに硬く膨張して、限界まで張りつめた。
「……お前のせいだぞ、デンジ……こんなに、俺を狂わせるから」
アキの声は掠れ、欲望に染まった瞳でデンジの顔を見つめながら、容赦なく腰を打ちつけ続ける。
アキの腰が激しく打ちつけられるたび、デンジの体がびくびくと跳ね上がり、後ろの奥を抉られる感覚に何度も潮を吹いてしまう。
「んあっ……! また、出ちゃう……っ、でちゃうよぉ……!」
デンジの声が甘く掠れ、先端から透明な液体がぴゅぴゅっと飛び散り、シーツをびしょびしょに濡らす。
アキはそんなデンジの反応にさらに興奮し、腰の動きを速めて深く沈め続け、デンジの内壁を何度も擦り上げる。
最後には二人のタイミングが重なり、デンジの体が弓なりに反って絶頂を迎えると同時に、アキも限界に達した。
アキの息が猛獣のように荒く唸り、喉の奥から低く「ぐっ……!」と呻き声を漏らしながら、静かに、でもえげつない量をデンジの中にドクドクと注ぎ込む。
脈打つ熱いものが奥深くまで広がり、デンジの体を内側から満たしていく。
デンジは後ろしかいじられていないのに、絶頂の余韻でまた潮を吹き、腰がガクガクと痙攣してアキのものをきゅうきゅう締め付ける。
「はぁ……っ、ん……まだ、熱い……アキの、奥まで……」
デンジの声は弱々しく、涙目でアキを見上げながら、唇を震わせてキスをねだる。
アキは息を荒げたまま、デンジの頰を優しく撫で、ゆっくりと唇を重ねた。
軽いベロチュー――舌を浅く絡め、じゅるっと音を立てて甘く吸い、すぐに離す。
「…まだ元気なのか、お前」
掠れた声で呟きながら、デンジの髪をくしゃりと撫でる。
デンジは満足げに目を細め、ぐったりした体でアキの首に腕を回し、
「ん……もっと……アキ」
と甘えるように囁き、唇をまた近づけてくる。
アキは小さく息を吐き、微笑むようにデンジの額にキスを落としながら、もう一度軽く舌を絡めて応じた。
アキはデンジの体を優しくソファに横たえ、汗と体液でべとついた髪を指で梳きながら、掠れた声で呟いた。
「……後は俺がやるから。お前はそのまま寝てろ」
デンジはもう力尽きて、目を閉じたまま小さく頷くだけ。
アキは深く息を吐き、ティッシュと温めたタオルを手に取り、デンジの腰を軽く持ち上げて後ろに指を滑り込ませる。
ぬるりと熱い精液が指に絡みつき、ゆっくりかき出すたび、デンジの体が寝ながらもびくっと震え、「ん……っ、はぁ……」と甘い寝息のような喘ぎが漏れる。
アキの胸がずきりと痛み、複雑な後悔と愛しさが混じり合って、指の動きが一瞬止まる。
最後の一滴まで丁寧に拭い取り、デンジに毛布をかけてやる。
翌朝。
デンジは全身が鉛のように重く、腰から足の付け根にかけて鈍い痛みが走る。
目をゆっくり開けると、ベッドの端に腰をかけて俯いているアキの背中が見えた。
肩が小さく震え、拳を膝の上で強く握りしめ、絶望の色が濃く滲んでいる。
「……アキ?」
デンジが弱々しく呼びかけると、アキの肩がびくりと跳ねる。
デンジは気遣うように微笑もうとして、
「俺、お茶入れてくるから……ちょっと待ってて」
とベッドから降りようとするが、足に力が入らず、腰ががくんと抜けてその場にへたり込んでしまった。
「うわっ……!」
驚きの声が上がり、頰がぱっと赤くなる。
アキは慌てて振り返り、デンジの姿を見て顔を歪めた。
「……っ」
言葉が出ない。
昨夜の自分の行為が、改めて現実として突き刺さる。
未成年。
守るべき存在。
手を出してしまった。
絶望が胸を締め付け、アキは再び俯き、額を両手で覆う。
「俺は……最低だ」
声は小さく、震えていた。
デンジは床に座り込んだまま、腰の痛みを堪えながら苦笑いを浮かべる。
「へへ……腰、抜けちった。なんか、恥ずいな……」
赤い顔で頭を掻き、アキの背中に視線を向ける。
「早パイ、そんな顔すんなよ。俺、嫌じゃなかったし……むしろ、すげぇよかった」
照れ隠しに軽く笑うが、声は優しく、アキの肩にそっと手を置く。
アキは指の間からデンジの顔を覗き、複雑な表情のまま、ゆっくりと息を吐いた。
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