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黒嵜 鵼
【げん視点】
げん「ッ…………」
げん「はッ…!!」
やばい、気を失ってしまった。
ここはどこだ……?
僕は光に慣れてない目を凝らして辺りを見渡してみた。
げん「まぶしっ…」
げん「!!」
外だ!! ……でも元の世界じゃないっぽい。
というか、さっきから視線を感じる。
誰だ……?
げん「!??!」
げん「うわぁぁぁ!?さやぁ!?」
さやっ……!? ここに居たのか…!!
てか僕さっきまでプールにいたはずだけど……
さや?「あ、起キた」
げん「ッえ?」
声がさやじゃない。いや、さやっぽいんだけど…さやはこんな声してない。
さや?「ダイじョウブ? サッきアッチで倒れてたんダケど………」
げん「え、あ……」
このさやっぽいヤツは攻撃してこないのか…?
さや?「デモ、無事ッぽクてよかっタ。」
げん「た、助けてくれてありがとう。」
良かった、攻撃っぽいことはしてこなさそうだ。
さや?「うン……てか、さっキ言っテタ、さやっテ子……貴方ノお友達?」
げん「友達………というか、妻…です。」
さや?「妻……ヘェ、ソッチの世界だと妻って言うんダネ。」
げん「いや、違うんだけど……」
さや?「……? ヨク分かラないヤ。」
げん「そ、そういえばさやはどこにいるんですか?」
さや?「……ウーん、分カらナい。」
さや?「コの変なキカイを使えバわカルんジゃないカな?」
げん「!!!」
トランシーバーだ!!! これでさやと連絡が取れるかもしれない!
げん「あ、ありがとうございます!!」
さや?「イヤ、私ハ自分の思ったことヲしただけだヨ。」
さや?「こコは”エンティティ”って呼ばレるヤツが彷徨イテいるから気をつケテ。」
げん「…! わかりました!ありがとうございます」
さや?「うん。 そレジゃあ妻探シ頑張っテ。」
げん「はい!!」タッタッタッ
さっきのさやっぽい子からトランシーバーを貰った!僕のことも助けてくれたし…いいやつなのかもしれない。
また会った時はなにかお礼をしたい。
げん「…あれ?そういえば手が……」
げん「…!?」
げん「わ、わぁぁ゛…!?」
げん「手が…!!!」
僕の手が…!!! なんだこれ…ノイズか?
左手があるという実感がない……!!
右手で持ってこうなるなら…トランシーバーは左手で持ってた方がいいかもしれない……
とりあえず、トランシーバーで…留守電をかけないとだ。
コメント
3件
ワァァァ!!!!!! げんさぁぁぁん!!! トランシーバーの要素は私の方でもあったけど… スカイくんみたいにはならないでほしいよね!(?)