side??
「ほら、食え」
今日も今日とてパン1切れを差し出される。それを食べてまた嫌な感覚から逃げるように目を閉じる。何も変わらない地獄の始まり。
でも今日はちょっと違うみたい。
「だ…、おま…….ッ!!!」
「た…けて……し、にたく…なぃ…….ッ」
そんな声が聞こえてくる。僕、人よりちょっと耳いいんだ!だからみんなに聞こえないような小さい声でも僕にはちゃんと聞こえるの!!
カツ…コツ…
ん?なんか足音する…こっち、来る…?
ガチャ(扉が開く)
??「ここ…牢獄?かな…」
??「そ、やな…てか死体が大量…」
??「ここの研究員全員悪趣味ですねぇ…」
…いつも世話してくれる人じゃない人が入って来た……あ、新しい友達かな!耳のはえた男の子と眼帯?付けてる男の子。あとピンク色の髪の毛の女の子だ…!3人もいる!たくさんの友達だ!!
「ねーねー!!」
僕が声をかけたらビクってしてこっち向いた…驚かせちゃったかな…?申し訳ないことしちゃったな…
??「うわっ…びっくりしたぁ…」
「あ、ごめんなさい…」
??「…子ども?」
「!!ねー!みんなも今日からここで暮らすの!?」
そう僕が言ったらみんな顔苦しそうにしちゃった…あれ?僕変なこと言ったかな…
??「いや、俺らは出るで?…お前も」
え?
「…僕も?」
あんまり意味がわかんなくて僕は首を傾ける。
??「そーだよ!ここよりも、もっっっと明るくて楽しいとこに行くんだよ!!」
「でもここにいる僕のお世話してくれてる人は…?」
??「そいつらは全員殺した。だから今日から俺らがお前のお世話係や」
そう言って男の子は窓ガラスを割って外に出た…
「うわぁ…………!!」
耳のはえた男の子におんぶしてもらって、初めて鉄の棒に囲まれた部屋から出た。
初めて見る外の景色は、ずっと狭くて暗い場所にいた僕にとってはとても眩しくて、色んな色があって目が離せなかった。
「すんごく綺麗だね!!みんなの、目の色みたい!!!!」
僕がそう言ったらみんな「なにそれ」って言ってケラケラ笑った…みんな楽しそう!でもひどいなぁ…ぼく、真面目に言ってるのに!!
??「自己紹介は帰ってからしますね!私たちの他に、まだ仲間がたぁくさんいるんですよ!!」
??「名前も決めないとだねぇ」
??「服とかも揃えなあかんな…」
そう話しながらも彼らの足は止まらない。彼の背には小さな男の子が不思議そうな顔をしながら身体を預けている。
だが、誰も予想はできないだろう。この小さな彼がこの国の未来を作る
………
まぁじの亀投稿ですね!お疲れ様です!!
いや、許してください…久々にTERROR見てたら急に書きたくなったんです…
まだまだ続くよ亀投稿。どこまでも続くよ亀投稿。(殴
まぁ、ゆっくりのんびりやっていきます…
次回!….えー………
愉快な仲間たち(適当)
なんか仲間が出てきましたね!誰なんでしょうか!!(棒)
それではぁ!お楽しみにぃ!!!!
コメント
2件
こうゆう感じの好きだから早く続き見たくてたまらん...