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コメント
6件
初コメ失礼します❣️ 話が好きすぎてめっちゃリピ読みしてます😭😭マジ大好きです、、、らぶらぶ良ければ恵んで頂けたら幸いです🫶🫶
らぶらぶS〇X見たいでーす 最高でした!
なんて言うんだろう、天才ですね❓️是非とも幸せならぶらぶs〇x見たいです…😭
260201
天使と悪魔パロのruwnです。
BTWよりインスピレーションを受けたやつ。オリジナル設定もりもり。
自由な天使🦖と激重悪魔🐺
🔞あります。
伏字ございません。
⚠️右のカントボーイ化(女性器の付いた男性)
⚠️バドエン寄り。
⚠️ そのほか様々なものに注意
⚠️友情出演つ🅰️達
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
行っちゃダメだよって言われてる場所ってすごく気になる。何があるんだろう?誰がいるんだろう?一度考え始めたら止まらない。止まれない。気がついたら、禁止ゲートをくぐり抜けてしまっていた。
「わぁ…!!」
広がっていたのは一面の花畑。でも、いつもみる可愛いお花だけじゃなくて赤くて大きなお花とか真っ黒のお花とか、天国じゃ見られないものがたくさんあった。
「これ、彼岸花ってやつだ!きれい…これ、テツに見せてあげたいなぁ…」
「おい、触んねぇ方がいいぞ。」
地を揺らすような低音が花畑に響く。声のする方を向けば黒一色に身を包んだ、青い髪の男の人がこちらを見ていた。天使の世界では見たことの無い、はじめましての人だ。
「はじめまして!僕ウェンって言うの!君はだあれ?」
「はじめましてじゃねぇんだわ。なんで天使サマがこんなとこいんだよ、とっととお家帰んな。」
「むっ、僕だって好きでここ来た訳じゃないんだけどぉ。冒険してたら迷っちゃったの!ねぇ、帰り道知らない?」
「あ”ー?めんどくせェな…じゃあ、帰り道教える代わりに俺のお願い一個聞いてくんね?」
「ん?いいよお!それより早く連れてってよ!僕あんまり遅くなったらマナに怒られちゃうんだから!!」
「お前それが人にものを頼む態度かよ…。最近の天使は随分礼儀がなってねぇんだな」
「う”…お、おねがいします。連れてってください!」
「…はぁ、こっち」
「ねぇねぇ、お兄さんはだあれ?天使じゃない?じゃあ人間?や、でも僕が見えるのはおかしいよね。」
「…悪魔だけど、何お前、悪魔に会ったことないん?」
「悪魔…ってすごい悪い人のことじゃん!え、お兄さん悪い人ってこと?僕のこと案内してくてるのに??」
「…いや、お前結構馬鹿だろ。」
「はー!?馬鹿じゃないけど!僕学校では結構お勉強できる方だからあ!!それにリトとマナも沢山褒めてくれるし!二人はすっごくチカラのある天使だからね!いつも、『ウェンは特別な力があるから一人でどこか行くなよ』って言われて…あ。」
「駄目やん。何してる?俺ら初対面な?しかもそのリトとかマナとかいうのとの約束守れてないし。」
「う”…い、いいの!!僕は僕のやりたいことだけするの!リトもマナもお勉強のことばっかりだし…それに… 」
「それに?」
「僕、『胎』だから…あんま時間ないの。 」
「…」
『胎』とは。
聞いたことがある。神の子を孕む仕事だ。力の強い神を産むことができる可能性が限りなく高い天使が選ばれる。惨い話であって、神を産んでしまえばもう力を失った天使は用無し…簡潔に言えば死である。
「お前、『胎』についてどこまで知ってるんだ?」
「うーん…まぁ、だいたい!あは、なんか僕、生贄みたいだよねぇ。…って、初対面のお兄さんにこんなこと喋るなんてだめなのに!なんか、おにいさんならいいかなって思っちゃうや。」
へにゃり、と笑うウェンの顔はどこか諦めを滲ませていて、まだ年端も行かないだろうガキが見せるにはあまりに不釣り合いだった。
「お前…」
「あ!僕そろそろ帰んないと!ねえおにいさんまた遊ぼう?僕またここに来るから!!絶対いてよ!!!」
「なぁ”!?んでだよ!おい!!」
「んはは!!またねえ!!!」
嵐のような天使は跡形も残さずに行ってしまった。天国と地獄の狭間の花畑で芽生えた、この奇妙な関係に、悪魔は頭を抱えた。
「勘弁してくれ…」
「あ!おにいさん!!おはよう!」
「…ほんとに来たんかお前。」
「えー?僕約束は守るからぁ?むしろおにいさんのがまもんなさそうだけど…」
「口が達者なガキだなぁおい。つーか、俺のお願い聞いてくれんだろ?この前のお礼に。」
「はにゃ〜…そんなこと約束したっけ?僕わかんなあい!」
「いや、約束したね。知らぬ存ぜぬじゃ無理ね、これ。」
「う”…僕ができることならいいよぉ?」
「じゃあ、一個教えて欲しくて…」
ぐい、と服の裾を思いっきりめくると白の可愛らしいドロワーズが顔を出す。
「わ、なあに?そこなんにもないよぉ?」
「天使って下半身女なんだろ?見せてよ。」
「ん?いいよ〜。ここ見たがるとか変なのー」
「そうだよな、それなら大人しく天国に……ん?」
天使の倫理観はどうなっているのだろうか。こういうことを言えば恥辱を受けたと言ってここには来なくなると思ったのに、なんの抵抗もないものだから拍子抜けだ。
「はい!ほら、なんもないでしょ?」
「…まじでねぇんだ…ウン…アリガトナ…」
どう見ても女性器がついてる。言っておいてなんだが見る気もなかった、見たくもなかった。断ると思ってたんだ。何だか罪悪感が酷くて目を向けられない。
「ねえ!僕見せてるんだからちゃんと見てよ!でもなんでここ見るの?トイレする時くらいしか使わないのに…」
「…はい?お前…そこ弄ったことないん?」
「いじる?なにを?」
「…へぇ。じゃあ見せてくれたお礼にいいこと教えてやるよ。」
するりとそこに手を這わすとぴくん、とウェンのからだが震える。手を引っ張って自身の上にウェンを座らせるとバックハグのような形になる。胸も触ってやろうと上半身に手を滑らせ、小さな粒をつまむ。
「っふえ、なに?」
くにくに揉んだりすりすりとさすったりしてやると段々と快楽を拾ってきたらしくぴくぴくと体が揺れる。
「や、おに、さ♡なんか、へんだよぅ…」
「ん、そかそか。大丈夫、すぐ気持ちよくなれるからなぁ…」
陰部に手を這わせてやればぬちょ、と濡れた音がする。確かめるように割れ目に指を沿わせるとウェンが激しく抵抗する。
「んやっ♡なんか、へん!やめっ♡♡」
「それ気持ちいいって言うんよ。…はは、初めてとは思えねーくらい反応いいじゃん。」
「う、う〜〜…やぁ、ッ♡んう〜〜♡♡」
「なに唸ってんの笑。とんとんされんの気持ちよすぎてやばいってこと?」
とん、とん、と一定間隔で陰核を叩いてやると不規則に足を跳ねさせて震えている。
「うう、ひぅッッ♡♡」
「っはは、かぁわい……♡」
「かわいく、ないッ!おにぃさ、へんだから、やめて…ッ♡♡」
「んー、いいよイケよ。ほら♡」
ぐりぃ♡と指が一際強くそこを押し上げると、つられてウェンの体も大きく跳ねる。
「ひあっ!?♡♡あ、〜〜〜ッッ♡♡♡♡」
ふるふる小刻みに震えて、涙を浮かべた瞳でこちらを見上げるこいつが、どうしようもなく欲を煽った。もっとぐちゃぐちゃにしてやりたい、俺の手で快楽をその純粋無垢な身体に教えこんでやりたい、と。
「は、は…っは…おにいさ…♡」
「………はぁ。」
でも駄目だ。できないのだ。いくら悪魔だからって、天使とそういう関係になるのはハイリスクローリターンもいいところだ。ローどころかノーリターンだ。良くて監獄や体罰、最悪の場合、消滅だ。
自身の溢れ出そうな欲望にどうにか蓋をしてウェンを突き放す。
「これに懲りたらもうここには来るなよ。次はもっと酷くするからな。」
「…ッ…お名前、教えて。」
「は?俺は今もう来んなって言ったんだぞ。なんで今更名前なんか…」
「覚えてたっていいでしょ!教えて!」
俺に全体重を預けてきゃんきゃんと吠えるこいつは本当に先程まで俺の手で鳴かされていた天使なのか。 小生意気な態度に目眩がした。
「……ロウ。」
「ロウくん…じゃあさぁ…きっともう会えないから僕のお話聞いてくれない?」
断ろうと思っていたが、あまりにも悲しそうな顔をするので仕方なく聞くことにした。きっと俺はこの時、既にこいつに絆されていたんだろう。
「……なに?」
「僕さぁ、今年成人するの。だから大人の天使っていう扱いになるんだぁ。それで、胎って成人すると同時に神様に捧げられちゃうらしいの…僕、もっと色々したいんだけど、みんなみんな、有難いお役目だね、幸せだねって言ってきて…僕は……ちっとも幸せじゃないのにねえ… 」
「……」
「………やだよ…」
「……ウェン…」
「ねぇ、ロウくん。僕のこと連れ出してよ。天使も悪魔も手がとどかない遠いとこにさ。」
「……ッ」
「………なんてね!!やなお話し聞かせてごめん!じゃあ僕帰るから!!ばいばい!」
「…ウェン! 」
羽をはばたかせ飛び立とうとするウェンを、強く、強く抱き締めた。本当はこの腕から離したくなんてない。この世界を抜け出して誰にも見えないところに隠したい。濁った独占欲が抑えられなくて、ウェンが苦しいという程までに強く抱き締めた。
「ろうく…くるし……」
「あ、すまん……ウェン、辛くなったらここに…花畑に来い。待っててやるから。」
ごめん、ウェン。俺はきっと、お前のことを縛り付けてしまうから。逃がしてやれない、お前が嫌だと言っても。だから、ごめん。俺はお前を抱きしめることしか出来ない。
「…!」
「んふ、ありがとぉ…」
「おん。」
「ばいばい…ロウくん!」
俺はずっと分かっていたんだ。こいつを絶対に手に入れろと、本能がそう叫んでいるのを。
でも、自由な天使を鳥籠に入れてしまってはその美しさが失われてしまう。そんな下らないことを思って、彼を離してしまった。
そんなこと、するべきじゃなかったのに。
ロウは本名を『小柳ロウ』という。地獄では力のある悪魔として有名であるが、どこか不憫なところがあるのが親しみやすいらしく彼の周りにはよく三人の悪魔がいた。
「あれ?こやは?」
「んー、いつもの時間だしあの狭間の花畑にいるんじゃないですか?最近よく行ってるし、そもそも元気ないし…恋とかですかね?w」
「こやなぎがこい?あいつは魚やないぞ?」
「あーうん。そうだな。カゲツ。いいよお前はそのままで。」
「?」
そんな三人が地獄から狭間の花畑へと向かいながらそんな話をしていると、渦中の人物が現れた。
「おい。お前ら聞こえてんだよ。」
「あら、こいの小柳ロウくん。こんにちはー」
「あ”?テメェいっぺん死ぬか?」
これはいつも通り。しかし今はこんなことをしている場合ではないようで、伊波が声を荒らげる。
「あーうるせぇうるせぇ!!こやも星導も落ち着けって、そんなことより報告があんだよ!」
「報告?何の?」
「面白いのがええな」
「えー?例えば?」
「んー、人間界に行き放題とか?」
「あー最高だわ。それ。」
「テメェら話聞け!!…んん”、今回の連絡は天使との接触についての注意喚起ね。最近狭間の花畑で天使と接触している悪魔がいるって噂がたってる。よりにもよってその天使の子が『胎』らしくて、悪魔との接触によって力が弱まる恐れがあるからって噂でも注意しろってさ、小柳くん?」
「…………噂だろ?」
じろり、と横を睨むと不自然に目を逸らす。どうやら噂ではないようだ。
「いや、わかりやすすぎでしょ、」
「つまり小柳くんはその胎の子に恋しちゃってる…ってこと!?」
「……」
「え、まじ?」
「……チゲェシ…」
「わかりやす。まあそれはどうせこやの片想いだからいんだけど、俺らまで巻き込まないでよね。怒られんのは俺らなんだから。」
「……スマン」
「思ってなさそうやな。でもなんでそのたい?とかいうやつと恋しちゃいけんの?」
至極純粋な疑問がカゲツから放たれる。
「そもそも天使と悪魔があんまり仲良くないのはもちろん、胎は神様の子を産む天使で、天使たちの中でも特に重要なんですよ。」
「ふーん…好きでもないやつの赤ちゃん産むとか嫌やないんかな。」
「それは…どうなんだろ。俺らだったら絶対嫌だけど、天使が何を考えてるかは分からないね。」
天使と悪魔は、そもそも姿から思考回路まで、何もかもが違うのだ。過去遡れた歩み寄ろうとした痕跡は見つかるだろうが、その歴史書が続くことはない。
「……報告終わりか?俺ちょっと出てくる。」
「あ、おい!花畑は行くなよ!!」
「……うい」
大きな翼を優雅に羽ばたかせ、飛び去っていく主を三人は見つめていた。
「って言っても行くんでしょうねー。」
「飛んでるしね、既に。」
「えーんやない?めっちゃ盛大にフラれればこやなぎだって諦めつくやろ。」
「鬼みたいなこと言うね、カゲツ。」
「?」
「僕悪魔やぞ?」
彼岸花が揺れる。小さな花が多いここでは一際背の高いそれは良く目立つ。毒々しい赤は見飽きた血の色。
「…今日も、いない。」
あの日から、ロウは欠かすことなく花畑にやってきていた。今日はいるかもしれない、なんて淡い期待を抱いて。
「………」
さわさわと揺れる花達を一瞥して、彼に似たピンクのアネモネを摘み取る。この花畑に、もうピンクの花は要らない。彼の髪と間違えてしまうから。蒼い花は要らない。彼の瞳と間違えてしまうから。白い花もいらない。彼の羽と間違えてしまうから。
ロウは無心で花を摘んだ。おかしくなるほどの愛は気付かぬうちにロウを蝕んだ。広い広い花畑なのに、ロウはひたすらに花をむしった。もしかしたら、そのどれかひとつがウェンで、「ロウくん!」とあの可愛い声で呼んでくれるかもしれないから。
「…………ウェン、俺はずっと待ってるから」
狂愛に満ちたその瞳は、彼岸花によく似ていた
場所は変わって天国。ウェンは着々と神の子を宿す準備を始めていた。
身体は清めて、衣装を着て、最近は誰にも会わないようにして、穢れないようにしている。
「ウェン?大丈夫か?」
「りと…うん、だいじょうぶ…」
ウェンのことを蝶よ花よと大切に大切にしていた天使たちは彼の憔悴ぶりに不安を覚えた。
「前はあんなに胎になること喜んでたのに…」
「悪魔と関係を持ったって噂は本当なのかしら…あの御調子だと変に勘繰っちゃうわよ!」
お付の女どもがひそひそと話すのを、ウェンはぼんやりと聞いていた。
「…ロウくん……逢いたいよ…」
それは弱々しく、助けを求めるような物悲しいつぶやきだった。
そんな部屋の重苦しい空気を断ち切るような軽快な声が部屋に滑り込む。
「ウェンくん!!元気…じゃなさそうだね。大丈夫?」
「テツ…!」
ウェンのことを慕いながら、友人として接してくれていた彼はウェンの中では現状一番信頼のおける人間だった。
マナもリトも優しいけれど、ふたりはウェンの教育係という建前があってあまり気の置ける相手ではない。その点イッテツは胎という役目にも懐疑的で、長寿なところも相まってウェンに様々な知識を与えていた。花畑の存在も彼が教えたのだ。
「湿っぽい面をしなさんな。そうだねぇ。なにか面白い話はあったかな…ああ、そうそう。最近あの狭間の花畑が酷く荒らされているらしいよ。何とも特定の色の花だけがむしられてしまっていてなんのメッセージなのか分からなくて不気味だって噂だよ。 」
「え……ねぇ、それって何色だった?」
「んん…どうだったかなぁ。それは君の目で確かめてご覧よ。警備には僕から話をしておくから。」
「…!分かった!」
彼かもしれない。彼に違いない。そんな期待をしながら花畑へと向かう。
「ッ…なんで!」
「申し訳ございません。ここから先は今立ち入り禁止になっているんです。狭間の花畑は今不安定で危険です。どうかご理解ください。」
「お願い通して!行かなきゃいけないの!」
「決まりですので…申し訳ございません。」
「そ、そこをなんとかぁ!」
「いけません!」
「やだ!!離して!ロウくん!!!!ロウくん!!!助けてロウくん!!! 」
警備の天使たちに抑えられて、動けなくて、涙がぼろぼろこぼれた。なんで、なんで僕の人生はずっと誰かに決められてるの。どうせ僕のこと殺すんだから、最期のお願いくらい聞いてくれたっていいでしょ。
涙で視界がぼやけて僕を取り囲む全部がうやむやになって、何も分からなくなった。
「ひッ…う…ぅ…」
「ウェン…ウェン。」
ロウくんの声がする。僕はどうやら幻聴が聞こえるようになってしまったらしい。頭を上げると、あるはずもない彼岸花が見えた。
「ロウくん……ロウくん…」
「うん、大丈夫。大丈夫だから。」
いつもの様に花畑を歩いていたら、天国の方から待ち望んでいた声が俺を呼んだ。がむしゃらに飛んでそこに向かったら、ゲートのところでウェンが泣いていた。天使に取り押さえられて泣きじゃくって、小さな声で俺を呼んでいた。
だから、まず始めにウェンを押さえていたやつを肉塊にした。もう一人も同じようにした。その場に残ったのは泣き続けるウェンと肉塊だけ。そのまま、血塗れたウェンに声をかけた。白かったウェンの服が赤く染まって綺麗だった。
「どこまでも俺が連れてってやるから。絶対離さないから。」
「ほんと?」
幼子のように首を傾げる。なんて愛おしいんだろう。天使だとか、悪魔だとか、胎だとか、神だとか、そんなものは俺を止められない。こいつを手に入れて、堕とす。それだけだ。
「行くか、ずっとここに居たら捕まる。」
「うん!」
ウェンのことを想い続けてた影響か、以前より羽が黒く大きくなり、髪は長くなった。頭には歪な角が二本生えて、だいぶ禍々しい見た目になってしまった。
「ロウくん、角かっこいいねえ。羽大きくなった?」
俺の腕に抱かれて、へにゃへにゃ笑いながらそう言う。お前が褒めてくれるだけでこの姿が素晴らしいものだと歓喜する。それくらいには、参っているのだ。
腕の中の天使は、花畑ではよく映えるだろう。お前だけでいいんだ、この世界で煌めくのは。
「はは、ここにはもうピンク色はウェンしかいない。青も白も。ウェンだけ。分かりやすくていいよな、お前はすぐどっか行くから。」
赤と黒がいやに目立つ花畑は、ほとんど土が見えていて荒れ果てていた。
「お花、全部取っちゃったの?」
「うん。お前と間違えるから、いらない。」
「そっか。」
土の上にぺたりと座って黒百合を摘み取る。
「ロウくんみたいなお花、残っててよかったあ…。」
「それ、俺に似てんの?」
「うん。似てるよ。黒くてロウくんの羽みたい。おめめも赤くなってて、前より似てるよ!」
「ふ、そっか。」
黒い百合の花言葉は何だったか。
でもきっと、俺らの愛を祝うような綺麗なものだろう。
だって俺たちはこんなにも幸せだから。
〜〜〜〜〜〜終〜〜〜〜〜〜
もう二月だった、早いよ。
閲覧ありがとうございました🙏✨️
もしかしたら追加で幸せらぶらぶS〇X書くかもしれません。ご希望多ければ。
それではまた👋
ちなみに黒百合の花言葉は「呪い、復讐、愛、恋」だそうです。幸せ。