テラーノベル
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微日本愛され要素・嫌われ要素無し
微グロ表現
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日本は、この1ヶ月間で色んな子と会った。その時間は短くも楽しかったもので、日本と会って話した子達は全員、日本の事を好きになり、救われていった。
そんなある日、日本のいじめがより一層エスカレートする。
ほぼ中学校全体の生徒たちが日本の事を日替わりでいじめるようになったのだ。
日本もそんな学校生活に諦めを感じていた。
もうどうでもいい
早く消えたい
そんな気持ちが日本の心を蝕む。
もうこの人生を終わらせよう。
日本はそう思い、最後に思い出の場所で人生を終わらせることにした。
「着いた…着いちゃったよ…」
そんな言葉が漏れる。
パラオと来た、思い出の風景。
今日本が立つ場所から見る風景は、とても清々しく、綺麗なものだ。
綺麗な草木の生えている崖の下に、勢いのある川がある。
その川の水は澄んでいて、ひんやりと冷たく、それでいて温かい気がした。
目の前にある絵のような風景に圧倒されながら、ジャンバーのポケットから包丁を取り出す。
包丁の刃を自身の腹に向ける。
目を瞑って手に力を入れた瞬間、
「え…日本…?」
可愛らしい声。その声はお星さまのようにキラキラと輝いた目を連想させる。
日本はゆっくりと目を開け、その声の持ち主を確認する。
「………パラオ…」
その声の持ち主はパラオだった。そんなパラオの手にはナイフが握られていた。
パラオもおんなじ事を考えていたのだろう。
「パラオ……ッこっちに来ちゃ…駄目だからね…ッ」
日本の目には涙が溜まっていく。
その涙は、最後にパラオに会えて嬉しかった感情と、生きることを諦めたのにパラオに会ったら生きたくなってしまうだろ、という怒りの感情を表していた。
「日本…やめて…やめてよ……」
「僕、日本の血だらけになった姿なんか見たくない……ッ」
パラオはじりじりと日本に近づく。
そして……日本の手の中にある包丁を掴んだ。
「日本……最後に僕の話、聞いてね…?」
「何…?パラオ……」
パラオは泣きながら話す。
日本はそれを慰めるように抱きしめる。
「僕……」
「日本が死ぬなら…僕も死ぬッ…」
グサッ
「え…?」
日本はいきなりの事で驚き、悲鳴にならない声を出す。
恐る恐るパラオの腹部を見るとー
「嘘…パラオッパラオ……ッ」
彼の腹部からは血が吹き出していた。
綺麗な草木が生えていた足元も血で染まり、あたりは鉄の匂いが充満していく。
綺麗だったその瞳も、今は輝きを亡くしていた。
だらんと垂れ下がった腕。
泣いた跡。
日本はそれを見て、決心する。
「私も…死なないと」
今度こそ。今度こそ成功させて、空の上でパラオと会うんだ。
会って一緒に地上で生きていた頃の思い出話に花を咲かせる。
そんな思いを込めて、
ナイフを腹に刺す。
血が吹き出る。
だんだんと睡魔が襲ってくる。
痛いなんて、そんな事どうでもいい。
またパラオに会えるなら、それでいい。
そんな想像をし、笑みが溢れる。
「………ッにほ………ッ………んッ」
どこか遠くで日本の名前を呼ぶ声がしたが、日本はそのまま目を閉じた。
主から一言
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今日も読みにくくてすみませんでしたね。
さて…最後に名前を読んだのは誰だったのでしょうか…
次回はTrue End。
全ての伏線を回収する、ハッピーでもバッドでもないEndです。
まぁ主の場合れっきとしたバッドにする予定ですが。
次回もお楽しみに。
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End1
MerryBadEnd・心中
「お空の上で。」
コメント
13件
にほおおおん!!!!!でもこのエンド日本とパラオからしたらハッピーエンドか、、、続き気になる、、!
うわ……これは重い。パラオが先に刺しちゃうところ、本当に衝撃的でした。自分を犠牲にしてでも日本を止めようとしたのか、それとも「一緒に」が彼にとっての救いだったのか…。二人とも追い詰められすぎてて、読んでて胸が苦しくなりました。でも「お空の上で。」というタイトルが、悲しさの中に一瞬の優しさを感じさせて、余計に切ないです。最後に名前を呼んだのは誰なんだろう…次回のTrue End、気になります。続きを楽しみにしてますね。
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