えー…
めっちゃめちゃ時間が空いてしまい本当に申し訳ないです…
思ったより最初に書いたらだぺんが伸びてて、応援コメントやクロトラも見たいというとても嬉しいコメントも届いておりました…!すぐに反応出来ず申し訳ないです(>_<)
ってことで、今回はらだぺんではなく、新たにクロトラ集を作っていこうとおもいます!!(機会があればピクしになども投稿していきます!!)
あ、ちなみに、一個前に作ったらだぺん集の軸では無いのですが、ぺいんととらっだぁはこの時点でもう両思いです!
※小説の都合上イナリさんはいない世界線
※実写表現がありますが普通に見た目はイラストと同じ設定です
※呼び方安定してないかも
それでは!クロトラ始まります!どーぞ!!
(ちょっとトラクロもあるかも……)
クロノアside
男なのに男を好きになるのは、気持ち悪いことなのだろうか?
俺は少し前から、気になっている人がいる。というか好きな人がいる。同じ実況者グループの仕事仲間であり友人である、トラゾーのことだ。
彼は元軍人ということもあり、男らしい面も沢山あるのだが、一緒に活動していく上で可愛らしい一面も知ることができた。俺は知れば知るほどトラゾーに対する気持ちが大きくなっていくのを実感している。
もちろん出来ることならばすぐにでも気持ちを伝えたいのだが…
(やっぱ、気持ち悪いよなぁ…)
なぜ性別が違うだけで、こんなにも恋愛に関することが難しく感じるのだろうか?
俺がもしも女性ならば、すぐに思いを伝えることが出来たのだろうか?
だが、女性に生まれることで今このグループがあったとは限らない。
俺は考えれば考えるほど分からなくなるその疑問に、しばらく頭を悩ませていた。
と、そうこうしているうちに撮影の時間が迫ってきている。今日はぺいんとの企画で撮影をする予定なのだ。マインクラフトの世界での集合時間は13時。今の時刻は12時50分だ。なるべく遅刻はしないようにしているため5分前にはワールドに入りたい。
俺は途中で喉が乾いたときように水を近くに用意しておく。録画の準備も終えたところで、全体の撮影準備は大体終える。
そういえば、今日はトラゾーは休みなんだっけ?
なら、丁度いいかもしれない。俺がトラゾーのことが好きだということをしにがみくんとぺいんとに打ち明けて相談してみよう。2人ならばきっといい答えを教えてくれるはずだ。
撮影5分前になり、俺はマインクラフトのワールドに入り残りのメンバーを待機する。俺は別にトラゾーが来るわけでもないのに何だか妙に緊張していた。
果たして、受け入れてもらえるのだろうか?
いや、きっと受け入れてくれる。2人とは長い時間を共に過ごした仲なんだ。ここで逃げてはどうにもならない。
俺は心にそう言い聞かせながら、近くに置いていた水を一口飲む。
集合時間になり、ほんの少しだけ遅れてぺいんとが入ってきた。
あらかじめ大雑把に内容は聞いているが、細かい内容は聞かされていないので、毎回少し緊張する。今回は別の緊張感も混じっているのだが…
少しして、しにがみ君が時間より遅れてワールドにやってきた。そしていつものように撮影を始める。いつも通りの景色だ。
このいつもの景色を崩したくないという思いも少しあったが、俺の決心は揺らがなかった。
しばらくして撮影が終わる。お疲れ様、という声が飛び交う中、俺は心待ちにしていたかのように2人のスキンに近寄った。
ク「あのさ、2人とも」
ぺ「はい!どうしました?」
し「どうしましたー?」
2人からはすぐに返事が帰ってきた。俺は少しだけ間を開けて話を切り出す。
ク「ちょっと相談っていうか、話しておきたいことがあるんだけどね?」
ぺ「もしかして真面目な話ですか?」
ク「うん…」
そうして俺は、2人に今のトラゾーへの思いを打ち明けた。2人は相槌も打つことなく、黙ってただ真剣に、俺の話を聞いてくれていた。
ぺ「なるほど、クロノアさんがトラゾーのことを…」
し「ちなみに、いつから好きとかはっきり分かりますか?」
ク「はっきりは分かんないけど、いつの間にか好きになってた感じかな…」
そこで沈黙が流れる。しまった、困らせてしまったかな…?まあそれもそうなのか、いきなりこんな話されて。どう反応すればいいのか分からないよな…
俺は途端に申し訳なくなり、再び口を開ける。
ク「あ、ごめん、困るよねいきなりこんな話…」
ぺ「いえそんな!クロノアさんの気持ち、すっごく分かりますし…」
し「そうですよ!僕だって…!」
ぺ「なんならもっと早く言ってくれても良かったくらいです。もっと俺たちを頼ってください!」
2人の言葉に、僅かに目が潤んだ。誰にも言えなかった気持ちを吐き出すことが出来て、自分の気持ちも随分とスッキリした。
ク「…気持ち悪く、ないかな?もしトラゾーに告白しても、気持ち悪がられたりとか…」
ぺ「トラゾーは、同性を好きになることを気持ち悪いなんて言う奴じゃない。それはクロノアさんが一番よく分かってるはずですよ!」
し「そうですよ!クロノアさんが好きになったのはそういう人です!勇気を持って行動しないとですよ!」
俺は零れそうになった涙を手で拭いとる。
そうだ、俺が好きになったのはトラゾーだ。トラゾーは絶対に気持ち悪いだなんて思わない。だから俺はトラゾーが好きなんだ。
ク「ありがとう、2人とも!今度、自分なりに気持ちを伝えてみようと思うよ」
ぺ「それがいいですよ!応援してます!」
し「僕たちはずっと味方ですよ!!」
ク「ありがとう…!」
俺はどうやら、友人に恵まれたようだ。
さて、あれからしばらく経ち、俺は現在トラゾーとの待ち合わせで駅の前に集合している。今日はトラゾーと2人で実写の撮影があるのだ。なので、撮影が終わったタイミングで今の気持ちをトラゾーに伝えたい。
決行は撮影が終了したとき、周りに誰もいないタイミングを見計らって告白しようと思う。
びっくりするかな、トラゾー。
そして撮影終了。俺はなるべくはやく伝えたかったためにすぐにトラゾーに声をかけた。
ク「あのさ、トラゾー。言いたいことがあるんだけど、いいかな?」
ト「はい?全然いいですよ!どうしました?」
ああ、やはり緊張する。俺は少し震えた手を見られないように後ろに回した。
ク「実は、ずっと前から言おうと思ってたんだけど…」
ク「俺、トラゾーのことが好きなんだ」
ト「…へ?」
トラゾーは聞き取れなかったのか、それとも理解ができなかったのか、クロノアさんに聞き返した。
俺は半ば焦って言い直す。
ク「トラゾーのことが、ずっとずっと好きだったんだ!」
ト「わー!聞こえました!分かってます!!」
いきなり大きな声を出した俺にびっくりしたのか、トラゾーも焦ったように言い返した。
ト「あ、あの、好きっていうのは恋愛的にっていうことですか?」
ク「うん、俺はトラゾーを恋愛対象として見てたよ…」
トラゾーに失望させちゃったかな、そんな目で見てたのかって…
しかし、トラゾーから返ってきた返事は以外にも違うことだった。
ト「…ありがとうございます、正直に話してくれて。嬉しいです、とても」
そこで俺は察してしまった。もしかしてトラゾーは…
ト「俺も好きです、クロノアさんのこと」
ク「…え」
ト「なんなら大好きですよ。日常組に入る前からずっと見てましたけど」
ク「…えっ!?」
トラゾーも、俺の事を…?てっきり好きでもなんでもないのかと…
しかも、俺が好きになるより前から好きでいてくれていたということなのか?
ク「…それは、恋愛対象として…?」
ト「も、もちろんです!!」
ふと顔を見ると、トラゾーの顔の半分を覆っているビニール袋の下から、赤く染った頬が見えた。
ちょっとは照れてくれたということだろうか?やば、めっちゃ嬉しい。
ク「じゃ、じゃあ、えっと…」
ク「トラゾー、俺と付き合ってください!!」
ト「お、俺で良ければ、喜んで!」
なんか今日は、いつもより一段とトラゾーが可愛く見えるな?
もう俺のものになった以上、誰にも渡さない。俺は静かにそう誓った。
( ♡ )
一方その頃、そんなトラゾーとクロノアを影から見守る者が2人…
し「すごい!成功してる!」
ぺ「さすが我らがリーダー」
し「まあ僕たちはトラゾーの気持ちは知ってたし、失敗するなんてことは最初からないと思ってたけど!」
ぺ「あとでお祝いしなきゃな〜」
し「ぺいんとさんは好きな人いないんですか?」
ぺ「はっ!?い、いないけど…?」
し(これは絶対いる反応wwww)
し「なら僕と付き合います?ww」
ぺ「ぜってぇー嫌だwww」
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コメント
5件
尊い!フォロー失礼します!
あ、好きフォロー失礼します
好きすぎて1000いいねにしました☺️