Ambivalence
最後にお知らせ等🩷💜🩷💜
さっきの激しさとは裏腹に今は静かで甘い時間。すぐ目の前には同じ布団に入って微笑んでくれる恋人がいる。
全部、ボクが欲しいものをくれる。
どこまでも優しくて、どこまでもボクを好いてくれて、どこまでも可愛くて、どこまでも……
全部が全部好きでしょうがない。
ボクの居場所でボクの帰ってくるところ。
保科さえ居ればあとはどーだっていい。
毎日が一生に一度の幸せ。きっと保科とさえ居られればなにもかもが満ちる。
ずっと一緒に居たい。ずっと大切にしたい。ずっと好きでいたい。ずっとずっと
こう思えたのもはじめて。
全部おまえが初めてだ。
今だって、
その愛らしい目でボクを見てくれて優しく撫でてくれる。
同じ部隊だったらもっと良かったのに……
亜白め……ボクの保科を寝取ろうと……(?)
「なるみさん好きです」
心がきゅぅと痛くなるほど嬉しい。
「ボクも好きだ」
毎日…
もし防衛隊じゃなくて
ちゃんとした人間同士で出会えてたのなら
もしかしたら左手にはリングが通っていて
毎日幸せで居れたのかもしれない
別に今からでも遅くはない。
ただ、もし死んだら代償がでかすぎる。
心にぽっかり穴が空くだろう。
保科との生活
今とそう変わりないだろう。
でも言葉の約束じゃなくて、正式に。ちゃんと名前がつくだけでも、周りからの反応や自分たちの気持ちはだいぶ変わる。
正式に名前をつけることができるのならつけたい。ずっと、一生一緒にいたい。
「結婚、、したい」
「…………、」
「ぇ、???」
ぽつり
小さな声で
言った瞬間焦りで鳥肌が立った
つぎに来るのは熱さ
顔に熱が帯びることが自分でもわかった。
静かだった夜が一気にあつくなった。自分でもびっくり。だって言ってやろうと思って言ってない。気づいたら出てた。
「は、???!、////」
「ち、ちが、ッ、!!!!嘘だ嘘ッ、!!!!//」
「いや嘘だが、…、、//」
「嘘多すぎてどれが嘘か分からへん!!!!」
パニック
もう頭が回らない。挙句の果てにはもうなにもかもなんとかなれーッとちいかわ状態。
もう分からなくて枕を顔に押し付ける。
今すぐにでも全方向シャッターを思いっきり閉めたいほどに。
いや、…結婚したいと思ったのは事実。
でも、なん、……逆になんて言えばいいんだよ!!!!
ミスったんだ!!!!無意識!!!!口になんて出す予定ゼロ!!!!
あーーーーー今すぐにでも叫びたい。
なんか喋ってくれ頼む保科
なんでもいいから反応しろ
ボクは今爆発しそうなんだぞ
静まり返った部屋
心はお互いにパニック
先に口を開いたのは保科
「……結婚、…」
「本気なら、、まぁ、………」
「ぅん、……、、、」
本気なら……??
いいってことか、!???
いやでも、いいとは言ってない。でもニュアンス的にダメとも言ってない。は??どっち???
おいハッキリしろ保科、らしくないぞ
「…、、ど、どっちだよ、……」
「だからっ、……鳴海さんが本気なら…まあ、……」
「その”まあ”ってなんだよ!!!!」
「ハッキリ言えおかっぱ!!!!」
「なんで分からへんの!!!!せやからッ、!!!!」
「鳴海さんが本気なら僕もええよッて!!!!」
「なにがだ!!!!!!!!」
「っっっ~もうッ!!!!」
「結婚!!!!僕もしたいです!!!!ッ、」
結婚したいです!!!!
一瞬思考回路が止まる
え、いいのか??え、???
「え」
「けっ、…ぇ、……い、いいのか、???」
情報を整理
やっと答えにたどり着いた瞬間
思いっきり起き上がって聞く
その行動にびっくりした保科。肩が揺れた。
「いいもなにも、……したい、…思とる、し、」
「え、っ、……は、。うそ、」
「嘘いってどーするん、」
「け、けっこん、……」
結婚
思うことがありすぎる。
とにかく、もう”恋人”という口約束とかじゃなくて、ちゃんと紙に書いて…みんなに報告……
籍は、???いや、まあ入れるなら鳴海だろうけど、……(?)
それか事実婚……、??か、???
け、結婚って、……な、何するんだ、!!??!?、
ほ、本屋…??ゼクシィとか買った方がいいのか、??!!
な、え、……ど、どう、…????????
ぁ、ゆ、指輪、!!!!
金……金…さすがにこれは借りれない!!!!(?)
えーと、…大体の相場…た、確か2人分で29から31…
えーと、……ふ、フルで働いて…頑張れば……、、5ヶ月…かか、んーーー、………微妙だ……最悪本部に土下座……よし、行ける。。。
ど、まずなにをすれば、……!!????
「ぇ、……あ、…」
「な、鳴海さん、??」
「大丈夫ですか、??」
「え、あ、あぁ、」
冷静
よし
いくぞ
「ほ、ほんとに……ボクでいいのか、??」
「今更鳴海さん以外おらんし、、」
「鳴海さんしか見えへん」
「っっ、」
「ほんとにいいんだな、??!!?!」
「ええですッ!!!!」
「っっ、」
「ぼ、ボクと、……結婚してくれ、宗四郎、…」
「…こちらこそ、……僕でよければ、……」
あーーーーーー一気に疲れた。
情報が渋滞だ
どうすればいい
嬉しさとこれからどうすればいいかの圧に潰されそうだ
まあこれから先なんていくらでも……
とりあえず保科にくっつきたい
近づいてぎゅうと抱きしめる。
「…いつもと変わらへんのにむっちゃ緊張するわ、、……」
「うん、……同じだ。」
ほんとにいつもしてる事なのに。
いつもと変わらないのに心臓がどくどくとうるさい。
「一生……大事にする…………、、」
「っっっ、……」
「ぁーー、……ほんまに、…心臓いくつあっても足らへんわ、……」
「一緒大事にしてください」
「僕も一緒大事にします」
「うん、……」
台風のような時間。
普通からしたら軽い気がする。
でもボクらからしたらこれで十分満足だ。
そう思えるほど沢山の時間を過ごしてきたから。
でもちょっとボクが納得いかないから絶対に指輪渡す時はバッチバチにカッコつけてやる。
「弦くんとこれからずっとおれるんよな、??」
「ずっと一緒にいてやる」
「うわ、……、、」
「僕むっちゃ今幸せ……、」
「…これからもっと幸せにする」
「っっ、ずるい、……」
「顔がええ……。。。」
「は????????顔!!??!?」
「確かにいいと思うが!??顔!!!???」
「自覚あるんうざ」
ふふ、と少し笑う恋人。
これからずっと一緒に居れるなんて
ボクの方こそ幸せだ
「うそ」
「弦くんはぜんぶかっこええよ」
「…あたりまえだ、……、、」
「照れとる」
「かあわええ」
「うるさい、!!!!」
「ふふ、」
幸せの絶頂。
きっとこれから先、何度も何度もこの絶頂を超えていくと考えると胸がいっぱいだ。
心の底から誓う。
この先誰に何を言われようがボクは保科が1番
なにがあっても保科だけは必ず幸せにする
そしてなにがなんでも保科はボクが守る
絶対に約束する。
ちゃんと、保科に全部伝えよう。
[end]
お知らせ⬇️
リクエスト作品です💞💞
良かったら見てください🩷💜
あとがき
Ambivalence
読んで頂きありがとうございました🥹🥹💞💞
リクエスト作品なのでほんとに書いてて楽しかっです💫💫
とくにこだわったのは9話の後半ですね😙
えっち書くの久々すぎてあまり納得いくようなものが書けませんでした……でもじゅうぶんえっちだと思うんで(??)良かったです!!!!(??)
え゙っ゙ぢがぐの゙だの゙ぢい゙ッ゙
かける場面があればどんどんぶっこんでいこうと思います🩷💜🔞🔞🔞🔞
また謝罪です……
最近いろいろとやることが多くて、あまり濃い内容が書けなくなってきて……💧💧
それでも自分なりベストを尽くすので今後もよろしくお願いします😖😖💗💗
Ambivalenceお読み頂き本当にありがとうございました🥹🥹🥹🥹🩷💜🩷💜🩷💜
🩷💜ぜひ上の作品も見ていただけると嬉しいです🩷💜
コメント
11件
うわぁあぁ見るの遅れてごめんなさい!🙇🏻♀️🙇🏻♀️ わ!!鳴保ついにご結婚!おめでとうございます!🎈🎉🍾 というかちいかわ状態の鳴海さんめっちゃ可愛いですね……!?😖🫶🏻🫶🏻🫶🏻 そうなんですよお二人とも顔めっちゃ良いし声も最高すぎてもう……読んでて心臓がぎゅってなるぐらい尊いし可愛いし最高です🤭🤭💗💗💗 大変なことたくさんあるだろうけど、とりあえず一生幸せになってほしいです🥹👉🏻👈🏻💖💖
尊死†┏┛墓┗┓†してしまう!! 何だこの尊いお話は存在するのか?!出会ってよかった!!このお話も最高でした😭また頑張ってください!!
うわあああこっちも心臓が飛び出ちゃう・・・ 新しい作品楽しみにしてます!