テラーノベル
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ここ最近は、ほぼターボーの家で過ごしている。
何故かって?
加奈の仕事の都合でしばらく出張になったからだ。今は長期休みだったので、花音もその付き添いで加奈と居るから暫くの間俺は一人。
本来なら家にいるべきなのだろうが、ターボーにこの事を言うとすぐに家に招かれたためありがたくお邪魔させて頂いている。
今日は…というかいつもだが、俺の方が先に仕事が終わる。今も家でターボーの帰宅を待っている。
噂をすれば、玄関の方で扉の開く音がする。
「キングー!!!」
ドタドタと足音を立てて走ってきたかと思えば抱きつかれる。少しよろけそうになったが、なんとか受け止めて抱きしめ返した。
「子供みたいだな…」
思わず声に出してしまった。
やべ、と思ったがもう遅い。目の前には頬をふくらませて不満そうなターボーが居た。
「はあ?子供って、俺社長やってるんですけど??」
「ごめんって笑」
「仕事の疲れ癒してくれるなら許してやるよ」
と、更にまわされた腕に力を込められる。
いつもより疲れるような事があったのか、今日のターボーはやけに甘えてくる。
「仕事おつかれさま、いつも偉いなって思ってるよ」
「…うわー、キング耳真っ赤」
うっっるせえ……
せっかく人が慣れてないのに言葉にしたっていうのに。そりゃこんな恥ずかしいこと言おうとしたら耳くらい赤くなるだろ。
「もう二度と言わねえからな」
「ごめん!!!この通り!!」
言ったかと思えば本気で土下座されかけたので慌てて止めた。
「ああもう…笑そうだ、ターボー。久しぶりに飲むか?」
「俺はいいけどキングはいいの?」
「え?いいけど」
「ふーん、そ。俺がキングのこと好きなの忘れてないよね?」
「え、忘れてない…けど、酒となんの関係があるんだよ」
「酔ったら俺の事欲しくなっちゃわない?」
「……」
「あーらま、耳だけじゃなくて顔まで真っ赤になっちゃった」
「ほんとにうるせえ…いいから飲むぞ」
「へえ?結局飲むんだ」
「…」
黙ってターボーから離れ、冷蔵庫から4つくらいの缶ビールとおつまみを適当にとる。
取ってきたやつを机に置いて、缶ビール一個をターボーに手渡す。
「ありがとな」
こういう時に感謝できるとこも好きなんだよなと思った。
なんかむしゃくしゃしてきて落ち着かなくて、缶を開けて一気に喉に流し込む。
「あんま飲み過ぎんなよ」
「わかってる」
あれから一時間半ほど経っただろうか。
飲みすぎるなとは言われたが、俺は完全に酔っていた。そんな俺と対照的に、ターボーは冷静だった。 やっぱりあれから酒は飲み過ぎないようにしているのか?
「キング、水」
「いらない…」
「はあ?なんで」
「水もぜんぶいいから、たーぼー…」
「やっぱこうなるじゃん」
「たーぼー……」
「名前呼ぶだけじゃ分かんないな」
嘘だ。わかってるくせに。
でも、こうなるとターボーは俺が言うまで赦してくれない。
「たーぼーのこと、ほしい」
「あはは、俺のこと好き?」
「すき」
「知ってる知ってる、ベッド行こっか」
そう言われ、抱き抱えられる。
…え?軽々しく持ち上げられてびっくりした。正直ドキドキしたしこんなとこまでかっこいいのやめて欲しい。というか恥ずかしいし。
「おろせ」
「じゃあキングの欲しいものあげないよ」
「…」
「良い子」
馬鹿にされてる気がするけど我慢する。
だって、欲しいから。
寝室の扉を器用に開け、俺をゆっくりと優しくベッドに降ろしてくれる。
そういうところにもキュンキュンするし本当にどこまでもかっこいいと思う。
「ね、欲しい?」
ベルトを外し、ズボンを身から剥がしつつそう尋ねてくる。
今すぐにでも欲しい…
思わず、下着越しにそれを咥える。
己の唾液で下着の色が濃く変わっていく。
「ストップ、欲しいって言わなきゃあげない」
頭を掴まれて引き離される。
あ…と、思わず物欲しそうな声が漏れてしまう。
「ターボーの、欲しい 」
「いいよ。あげる」
うれしい…
ふにゃふにゃとだらしない笑みを浮かべて再びターボーの近くへ行こうとした時
「でもさ、さっき我慢できなかった悪い子にはお仕置がいるよね?」
「っえ」
「お酒だってこーんなに飲んでさ…ま、そこは酒に頼らなきゃ家族のこともあるし無理か?笑」
…怒ってる?
なんとなくだけどそう感じ取った。
「あー、怒ってはないから」
顔に出ていたのだろう。
否定されたけど怒ってないならなんでそんな言い方してくるんだ?頭がまわらない。
「おしおきって?」
「気になるんだ。はい、じゃーん」
と言って見せてきたのはターボーの三大お気に入りネクタイだった。愛用してるネクタイを見せられたところで何も分からない。
困惑していれば説明が付け足される。
「拘束プレイだよ、さすがに知ってるでしょ」
「やりたくない…」
「拒否権あると思うなよ」
腕にネクタイが巻き付けられる。
そういう巻き方を学んでるのか?と思うほどガッチリと固定されて動かせない。
でもあと二枚もネクタイが残っている。
「この二枚はね…こう」
そう言って、その内の一枚で目を塞がれて視界を奪われる。こわい、ターボーがどこにいて何をしてくるのかわからない。
あと一枚…?いやだ、こわい。
「ターボー、やだ…いや、」
「最後はそのうるさい口だね」
「んっ、う…ううう……やえろよ」
「んー?なんて言ってんのかわかんないな」
「やら、っっあ゛!?♡」
突然耳の中に熱くぬめったものが入ってきて思わず声が裏返る。
ぢゅぷっと濁った水音が頭の中に鳴り響く。
目を塞がれているからか、余計に音に集中してしまう。
「う゛う♡や、ぁあ、っ♡♡♡」
暗くて怖いはずなのにどうしようもなく気持ちよくておかしくなりそうだ。
にゅぷ、ぢゅっ、と音がずっと鳴り止まなくて本気で壊れそうになる。
「あ゛ぅ、あ、あ♡♡♡」
口を塞がれているのと、快楽のせいとで止めたいのに止められない。
執拗なそれに耐えていれば、耳の中を弄んでいた熱さがなくなった。
「見えないからもっと気持ちいいでしょ?」
「っ、」
否定したくて頭を横に振る。
「…嘘つくんだ?」
何処か楽しそうな声音からなにか企んでいるのを感じる。これやばいかも…。
と、再びじゅぷ、と耳に舌を挿し込まれる。
舌だけならまだ良かった。
ピンと張った胸の先をなぞるように触れられる。
「あ゛うう、んん゛っ、あ♡♡♡」
普通なら不快でしかないくぐもった自分の甲高い声にすら興奮を掻き立てられてしまう。
胸への刺激と、頭の中に鳴り響く水音に追い詰められていく。
「あ゛っ、お゛♡♡」
どんどん息が荒くなり、腰が勝手に前後に揺れる。
ターボーが全然話さないのも怖い。次にどんな動きをされるのか分からないのも怖い。俺が今どんな情けない姿を晒しているのか分からないのも怖い。はずなのに。
それがどうしようもなく気持ちよくて。
俺がもうすぐ達してしまいそうなのを感じ取ったのか、舌の動きが更に激しくなる。
胸を弄る両手も、力を強められて両方の乳首を同時に強く抓られる。
「ん゛う゛う♡♡っ〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡」
腰がガクガクと跳ね、限界を迎える。
イってようやく執拗な愛撫からようやく解放され、乱れた息を落ち着かせる。
「下触ってないのにイっちゃったんだな」
「っうう、う、♡」
そう言ってズボン越しにそれを撫でられる。
「こーんな敏感になっちゃってさ」
耳に吐息がかかるような距離でこう囁かれる。
「もう俺以外見れないんじゃない?俺のメスじゃん」
「っっっ!?♡♡♡♡」
囁かれただけで直接的な刺激はないのに身体が弓なりに弧を描いて再び絶頂へと追いやられる。
「はは…もう手遅れじゃん」
「声聞けないの嫌だし外してあげる。口のやつもね」
視界に色が戻ってくる。と同時に、ターボーの欲で濡れた瞳が目に入る。
俺で興奮してくれてるんだ…と思ったら、なんだか愛おしく感じる。
「ターボー、手のも外してくれないか?」
「やだ」
「は?」
「縛られてるほうが気持ちいいんじゃないの?」
「っ…」
「ね、図星でしょ」
悪戯っぽくそう笑いながら言われれば何も言い返せなかった。
実際、いつもの倍は興奮していると思う。
「下、苦しそうだな?キング」
言いながら、身にまとっていた衣服を脱がされる。
「触ってないのにもうどろどろじゃん」
「ターボーのせいで、」
「俺が触ると気持ちよくて仕方なくなっちゃうもんな?」
本当にこういう所がずるいと思う。
恥ずかしくて黙るしかなくなる。
「あ、そうだ。お仕置なんだしどうせならこれでも使おうかな」
「え、なにそれ…」
「媚薬」
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次回 ♡の数だけ 媚薬の効果🆙?
今回は本編のおまけ的な感じです♩
いやー、読んでいただきありがとうございます(;;)
もう私今は可愛い文章にはしません。そんな余裕ないです。紅白えぐかった…
🦓、🦔担なのですが爆湧きしました。
🌟では、♡の数だけあがる媚薬の効果に苦しむキングをお楽しみに〜🌟
(1/3日までで)
コメント
15件
今年早々見れて最高です🥲🥲本当に今年も沢山素敵なものお願いします!!今年もよろしくお願いします!!🩷
新年明けて一番最初にもねこさんの小説が見れてとても良かったです……🥲💖慣れてない事を言って照れるキングと言わせるターボーが好きすぎます‼️‼️‼️💖💖💖今年もよろしくお願い致します‼️‼️

新年早々最高なものを見てしまった 大好きですかわいい…🥹🫶🏻 今年もよろしくお願いします!!!