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先に私事で申し訳ないのですが、タイトーくじのsbhl良すぎましたね。ホスト、海賊、スパイ。どれもヲタクが喜ぶ調味料。ちなみに私はA賞のsbhlタペストリーを自引きしましたが、12個買って8個rid、4個sbhlでした…悲しい
前置きに前置きを重ねていくんですが、私にじも好きなんですよね。olv、ymoi、wn、rc、scyなどなど、
ただ!olv受け、wn受け、rc受け、scy受けが無さすぎる…ymoi受けは結構あるんですけどね…
そこでお願いがあります。書いてください。
以上です。
大変長い前置き²を読んでくれてありがとうございます。
今回はmns+ars×hlでお送り致します。
本人様とは一切関係ございません。またarsの方はあまり配信に行けてないので口癖など違うとこがあってもご了承ください。
「ハルしゃちょー!」
冬でひんやりと冷える事務所の会議室に座りながら僕、渋谷ハルはウトウトしていた。暖房がついているとはいえ寒さに肩をふるわせていたが、そんな中うちの1期生或世イヌの子供体温に包まれる。
「うわっ!びっくりした…」
抱きついてきた或世の腕に触れて匂いに包まれながら笑う
「コラ、或世。ハル社長に抱きつくのはいいけど急にはダメだろ」
あとからゆっくりと歩いてきた水無瀬は或世の頭をポンっと叩いた。
そんな水無瀬を手招きする。
「いいよ、別に笑水無瀬くんおいで〜或世くんめっちゃ暖かいよ」
「いや、僕の手冷たいし辞めといた方がいいですよ笑」
「いいのいいの。おいで」
僕は水無瀬くんのひんやりとした冷たい手を取り自分の頬に当てる。
「んっ、めっちゃ冷たいね水無瀬くん笑」
「言ったじゃないですか、冷たいって」
冷たい手で頬を軽く撫でられる。
「ハルしゃちょーこいつの手冷たいでしょ?俺の手にしといてくださいよ〜」
水無瀬の手が触れていない方の頬を或世くんの暖かい手が僕の頬を撫でる。
「というかハル社長さっきまでウトウトしてましたよね。寝てていいんですよ?上着貸しましょうか?」
水無瀬が僕の頬から手を離して上着を脱ごうとする。
「大丈夫だよ。でも眠いのは眠いから添い寝してもらおうかな」
水無瀬の服の裾を掴んで引き止める
「え〜、水無瀬ずるい〜」
僕に抱きついていた或世は僕から離れ頬を膨らませる。
「ふはっ、子供かよ笑或世くんも水無瀬くんも一緒にだよ」
僕は冗談を言う時と同じ顔で水無瀬くんの方に手を伸ばす。抱っこして。なんて言うつもりないけど眠いし、今は少しだけ甘えたいしね。社長特権と言うことで?まぁ冗談だって言うつもりだけどね
「ハル社長…それ僕らの前でだけにしてね」
水無瀬くんが僕の腕を首の後ろに回して足の付け根を支えて僕のことを持ち上げる。
「んぇ、水無瀬くん?僕これ冗談のつもりだったんだけど」
悪いよ、と言いながら降りようとするが水無瀬くんの細さの割に強く抱き締められていて抜けられない。
「水無瀬いいなぁ、俺も〜」
「或世はハル社長のこと落とすからダメ」
「は?俺の方が筋肉あるから絶対落とさないし〜舐めんなっ」
2人のたわいもない会話と、水無瀬くんの軽い揺れと暖かさに抱っこされたままウトウトし始めてしまった。それに気づいた水無瀬が僕の背中をトントンと優しく叩く。
「僕赤ちゃんだと思われてる…?」
水無瀬くんはゆったりと歩き始め、僕のことを抱っこしたままソファに座る。そこで僕は眠りについた。
水無瀬視点
「或世。ハル社長寝たから静かにね」
「分かってます〜」
小さな声で或世が頬を膨らませ反発してくる。そんなの無視して僕が下に来るように横たわる。ハル社長は軽いから上に寝られても体重をかけられてもそんな苦じゃない。
俺も寝る!と或世は隣に横たわってきた。少し広いソファとはいえ成人男性3人が並ぶとさすがに狭い…
或世の子供体温に包まれていつの間にか3人とも寝落ちしていた。
そらる視点
今日は0、1期生でレコーディング。少し休憩を貰ったから会議室に着いたんだけど、ハルくんと或世くん、水無瀬くんが1つのソファで爆睡している。
起こすのも悪いかと思ったが、次は或世くんがレコーディングだしと或世くんだけ起こすことにした。
「或世くん、君次レコーディングなんだから寝起きボイスで歌わないで欲しいんだけど」
或世くんの肩を揺さぶっていると、ハルくんがゆったりと起き上がってきた。
「そらうさん…?」
寝起きで呂律が回っていないハルくんの頭をそっと撫でた。
「ハルくんはまだ寝てていいよ、或世くんは次レコーディングだから起きて貰わないと困るけどね笑」
そして、或世くんを起こし、ハルくんを同じ姿勢でもう一度寝かせた。
水無瀬視点
目が覚めたからタバコを吸いに行こうと思ったがハル社長を上に乗せたままにしてしまって動けない…
正確には抱っこしたままタバコを吸うことも可能だが受動喫煙でハル社長に害を与えたくない。
というかハル社長の寝顔可愛い過ぎてタちそう…
というか半分たった……
「んぅ…」
小さく唸りながら寝息を立てるハル社長を軽く撫で抱っこをしたまま立ち上がる。
「ん、ぅぅ~、みなしぇく、ん……?」
「んぁ、起こしちゃいました?すみません。まだ寝てていいですよ」
頭をポンポンと撫でて体を一定のリズムで揺らす。少し歩いて僕の僕が大人しくなってきた頃ハル社長を抱っこしたままレコーディング部屋に向かった。
或世視点
「〜〜〜♫」
「或世くんそこもっと強く伸ばして欲しいかも、或世くんなら出来るよ」
「ッッ、はいっ!」
「〜〜〜ッ♫」
「ん、良くなった。そのまま〜」
ガチャッとレコーディング部屋の扉が開いた。そこには寝てるハル社長を抱き抱えた水無瀬がやってきた。
「水無瀬くんとおねんねハルくんじゃん。どうしたの?」
そらるさんが立ち上がってハル社長の頭を撫でながら問う。
「或世の応援?」
「なんで疑問形なの酷くない?俺水無瀬の同期だよね??」
「ほらほら、仲良しさんなのは分かったから或世くんはレコーディング。水無瀬はハルくんの見守り。特に或世くん。君にとって大きな挑戦があるんだから。」
「……はい、」
「或世。頑張れよ」
真剣な或世に切り替わり硬い表情の或世の頭を撫でてソファに座る。
渋ハル視点
或世くんと水無瀬くん、そらるさん、まふまふさん、スタッフさんの声が少しづつ耳に届く。
目を擦って目の前にいる水無瀬くんの顔を見上げると擦っていた手を掴まれた。
「ハルさんおはようございます。目擦ると痛くなっちゃいますよ」
そういいコンパクトなウェットティッシュを取り出し優しく目を拭いてくれた。
「ハルくんおはよ。今或世くん頑張ってるからこっちおいで」
「はぁい」
レコーディング部屋に響く或世の歌声。本人は自分の歌声に自信が無いと言っていたが、彼の歌は僕が思っている何倍も上手かった。
「僕の目に狂いは無かったね」
小さく呟くとそらるさんが
「或世。お前の大好きな社長が『僕の目に狂いは無かったね』だとよ。もう少し頑張れるよな」
「しゃ、しゃちょー!俺頑張ります!」
そういい或世はレコーディングに戻る。心地のいい響きが心臓を震わせる。
水無瀬視点
ハル社長の一言で或世の歌声が伸び伸びしはじめた。或世のことはすごいと思ってる。苦手なものに紳士に向き合って。でもハル社長を渡すことは出来ないよ。
長くなってしまい申し訳ないです…
好きを詰め込んだが故にこんなことに…
次回は続きになりますがその後の8⃣🏪受けの好きなCPを教えてくれると幸いです!それでは!