第34話.
赫×瑞 ( 続
死んだ 、 ? アイツ が ?
翌日 、 俺は 久々に 学校へ 行かなかった 。
朝起きて 、 着替え 、 飯なんて 食わず そのまま 交番へ 向かった
勿論 、何処からも 『行ってらっしゃい』 なんて 言葉は 聞こえない
赫)ッ 、朝っぱらから すいません ッ 、 (入
警)…君は、 昨日の …
俺は 昨日の 警察の人に 全部 聞いた、 俺は ただの 一般人で 、 何か 事件があった 訳 でもないのに
何故か 全てを 話してくれた 。
アイツ は 、 殺された らしい 。
冬休みに 入ってすぐ 、アイツ は 交番 を 離れ 、 パトロール 作業を 教わる為に 町中を 駆け回っていた そうだ 。
その時点で 俺は 何か 引っかかった 。
教わる為… 、 いい歳した 警察では 無かったのか
そして 俺は 、 ある 事を 知った 。
アイツは まだ 大学を 卒業したばかりで … まだ 夢に向かって 駆け出して いた 卵の 新人だった 。
新人 … 、
“敬語使え 敬語 ~ ッ!!”
赫) … 言うて 変わらんやん … 嘘つき 、 馬鹿 …
殺した 奴 は 、 瑞の父親が 殺した 借金取りの 子供 らしい 。
罪の ない 瑞 を 何故 殺したのか 、 俺には 何一つ 理解出来なかった 。
なんで 、 ?
なんで 心優しい 瑞 が 死ななきゃいけなかったんだ ?
なんで 、 アイツが … 。
アイツ と 知り合って 、 それで 毎日 、 少しずつ 、 生きるのも 悪くないなって 、 思えてたのに …
なんで お前が …ッ
赫)…あの、 ありがとう ございました。 俺なんかに …
警官)いやヾ … … 彼を 守って あげられなくて すまなかった
赫)、 なんで 俺に 話してくれたんですか?
警官)… 君、だよね? ヘアピン付けた 学生さんってのは 、
… ? ヘアピン 付けてる 学生さん … 俺の事か
赫)あの…それが なんか…?
警官)… 彼にとって 君は 、大切な 存在 だったんじゃないかな ( ふふ
赫)それ、って どういう… 、!( 焦
1度 _ 怪我をした カラス を 見掛けたんだ 。
そのカラスは 近所では ゴミ捨て場を 荒らしたり、とても 迷惑と 有名だった
羽が ぱっくり 折れてて 、 可哀想で、 … だから 俺が 手当してあげて 自然に 帰してやった 事があった
周りのヤツら は 俺を 罵ってきやがったけど、 俺は 気にもとめなかった
だって、 カラスだって 生き物 だから 。
生きる為に 、 自分の方法で がむしゃら に 街を 飛び回っている。
助けない 理由がなかった から 。
瑞)…っていうのを 昔 … 見掛けたんですよね 、 それが 毎日 居る 、ヘアピンつけた 学生さんに よーく 似てて ( ふふ
警官 )ほー… 、まぁ 時間外労働 で 良ければ 挨拶くらい いくらでも 自由に してもらって 構わないから ( に
瑞)ホントですかーっ、! ありがとう ございます ! ( にぱ
なんだ、 お前 昔から 俺の事 知ってたんだ… 、 なら 声掛けろよ 、そん時に。
そしたら、… もっと ずっと 一緒に 居れたじゃんか、
遅いよ … 。
こんな事 なるくらいなら … 、 名前 でも なんでも 教えときゃ 良かった … 。
赫)… 、 ( 歩
絶対に 許せない 、 なんで … 何一つ 悪いことしてないのに アイツ が 死ななきゃ なんねーんだよ、
赫)俺が … この手でッ … 、この手で …
ー どんなに 必要な 理由があったって 、悪に 手を染めちゃったら その瞬間から その人は 一生 幸せに なれないんだよ? ー
ッ … 、瑞 … 、 俺、 は…
んな事 言われたら … 俺には、できねぇよ ッ …
瑞 、 何も 出来ねぇ 俺の事 、 許してくれんのか 、?
いや、 … アイツ なら 許してくれる 。
正義感 強くて 、 優しくて 、 … 真っ直ぐなお前 なら 許してくれるって 信じる
そんな お前に 俺は 惚れたから
( 数年後
mob)赫ー!!この後 また 実習 あるらしい、お前も 黄昏てないで さっさと来いよ!
赫)んー、へいへい( くす
瑞 、 俺 … 警官に なったんだよ
お前は ハッキリ 言って … 優しすぎて 警官向いてねぇから 、さw
… 俺が お前の分まで 、 お前の 未来 紡いでやるから
ずっと 傍で 見守っといて くれないかな 。
「へぇ…君、赫って言うんだね。 やっと知れた …」
ッ 、 瑞 …? ( きょろ ヾ
「そんだけ 後悔するくらいなら 最初から 名前教えといてよ!( くす 」
あぁ… 、聞こえる … 、
「ちょ… きみ、、赫くん 、 泣いてるの? ( ぎょ 」
大好きな 声がする 、 俺の 大切な 宝物の。
「泣かないで…?辛いことがあったら いつでも 上を見るんだよ ( ふふ 」
赫)うん… 、ヾ ( ぐす
「じゃあ、最後にこれだけ…」
赫くん、 いってらっしゃい !
コメント
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お話とても好きです!!泣いちゃいますぅ!!😭😭