テラーノベル
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アサナシは、アササキ家、アサキリ家、アサスギ家の三大王家がある。 ただ、特に権力があるのはケノ姫がいるアササキ家だ。
アササキ家は、光神(こうしん)を祀る、三大王家の中でも、2番目に歴史が長いのだ。
しかし突如として、ケノ姫はある奇病にかかってしまった。
『地球というのは、危険で安全な星だ。ただ、異星な事には変わりないから見知らぬ人には気をつけろよ。』
そう言われるまでを描こうか。さぁ、向こう側へ。
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「え、何これ…』
静寂を切り裂く鼓動。少し乱れた髪の毛。
自分の頬に手をやり、自身の存在を確認する。
その日からは少しずつ、ケノに確実な『異変』が起こるのだった。
(数日前から肌に透明感があるとは思っていたけどまさか……)
ケノは姿見の前で呆然とする。
「お嬢様?どうか致しましたか?」
扉の奥からメイドの声が聞こえる。
大きな不安に駆られて、扉から少しだけ後退る。
「お嬢様?入りますよ…….?」
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「お嬢様は……。申し上げにくいのですが、肌が透明になっていると共に、少しですけど存在感も薄れているようにも感じ取れます。」
メイドにも、医者にも告げられたその言葉。
「何か心当たりはありますか……?アササキ家は光神を祀っているのでそこに関係があったり─。」
そうして、ケノ・アササキは鉛のように重い口を開いた。
ケノ自身から淡々と語られる夢での出来事。真っ白なドラゴンがいた。木々が光を放っていた。など、不可思議な体験をしたと言う。
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医者が話をまとめ始めた時、ガルナ女王が階段を降りてきた。
「何の騒ぎですか。ケノに何か異常でも?」
ベロア素材のパジャマに身を包んだ女王が言った。
でも、ケノは母の冷たさを気にする素振りはせずに、そのまま言う。
「最近、肌が透明になっているのです。夢で光神と出会ったり─。」
そこまで話すとガルナ女王は話を遮った。
「さっさと他の惑星に行って『ヒガンバナ』を探しなさい。そして3年以内に持って帰り、薬を作るのよ。」
そう言うとガルナ女王は部屋に戻って行った。
少しの沈黙が続いた後、話を進めたのは医者だった。
「私はヒガンバナについて部下に調べさせます。ケノお嬢様にも進捗を告げますので少しの間お待ちいただけると嬉しいです。」
との回答にケノは苛立ちを覚えた。
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部屋に戻ったケノは、まずちゃんとした服装に着替え、アサナシ一の大図書館に訪れた。
調べたジャンルは、『光神』と『ヒガンバナ』。
ここにあの医者の部下がいるかもしれない。そう考えたため、足早に本を借りて帰る。
そして、自室で勉強と研究をする。毎日それの繰り返し。
肌と存在感が薄れる中、ようやく答えが出たのは、なんと1年と9ヶ月だった。
結果を母、ガルナ女王と父、レベート王に報告し、御守りがわりに告げられた言葉は。
「地球というのは、危険で安全な星だ。ただ、異星な事には変わりないから見知らぬ人には気をつけろよ。」
コメント
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うわああ新作来た来た!!🌸✨『透明な光とヒガンバナ』第1話、めっちゃ引き込まれた…!まず世界観がすごい、三大王家とか光神とかもう設定だけで滾る🔥 ケノ姫の肌が透明になっちゃう奇病、しかも存在感まで薄れるって怖すぎるのに、お母様の冷たい対応がさらに切ない…😢「地球は危険で安全な星」って意味深すぎて続きが気になりすぎる!!これからどんな冒険が待ってるの!?次の話、マジで待ってます📖💕
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花月夜れん
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イール
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