※乱太です
※程よくキャラが不安定です
※かっこいい太宰さんは、居ないですその代わり可愛い太宰さんがいます
それでも良いよ!って方は、お読み下さい!
はぁ…と溜息をついて探偵社の入口のドアで足が止まる
何故かって?あの人が居るからだよ!
あの人と一緒に居ると胸がドキドキして苦しいんだ…え?あの人って誰かって?そんなの決まってるじゃないか!
世界的な頭脳を持つお菓子好きで子供っぽい人だよ!もうわかったね?そうだよ乱歩さんだよ…私は、乱歩さんに叶わぬ恋をしてしまったんだよ…叶わぬってなんでかって?決まってるじゃないか乱歩さんと人間失格の私がお似合いだと思うかい?お似合い所か不釣り合いだよ…まぁそんなこんなでこの気持ちは、乱歩さんにバレないようにしてるんだけどね…バレたらこの世の終わりだよ()
さて話が長くなってしまったねそろそろ入らないとまた国木田君に怒られるよ
と、ドアを開け何時もの声で
「Good morning!今日も天気が良くて良い自殺日よりだね!」
「太宰!!!!お前は、何時も何時も遅刻して来るな!たまには、ちゃんと出勤しろ!」
「まぁまぁ国木田くんそんなに怒ってると将来老けやすくなるよ?」
「何っ!其れは、本当か!」
「本当、ほらメモ取らなくていいの?」
メモをとって半分ぐらい行ったら見計らったように「まぁ嘘だけどね」
と煽るように云った
バッキッと万年筆が折れる音が聞こえる
まぁその次は、皆さんのお察しの通り
そして今日の午後
太宰は、ある事を決意した
(よし!乱歩さんに告白しよう!)
(今まで伝えない方が良いと思っていたけどやっぱりきちんと伝えて返事を貰った方がいいよね!)
(まぁ…きっと返事は、”ごめん” だろうけどね…)
今日は、時間の流れが早く感じたさっきまで午後だったのに何時の間にか帰宅時間になっているでは、ないか
そして何故か私と乱歩だけの状態になった
「あの…」「なぁに?」
「乱歩さんは、帰らないんですか?」
と聞いてみると「やだなぁ太宰が帰らせてくれないんじゃないか」頭にハテナマークが浮かぶ私が?乱歩さんを帰さないようにしてる?え?と混乱していると「僕に何か云いたい事が有るんだろ?」と尋ねてきた確かに言いたい事が有るけど…「何故わかったんです?」
「だって太宰がいちいち僕のこと見てくるんだもん」其れを聞いた瞬間耳まで真っ赤になった(隠してたつもりなのにそんなに見てたの?!)
「分かりやす過ぎなんだよ」笑いながら言ってきたと思ったら真剣な顔になって「で?何か用?」そんな顔で見詰められたら余計言いづらいですよ!
まぁ…答えは、分かってるんだし…言えば良いだけ!がんばれ治!
「えっと…好きなんです…」
「??誰を?」もぉ!何時もは、頭良いのに!こうゆう時だけそんな鈍感になるの辞めてくれません?!
と吹っ切れたように「だから!乱歩さんが好きなんです!」
と言い改めて乱歩さんを見てみるとポカーンと口を開けていた
少しして沈黙が続居て私は、「ごめんなさい…忘れて下さい…そうですよね気持ち悪いですよね」笑って誤魔化し、自分を隠すように云ったしかしそれとは、裏腹に自分の予想とは、違った答えが待っていた「誰か何時気持ち悪いって言ったの?」「え…??」
「だから気持ち悪いとか僕言って無いし…」「それって…!」と顔をバッ!とあげると顔を真っ赤に染めて顔を隠すようにしている彼を見た
「…僕も好き」声は、小さかったけどはっきり聞こえた美しい透明感のある落ち着く声
「太宰」と急に名前を呼ばれ
「はい?」と応えると手招きをされそれに従うように乱歩さんの近くに行き
なんでしょう?と言いかけた時に唇に柔らかい物か当たった「付き合ってる証拠ね」さっきまで顔を真っ赤にしていた天使が今度は、小悪魔の笑みを浮かべて此方を見ていた
後日
乱歩さんは、太宰と付き合ったことを自慢していて
太宰さんは、顔を真っ赤にして辞めるようにお願いしていたそうだ
コメント
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フォロー失礼しますm(_ _)m 太宰さん可愛すぎるし乱歩さんも可愛い もう大好きです