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尊 / っあっつ……!
延々と照りつける太陽。
湿り気を帯びた森の中を、尊は歩いていた。
尊 / こんなに暑い所は初めてかも……
いや、初めてではないか。
砂煌州。
あそこは論外だ。
日差しは強いし、足元は砂で重いし、水もない。
あれほど命の危険を感じた場所はなかった。
尊 / まぁ……あそこに比べたらまだマシかな
そう呟きながら森を進む。
そのときだった。
尊 / ……あ
木々の奥に、空へ伸びる光の柱が見えた。
尊 / 見えた! 星の光!
しかも──深蒼色。
尊 / やった! 遺跡だ!
尊は思わず駆け出す。
その瞬間。
がさっ
尊 / っ!?
尊は勢いよく振り向いた。
しかし。
そこにいたのは──
尊 / ……なんだ
小さな紫色の兎だった。
尊 / びっくりしたぁ……
胸を撫で下ろす。
尊 / それにしてもこの森、すごいな
熱帯の森のはずなのに、動物が多い。
さっきの兎もそうだ。
だが。
尊 / ……ん?
尊の思考が止まる。
尊 / 紫……?
兎は本来、温帯に生息する生き物だ。
なのに。
尊 / ……紫?
胸の奥に、嫌な予感が広がる。
黈 / むらさき……むらさき…
そして。
尊の瞳が見開かれた。
尊 / ……闇、!
振り返る。
そこにいたのは──
闇兎だった。
尊 / っ 、
だが、気づいた時にはすでに背後を取られていた。
尊 / っ 星弾!
杖を振る。
星の光が放たれる。
だが。
尊 / え……?
闇兎は、分裂した。
尊/ 分身……!?
同じ姿の兎が、周囲に現れる。
こんな技使われたの初めてなんだけど!
どれが本物だ。
いや。
……全部本物?
まずい。
尊 / 星結界!
結界を張る。
しかし。
一瞬、遅かった。
闇兎が飛びかかる。
尊は思わず目を閉じた。
やられる──
その瞬間。
森の空気が、変わった。
ざああっ──
風が吹いた。
重く湿った森の空気を、
一瞬で切り裂くような風。
次の瞬間。
? / 蒼嵐突!
鋭い声が響く。
突風が一直線に走った。
闇兎が一斉に吹き飛ぶ。
地面を転がり、木に叩きつけられた。
尊は驚いて目を開ける。
そこには──
一人の青年が立っていた。
第三録
「記録書」
〜星弾〜(せいだん)
属性
星属性
分類
攻撃魔法/基本魔法
階級
攻(攻撃系)
見た目
杖を向けると杖の先に小さな光の球体が生まれる。
その光は、青白い星の光。
性質
星弾は星属性の純粋エネルギー。
特徴
・光属性に近い
・闇属性に強い
・貫通力がある
威力
低〜中
雑魚魔物なら倒す事が出来る。
強い敵にはダメージ程度。
速度
かなり早く、矢くらいのスピードである。
消費魔力
かなり少ないため、連発が可能。
応用する事が可能。
空中で分裂する。
複数の敵を一直線に貫く。
弱点
・威力が低い
・防御が高い敵には効きにくい
〜星結界〜(せいけっかい)
属性
星属性
分類
防御魔法/結界術
階級
守(防御系)
技の概要
尊が杖を使って星の力を結界として展開する魔法。
透明な壁ではなく、星の光が集まってできた
球状の結界になる。
結界の中には、小さな星の光「星の軌跡」がゆっくり流れている。
発動方法
尊が杖を地面または空に向けて軽く振る。
そして
「星結界」
と唱える。
すると杖の先から星の光が広がり、半球状の結界が展開する。
見た目
色
淡い金色
青白い光
イメージ
夜空を丸く切り取った感じ。
結界の表面には星座のような模様が浮かぶ。
効果
・攻撃防御
魔物や魔法の攻撃を防ぐ。
・衝撃吸収
結界が衝撃を分散する。
・短時間防御
長くは持たない。
戦闘では数秒〜十数秒程度。
弱点
星結界は、広範囲攻撃に弱い。
また、尊の集中が切れると結界は壊れる。
特徴(星属性特有)
星属性は
一点特化
だから星結界は、普通の結界より一瞬の防御力がとても高い。
つまり、普通の魔法なら防げない攻撃も一瞬なら防げる。