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ミナ・リミ

「ところでさ!!君はなんの罪を犯したの? 」


懺悔室に向かっている途中に,先程私の手を引いていた,彼女は足を止め,私の方を見て笑顔で問いかけてくる。


「ぇ…?え~っと…」


思い出せない。自分の事なのに,何故か記憶が無いのだ。


「ぇっと…」


なんて言えば良いのか分からずに,私はその場に立ち止まる。


ミナ・リミ

「あっはは!!言いたくないなら大丈夫だよ。 」


からかうように笑い,わらい終わったあと,優しげに微笑みながら私の方を見て言う。


「あ…う、うん!!」


笑い方はなんだか引っかかるけど…。まぁ,何とかなったし…。


ミナ・リミ

「言いたくないほどの罪の重さなのかな?ならいっぱい懺悔しようね‼️」


「え…?いっぱい?」


私が聞いた噂では1度だけでもしたら罪が許される。って言うものだ。なぜいっぱい…?


ミナ・リミ

「え?うん‼️いっぱい‼️」


よく分からないが,歩くのに疲れて,脳が停止寸前だった為,私は「早く行こう。」と,彼女と歩いていく。


───


ミナ・リミ

「よ~し…!!第1カンモン突破だね‼️」


「え…?第1…」


彼女は止まると,そう私に言ってくる。4キロぐらい歩いた先には,鳥居があった。

…もしかしてこれがカンモンの印…?


ミナ・リミ

「うん!!第1‼️」


「これだけ歩いて…?」


ミナ・リミ

「うん!!」


私が,信じたくなくて,問うが,彼女は私に笑顔で答える。


「…ちなみに次のかんもんは歩くだけじゃないの…?」


カンモンがあるんだったらそうなるよね…。

頼むぅ…‼️エレベーターがいい‼️


ミナ・リミ

「うん!!第2のカンモンは,色々な障害物を避けて,歩くんだよ‼️」


は…?

嘘…でしょ…?


───

✟ライフ✟

✡♡|75

✡精神|50


あらら?💦歩き疲れたのに更に課題を出されて疲れちゃったのかな?💦


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