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最⭐️高でした⭐️
、、、ここ、どこだ?
次に目を覚ますと、見慣れた更衣室ではなく、ロボットや設計図が散らばった部屋にいた。
ああ、そういえば更衣室で倒れたんだ
なんて他人事のように考えてると“ガチャ”という音とともに扉が開いた。
そこには見慣れた人物が立っていた。自分が起きていることに気付き、一瞬ハッとした表情を浮かべたが、その後すぐにもとの優しい顔に戻った。
R「司くん、起きてたんだね。体調はどうだい?」
T「ああ、大丈夫だ。迷惑をかけてすまなかった。」
R「そんなことはいいんだ。それより、どうしてこうなってしまったのか、教えてくれるかい?」
一瞬躊躇したが、自分の弱った姿を見られてしまい、もう隠せないことを悟ったオレは話すことにした。
T「……わかった。」
そこからオレは、少し言葉につまりながらも類にすべてを打ち明けた。
あの日言われた言葉がまだ自分の中に残っていること。
またみんなが離れていってしまうのではないかと怖いこと。
そんな仲間を信用できていない自分が嫌いなこと。
ずいぶん長く話していたのに彼は最後まで真剣に聞いてくれた。
そして話し終わると、オレを抱き締め、静かに
R「…….ごめんね。」
と、言った。
T「いや、いいんだ。類や寧々やえむは何も悪くない。悪いのは、オレなんだ。オレが最初にみんなを傷つけたんだ。」
R「そんなことはない。少なくとも、僕はあの日怒っていたとはいえ言い過ぎたと思っている。それに、僕はもうあの言葉のことは気にしていないと思っていた。君をそこまで追い詰めていたなんて思いもしなかった。本当にすまない。」
T「あんなことをいまだにずるずる引きずるなんて、座長失格だな、」
R「そんなことを言わないでくれ。君は座長失格ではないよ。むしろ僕にとっては世界一の座長だよ。そしてきっと寧々たちもそう思っているはずだ。」
T「本当か、、?信じていい、のか?」
R「ああ、嘘はないよ。君は僕の演出に12000%答えてくれる最高の役者さ。そして、どんなときでも輝いていて、僕らを照らして(笑顔にさせて)くれる。君は僕のきらきら星だよ。」
T「きらきら星…か、」
T「…ありがとうな、うれしいぞ。」
そう言って微笑んだ彼はいつもよりも輝いて見えた。
君は僕のきらきら星
Fin.
あとがき
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
こういうものを書くのははじめてだったので少し緊張していたんですが、楽しみながら書くことが出来ました。皆さんも楽しんで読んでいただけていたら幸いです。また、ここまで反応がもらえるとは思っていませんでした。フォローしてくださった方、いいねやコメントをしてくださった方、そしてこれを見つけて最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。これからも自分のペースで投稿していきたいと思いますので、読んでくださると嬉しいです(´▽`*)
水草。