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『私は文豪?』
私が文豪とは、皆よく言ったものだ。私はごく普通の家庭に生まれた人間なのだ。ただの小学生が書いている作品や文章力だけで、「文豪」と呼ばれるとは、思ってすらいなかった。むしろありえない話としか考えていない。私は、文豪には、江戸川乱歩、福沢諭吉、太宰治、宮沢賢治などを想像する。だよに何故だろう。こんな何もない、生徒会長という立場で、自分を補っていた私を、なんで、「文豪」と彼は言ってくれたのだろうか。私は遠回しに「早く⚪︎ね」と言われているように感じてしまう。なぜなら私が例で出した宮沢賢治は、37歳という若さで、私を残して死んでしまったからだ。もっと、多くの童話や、話を作ってほしかった。彼が病気にかかり、その時に書かれた「アメニモマケズ」は、私の心に残る作品となった。私が、「文豪」と呼ばれてしまうなら、どうしようもないのだろうか?こんな、どうでもいい逸話で、今日も私は、生き延びてしまう。