TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

レローゼ→「」 フェン→『』 第三者視点 レローゼ⇆フェン(ほんのり)⚠️ 2人とも人間、過去(人間時代)捏造⚠️


本編↓

『はぁ……腹減ったなァ…』

周りが暗く、ゴミが広がって誰もいない場所に居た1人の少年がそう呟く。

その少年は、緑色の髪にボロボロの服を着ていた。

『今日は、何かあっかなァ?』

空腹で力も無い中、辺りを散策する。


散策し終わったあと、少年はため息をついてその場に座り込む。

『はぁ、何も無かった……』

食べられそうなものが見つからなかったため、諦めてそのまま時間を潰すことにした……。



「……また、独り」

とある小学校の教室の中で、自分の席にポツンと座っている1人の少年が呟く。

その少年は、黒色の髪に地味な服を着ていた。

「…みんな、友達がいるのに僕だけは……」

そこまで言うと、少年は視線をクラスメイトから自分の机に移す。


この嫌な気持ちを抱えながら休み時間は過ごしたくなかったため、〘自分が好き〙な〘面白いこと〙を考えて気を紛らわすことにした……。



『あ゛ぁ……まだ、見つからねぇ…』

時間が経っても、食料が見当たらないため少年は絶望していた。

『昨日も、何も食えなかったし……』

そう言って顔を上げると、その場を通りかかった1人の少年が目に入った…。



「学校、やっと終わったな〜…」

そう呟き、一人で下校していた。少年は、いつも一人で俯きながら歩いていた。

「やっぱり、友達作れないな……」

そう言って視線を地面から横に移すと、その場に座り込んでいた1人の少年が目に入った…。


『……ぁ゛、』

緑髪の少年の口から掠れた声が出た……助けを求めようとしたが止めた…。


「っ……」

黒髪の少年が声を出そうとした……話しかけようとしたが止めた…。


でも、お互いに〘今、目の前にいる子(奴)は暗い顔をしていた〙と思いもう一度話しかけることにした…。


「…っ、えっと、キミどうしたの……?」

『腹が減ってて…食えるものが無くてよォ……』

黒髪の少年の問いかけに対し、緑髪の少年はゆっくりと答える。

『…お前は、どうしたんだァ……?』

「…僕は、友達が出来なくて…ずっと独りだったんだ……」

同じように、緑髪の少年が問いかけ、黒髪の少年がゆっくりと答える。


「えっと…これ、食べる……?」

そう言って紙袋に包まれているカレーパンを手渡す。

『…いい、のかァ……?』

貰ったカレーパンを感謝しながら食べる。


『…ずっと独りって言ってたよなァ?』

「そう、だけど…」

気まずそうに目線を逸らして答える。


『…だったら、俺が一緒にいてやるよ』

「えっ、いい、の……!?」

目にハイライトが入り、明るい表情になる。

『さっきの礼もあるし、……俺も独りだったからよォ…』

「…そっか!」


「じゃあ、これでお互いに独りじゃないね…!」

『そうだなァ』

2人とも自然と笑顔になる。

辺りは暗闇が広がっていたが、その2人の少年の周りは暖かい光が広がっているようだった……。


人間時代に出会っていたら…。



こっちの更新久しぶりですね🙇‍♀️もしも、レローゼ君とフェン君が人間時代に出会っていたら…。というifストーリー(のつもり)です!レロ君の人間時代が色んな説が考えられて難しかったです…笑 一応続きます!(自分自身も続き、結末がどうなるか分かりませんが…)


前置き、後書き含めて1400文字お疲れ様👍🏻 ̖́-

💜×‪💚 詰め!

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

7

コメント

3

ユーザー

え発想が天才すぎる ‼︎ 平穏久しぶりだ ~ っ ‼︎ 不穏も平穏も最高 ‼︎(( レロフェン尊い … ! レロくんがフェンくんに渡す食べ物がカレーパンなの好き ‼︎‼︎

ユーザー

最近フェン君虐められばっか書いてたからR18とか、平穏な話が書きずらい…) 今回の話、日曜か月曜の夜に書き始めたものだから今になって、自分が何を書きたかったのか分からなくなってきた)) ネタバレ?ぽくなるけど、ふたりが出会ってたら、飢えと孤独の悩みから解放されるんじゃないかな?っていう妄想をしてたんだよね、多分)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚