テラーノベル
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■事務所様、ご本人様、関係者様とは全く関係ございません。
■複数人出る時のみセリフの前に tt など表記します。
□ ori + dyt による tt 愛されでオメガバースネタ
□KOZAKA-Cによって突然オメガバースの性質が付与されたヒーローたちの話
□書きたいところだけ書いて終わるだけの話です(続きません)最後に別時間軸の書きたい所だけ書いてます(半端な話なので満足したら削除する予定です)
□私は受けを我が物にしたくて遠慮が無くなる、狂っていく攻めが大好きですということだけお伝えしておきます
こんなにとんでもないことをやらかすのか、この秘密結社は。
ぽた…ぽた…と落ちていく汗は決して疲労からのものではない。
tt「…嘘でしょ」
絶望からのものだ。
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東西全員が集まった任務で追い詰めた最後の一匹を倒そうとした時に事件は起きた。
白い光に包まれて目を閉じ、次に開けた時には俺以外の全員が倒れていた。
KOZAKA-Cはまさか俺だけ気絶していないとは思っていなかったらしく、丁度逃げようとしているところだった。
俺はそれを絶対に逃すまいと追いかけて一人で仕留める。
これで任務は成功。
俺は一人一人の状態を確認して周り、全員に息があることにホッと座り込む。
その時に、見えてしまったのだ。
tt「…これ、何?」
リト君の項に『α』という文字が浮かんでいる。
意味が分からなくて、他の人にもあるのだろうかと見て回れば全員の項に同じ文字が浮かび上がっていた。
僕も項に同じ文字が浮かんでいるのだろうか…果たしてそれは何を意味しているのだろうか。
ru「う……く、そ…一体、何が…」
rb「分かりません……イッテツ…?大丈夫ですか?」
tt「あ、うん。俺は大丈夫。俺はなんか気絶しなくて、逃げようとしてた最後の一匹は仕留めたよ」
mn「おぉそうか!さすがやなぁ、テツ!」
俺の言葉に皆が喜んで褒めてくれる。
それを十分満喫した後に俺は気になるあの文字のことを皆に教えた。
そして自分にもあるかなと皆に項を見せる。
ru「ん゛っ…」
wn「わぉ、テツの項。美味しそう」
rt「美味しそうはヤバすぎるだろ」
kg「佐伯、赤城から離れろ」
ri「オレたちと一緒にいようね~」
よく分からない会話が聞こえたような気がする。
しかし、いつまで経っても誰も答えてくれないから焦らされて回答を急かしてみた。
tt「ねぇ!俺の項にも同じ文字があるの!?無いの!?」
rb「あぁ、すみません。つい見惚れてました」
tt「俺の項に一体何があるの!?」
mn「あーもう、俺が見るわ。…いや、無いな…テツにだけは、無いみたいよ」
俺も光はしっかり浴びていたけど、どういうことなのだろう。
少し皆と話してみれば、一人だけ気絶していなかったからではないかという結論に落ち着いた。
まぁ、俺もそう思う。
体調が悪くなった人がいるわけでもないし、とりあえずOriensのアジトに戻ることにした。
今日はDyticaの皆が泊まっていってくれるから嬉しいんだよね~!!
ウキウキでるべ君の隣を歩いて帰る。
るべ君はずっと「一人だけ気絶しなかったなんてイッテツはすごいですね」と褒めてくれる。
えへへ、俺、るべ君に褒められるの大好き~!!
ru「マジですごいよ。俺は耐えれなかったわけだし。つか、お前以外全員耐えれてねぇんだからもっと調子乗っていいんじゃない」
tt「えっ、えっ…!?そ、そうかな~!?」
途中で反対側にロウ君が立ち、俺のことを沢山褒め始めてくれる。
ロウ君もこういう時沢山褒めてくれるから嬉しいな~!
それが嬉しくてデレデレしていると、
rb「小柳くん、邪魔しないでもらっていいですか?今、イッテツは俺と楽しくおしゃべりしてるんですけど」
ru「あれ?話終わったように見えたから来たんだけど」
rb「は?向こう行けよ」
ru「お前が行けよ。イッテツ独り占めしてんじゃねぇぞ」
何故か二人の間に火花が散り出した。
止めた方がいいのかと慌てたが、多分、この二人は俺が止めても止まらない気がする。
それに、もしかしたら俺が知らないだけで二人の交流方法の一つかもしれないし邪魔しちゃいけないよね。
tt「え、えっと!俺が向こう行くからさぁ!二人でどうぞ!」
rb「えっ、イッテツ!?」
ru「は!?」
tt「カゲツ君、マナ君、一緒に行こうよ~!!」
後ろから「誤解ですよ!」「戻ってこい!」と聞こえる気がしたけど、きっと気のせいだろう。
いやすごいなぁ、るべ君とロウ君のコミュニケーションのとり方独特すぎない?
快く迎え入れてくれたカゲツ君とマナ君とおしゃべりをしながら楽しく帰る俺だった。
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アジトに戻り、軽くシャワーを浴びようと思い服を脱ぐ。
そして、冒頭に戻るのだ。
パンツを脱いだ俺は、脚の付け根に浮かび上がる文字に言葉を失った。
『Ω』
確かにその文字が浮かび上がっている。
『α』と『Ω』という言葉に嫌な聞き覚えがある俺は恐る恐る検索をかけてみる。
そして出てきたのは…『オメガバース』という言葉だった。
rt「あれ?テツ?シャワー浴びに行ったんじゃないの?」
wn「そんなに慌てて何処行こうとしてんの?」
tt「い、いや…あの…行かなきゃいけない場所が出来て…ご、ごめんね!ちょっと急がないといけないから!先に誰か浴びていいから!!」
俺は走った。
全速力で、誰も追いかけてこないことを祈りながら、願いながら走った。
どうか、どうか杞憂であってくれ…!
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俺が辿り着いたのは俺以外が気絶したあの場所だった。
そこに敵の姿は無いけれど、俺は瓦礫や散らばったものをどかしながら一心不乱にあるものを探す。
この場所はKOZAKA-Cがアジトに近い形で住みついていた場所だ。
もしかしたら今回の光について計画書みたいなものが存在しているかもしれない。
そう思ったのだ。
そして、予想は的中。
やはり計画書は存在し、ボロボロになったそれを破れないように丁寧に開いて読む。
tt「オメガバース計画……創作の世界で人気のある『オメガバース』の設定をヒーローたちに付与する計画である…必ず一か所にヒーローを集めて実施すること…」
嫌な予感が的中してしまったことに、走ってきたことも重なって汗がだらだらと流れる。
tt「光を浴びたヒーローの中からランダムで一人『Ω』性が選ばれ、それ以外のヒーローは『α』性を付与される」
ランダムで、一人だけ。
tt「創作の世界と同様に…『Ω』性を付与されたヒーローは…定期的に発情期が来るようになり、番を持てるようになり……あ、『α』の子を…妊娠できるように………な…る」
俺たちには一切関係ない世界の話だと思っていた。
だけど、今、それが現実となって俺たちに襲いかかってきたのだ。
今、自分たちの置かれている状況に気付いているのは俺だけだ。
俺が何も言わなければ、この計画書が見つからなければ、俺が上手くやれば問題なく過ごせる。
それに、別のKOZAKA-Cが解除方法を知っている可能性だってある。
だから…
「で、イッテツがこの『Ω』なわけ?」
手に持っている資料のΩの説明部分を指さす指と聞き慣れた声。
冷や汗が流れていることも気にせず隣を見れば、いつものクールな表情のロウ君が一緒に計画書を覗き込んでいた。
tt「ど、どうして…」
ru「俺だけじゃないけど」
tt「…え」
そういえば、暗い。
俺の座っている場所だけ影が出来ている気がする。
まさか、まさか…
俺は恐る恐る上を向く。
そこには、俺の後ろに立つ形でじっと計画書の内容を見つめる皆がいた。
【書きたい場面だけ_ rt + wn → tt 編】
じっと俺を見つめるリト君。
居心地が悪い。
何か言いたいことでもあるんだろうか。
rt「なぁ、テツ」
tt「な、なぁに?リト君…?」
返事なんてしなければ良かった。
居心地が悪いと感じた時点で逃げていれば良かった。
rt「孕ませていい?」
言われた言葉を理解したくなくて、リト君から距離をとろうと立ち上がる。
rt「逃げんなよ」
tt「怖い…怖いよ、リト君…何で…?」
rt「何でって何で?今まではαもΩも無かったから何も起こらなかっただけだよ」
tt「どういう、こと…?」
rt「お前以外は皆知ってるよ。今、ここにいるお前以外の、俺を含める男は全員テツのことを恋愛対象を見てるってこと」
突然与えられた情報に頭が混乱する。
皆が、俺を…俺のことを…?
tt「な、無いよ…流石に…」
rt「まぁ、テツはそう言うだろうね。でも…」
wn「言ってやんなよテツぅ~!」
リト君からどうやって逃げようか考えていたら後ろからウェン君に抱きつかれる。
いつものテンションのウェン君に気持ちが楽になる。
一瞬だけ、だったけど。
wn「『俺はウェン君に項を噛んでもらって、ウェン君に孕ませてもらう予定がある』からリトは無理ってさ~」
rt「……は?」
小さな笑みを浮かべるリト君から感情のない一文字が飛び出る。
それも怖いし、ウェン君も怖くて、腕の中から逃げようとするけどがっしりと捕まっていて無理だ。
身体が、声が、震える。
tt「ウェ、ウェン君…冗談やめようよ…。俺を番にしてもいいことなんて一つも無いよ…」
wn「ねぇテツ。いつ噛めば番ってやつになれるの?テツが必死になって逃げようとしないってことは、無理やり番にされる心配がないってことだよね~?」
べろ…と項に舌が這わされてびくっと身体が跳ねる。
あぁ、そうか…計画書では番になる方法が破けて読めなくなっていた。
『オメガバース』で検索をかければ出てくるなんて思考は無さそうだ。
wn「ねぇ、僕にだけ教えて?テツ?」
【書きたい場面だけ_ mn + ri + kg → tt 編】
三人がカウンター席に座って何かを話している。
良かった、探していたんだ。
きっとあの三人なら俺のことを助けてくれる。
俺のことを守ってくれる。
そう思って声をかけようとした。
ri「一旦オレたちは協力するってのはどう?」
mn「はは、本気で言うとん?それ」
ri「本気だけど?」
mn「とか言いながら、イケるって思った時にテツんことかっ攫う気やろ?」
俺の、話?
思わず、三人に歩み寄ろうとした足がぴたりと止まる。
ri「えっ、酷いな~!オレがそういうことする奴に見える!?」
mn「………」
ri「………」
mn「………」
ri「………そう、バレバレなんだ」
ライ君の、いつもと変わらないのに、どこか空気を重くする声。
マナ君も、ライ君も…リト君たちと同じってこと?
mn「ええよ。一旦組んでも」
ri「えっ、いいの?」
mn「俺の方がチャンスは多いと思うからな」
ri「…それって、挑発してる?」
mn「先にしてきたんはそっちやろ?」
楽しそうに話しているように聞こえるのに。
どうしてこんなに怖いのだろう。
kg「三人で手を組むでも何でもいいけど、そろそろこの話やめん?」
二人の会話を、今まで黙って聞いているだけだったカゲツ君が割り込んで止める。
いつものトーンで、いつもと何も変わらない、カゲツ君の声。
でもね、俺には分かるよ、カゲツ君。
俺は…
kg「そこでぼくらの話を聞いとる佐伯が逃げるぞ」
この場から一刻も早く逃げなきゃいけないんだよね。
三人が行動に移す前に俺は走った。
【書きたい場面だけ_ rb + ru → tt 編】
一番追われたくない相手に追われている。
足音を立てて追ってくるような男じゃない。
一時だけでも優しさと遠慮を捨て去ることができる男。
ロウ君だ。
tt「はぁっ…はぁっ…!」
何処に逃げれば安全なのかが分からない。
ロウ君は後ろにいるのだろうか、それとも先回りしているのだろうか。
彼はゆっくりと静かに近付いてくる。
ロウ君の持つスキルは、俺のスキルの何十倍、いや何百倍も上をいっている。
ずっと走り続けていた身体が疲労を訴え始めて足を止める。
ほんの数秒でいい…ほんの数秒だけ休憩をとって…
ru「もうギブアップ?」
tt「ひっ…!」
一瞬足を止めただけだというのに、耳元でロウ君の声がする。
何で、どうして、何で息切れ一つ起こさずに、君は俺の真後ろに立っているの。
ロウ君が俺の身体に手を回そうした瞬間、見慣れた触手がそれを妨害する。
そこから引き離すように腕を引かれ、抱き締められる。
rb「大丈夫ですか、イッテツ」
tt「るべ、君…」
触手で出来た壁の向こうから「邪魔すんじゃねぇ星導!!」とロウ君の怒声が聞こえる。
どうやらその場から離れることさえも出来ない状況のようだ。
rb「全く、どいつもこいつもイッテツの気持ちを考えずに好き勝手して…」
俺以外の人への文句を口にしながら、俺の頭を優しく撫でてくれる。
rb「どうしますか?イッテツの部屋でも、不安なら俺の部屋でもいいですけど…どこかに隠れた方が…」
tt「るべ君…その…ご、ごめんね…?」
rb「はい?」
tt「その、こういう言い方、なんか、自意識過剰みたいであんまりしたくないんだけど…」
でもね、るべ君。
俺、もう分かってるんだ…
tt「逃げ場が限られる部屋で…俺に…何しようと、思ってる…?」
rb「えぇ…?」
今、このアジトに
rb「何で分かったの?イッテツ」
信用していい人はいないんだってこと。
コメント
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rb,ruサンド(?)大好きなのでほんとうに幸せです。

神様仏様どももち様ワタクシはこのような神作品と出会えて幸せな人生です。ありがとうございます。