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1件
いやぁ〜良いですね最高なんですよ作品が…吹奏楽部ってめっちゃ大変ですよね友達が吹部でいつも愚痴ってるのを聞いています。続きがあれば楽しみにしています、他の作品も、もちろん楽しみです!
全国をかけて_。
3年 春
「 そこもっと音出して!」
「「 はい! 」」
指示している声、みんなの綺麗な音が聞こえてくる
「 …きれいだなぁ。」
僕は2年前に吹奏楽部を辞めた。
それはとある理由で。
1年 6月
「 コンクールのソロは黄に任せた。」
元々中学から吹奏楽をしていた。
そのため、3年ではなく僕にソロが渡された。
「 僕じゃなくてもぶ先輩の方が…っ、! 」
「 黄くんの方が実力はあるの。いけるよ。」
僕はそこから毎日何度も何度も練習した。
コンクール当日。
先生の指揮で曲が始まる。
みんな真剣に今までの練習を思い出して
このメンバーで吹くのも最初で最後。
みんな全力で全国を狙っていた。
もうすぐ僕のソロだ。
「 〜 ♩ 」
最初は上手くいっていた。なのに。
音が外れた。
今までは上手くいったのに。
指が動かない。
どうやってやるんだっけ。
「 あんたのせいで…っ、!! 」
3年生からは大ブーイング。
もぶ先輩からも。
「 完璧にやってくれるって信じてたのに。」
そんな一言が重くて。
みんなの視線が痛くて。
ひとつの言葉の重みも、ひとつの音の重みも、
僕がいちばん味わってきている。
そして、そんな重みや視線に耐えれなくなった。
「 先生、ぼくやめます。」
「 辞めるとか簡単にいわないでよ! 」
「 最後のコンクールみんなで出るんじゃなかったのかよ…っ! 」
「 失敗なんか気にせんくてええんやでッ、! 」
「 一緒に乗り越えようよっ、! 」
「 黄くんがいないと、ぼくできないよ…っ、 」
「 みんな、ごめんね。ぼくには合ってなかったみたい。」
3年 春
あの時はみんなに悪いことしたなとか
すっっごく今でも後悔している。
でももうあの後悔は経験したくない。
趣味程度でひとりで吹くのがいちばんたのしい。
「 〜♩ 」
屋上でいつも曲を吹いている。
もうみんなとはやれないけど、
この音楽へ想う気持ちはまだ繋がっている。
「 ねえ、こっち来てっ、!!! 」
赤くんが急に僕たちを連れ出した。
その場所に行くと、
『 僕たちの大好きな音が響いていた。』
「 この音って…っ、」
“ 黄 / 黄くん / 黄ちゃん の音だ…っ!! ”
「 ガチャッッ 」
だれだろう。
ぼくの音がうるさかったかな。
「 黄 / 黄くん / 黄ちゃん !! 」
「 みんな…っ、? 」
ぼくの好きな声。
ぼくの好きな人達。
そして、“ ぼくの仲間 ” がきた。
「 黄くん、また一緒に吹奏楽やろうよッ、 」
「 もう僕はしないって決めたんですっ…、」
ぼくだってまだまだしたい。
けどもうステージに立つのがこわい。
失敗するのが怖い。
「 そうやって過去の失敗から逃げるの? 」
「 …ッッ! 」
突然青ちゃんが言い出した。
「 そうやって逃げてたら、一生残るんだよっ? 」
「 僕達だって失敗はこわい。 けど立ち向かってるの 。 黄くんは立ち向かわないの? 僕達と同じステージに立ちたくない? 」
僕だってもう一度みんなとやりたい。
でももうみんなの足を引っ張りたくない。
あの苦い思いを味わいたくない…っ
「 あの苦い思いはもうさせないよ 」
紫ーくんが突然口を出した。
「 今は俺たちがみんなの事を引っ張る番。」
「 黄くんのことをばかにするようだったら部活をやめてもらう。」
紫ーくんは本気な様だった。
赤も、青ちゃんも、桃くんも、橙くんも、
それに同意しているようだった。
「 でもそんなことしたら… 」
「 俺は後輩のみんながしないって分かってて言ってるの。俺は信じてる。部活のみんなを。」
僕のきらいな言葉。「 信じてる 」
でも、紫ーくんからは本気で信じてるオーラがすっごく出ていた。
「 ぼく…っ、もう一度やりたいです。」
「 もう一度、やらせてください。」
顧問にそう伝えた。
「 黄、次は みんなで支えて乗り越えるんだ。」
「 ……っはいッ、! 」
そこから本気で前より練習を続けた。
みんなと協力して、指摘し合って、アドバイスし合って、後輩 先輩 関係なく。
「 黄、次は “ ソロ ” いけるか? 」
「 …はいっ、」
「 失敗したっていい。楽しめればいいんだ。」
「 はいっ、! 」
コンクール当日。
「 大丈夫。ここまでよくやってきたんやから 」
「 みんな、ソロがんばろうねっ、! 」
「 このメンバーでは最初で最後。全力でやるよ 」
「 黄くんきてっ! 」
「 黄くん、全国行けたら付き合ってください 」
「 もちろんっ、!! 」
「 よっし、がんばるぞーっ、!! 」
「 おーっ! 」
本番。
先生の指揮でみんなが楽器を構える。
今までの練習の成果を今ここで発揮する。
みんなのソロ。
「 〜♪ 」
「 パチパチパチ 」
赤成功。
紫ーくん成功。
橙くん成功。
桃くん成功。
青ちゃん成功。
そして僕の番。
「 〜〜♪ 」
「 パチパチパチ 」
黄 成功。
プログラム15番
苺ヶ丘学園。 ゴールド金賞
全国に行けるのは、15番、〜番、〜番、__
「 …っ!! 」
「 ねえ、黄くん、付き合ってくれますか? 」
「 はい、僕でよければっ…! 」
「 おめでと〜っ! 」
「 3組目のカップルだな 」
「 黄ちゃん成功して良かったねっ!!コンクール出てよかった? 」
『 もちろんよかったですよっ…!笑 』
吹奏楽部のお話書いてみました🙌🏻
ちょっと終わり方とか雑だけどまあまあ😺😺
わたし自身吹部だから書いてみたけど
終わり方迷子になりましたよね。
ていうか‼️期末おわりました‼️‼️
もう勉強したくないですね😸😸
テスト期間なのに部活あって鬱でした
勉強ぜんぜんしてなかったけどいちばん高くて
75点取れるかなって感じですたぶん。
青黄 桃赤 を誰か私にください🥹🥹
酸素が無くなりかけてます💭