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⚠️しろりちょ/学パロ
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rch視点
ぁ、せんせー行っちゃった、、
廊下から校庭を見ると、そこには友達と笑いながら帰ったり、カップルがいちゃついていた
俺も”普通”だったら
恋愛対象が女子だったら
好きな人が先生じゃなかったら
こんなに傷つかなかったのだろうか
考えれば考える程胸がズキズキしてくる
はぁーー、
せんせーまだかな、、、
やっぱ先生だし忙しいよね
付き合ったらっていうか、、まず生徒と教師の関係なんだし付き合うもクソもない、、か、、、
最初から分かっていた
無理だって
自分じゃせんせーの特別にはなれない
だから、もう諦めた方がいいんだ
諦めれたら、きっと普通になれる
ぁどうしよう、、目、潤って来ちゃった、、、、
俺はもれそうになる声を必死に我慢するしかなかった
ただ泣くことしか出来なかった
誰も来ませんように
せんせーが来ませんように
心の中でそう祈った
この恋にきっちりとさよならと言えるまでゆっくり忘れていこう
こんなんでいいのだろうか
まぁ、、でも、、
頑張るしかないのだから
俺は伸びをし、喉を潤した
………
『せんせー迎えに行くかぁ』
職員室あたりに来ると、ニキニキとキャメさんとせんせーが結構大きい声で話しているのが聞こえてきた。
話してるって言うかせんせー以外は大爆笑してるだけだけど、、、
『せんせ、?』
「うぉっりぃちょか」
『あ、ニキニキとキャメさんじゃん』
『なんでそんなにニヤニヤしてんの、?』
ニキニキとキャメさんは俺とせんせーをチラチラっと見てニヤニヤ笑っている
何話してたんだろ、、、
てか25歳とそれ以上したいい歳した大人が何やってんだろ、、、、
と呆れていると突然せんせーが俺の手首を引っ張って来た
!?!?
『うわぁっ、せんせ、?』
やばい
心臓の位置がはっきり分かる
気づくともう校門についていた
『はぁ、はぁ、、』
『せんせっ、大丈夫、、?』
「うぉ、、ごめん急に引っ張って」
『ううん全然大丈夫』
『んじゃ帰るね』
『また明日』
「ん、気おつけて帰れよー」
俺は逃げるように校門を出た
絶ッ対顔赤いんだけど、、、
手首にはまだせんせーに掴まれていた時の体温が残っていた
諦めるのは100年後とかになりそうだ