🐙🌟×👻🔪
・初心者
・低クオリティー
・完全二次創作のためご本人様方と全く関係はありません
・本編ではライバー様のお名前は伏せておりません
・遊郭パロ
・作中では行為シーンがございます
・モブレ表現がございます(モブ×👻🔪)
・♡、///、濁点での喘ぎ等がございます
・地雷様はご注意くださいませ
・「」→🐙⭐️
・『』→👻🔪
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(👻🔪side)
子供の頃、俺は親に捨てられた。というよりも、売られたと言った方が正しいだろう。理由は知らない。子供心に、きっと何かあるんだろう、でもすぐ迎えにきてくれる。なんて、そう信じていた。あの頃は、俺の売られた先がこんな場所だとは夢にも思ってなかったから。
俺が売れた先は、夜から朝にかけていつも明るい場所だった。通りには提灯が並び、何処かから楽器の音が聴こえる。似たような店が密集していて、人の往来が多い。ただ不思議なことに、店に入ってくるのは男だけ。そしてその男たちの相手をするのは長い髪を綺麗に結い上げ、少し着物をはだけさせながら美しく、それでいて少し憂いを含んだような顔でいる女性たち。奥の座敷には布団が用意されていたり、客やそのおもてなしをしている女性の様子を伺うようにしつつ酒やら何やらを用意している女の子たち。一体ここは何処なんだろう。わけもわからないまま、俺は数ある店の中の一つに引き取られ、そこで働くことになった。
《あの子、男の子じゃない?》
《まぁな。でもああいうのを好むやつもいるだろ?》
《まだ子供な上に、男の子なんて…遊郭に来ちゃって可哀想に》
俺が働き始めてから数日。店で働いている女性たちや、店主であるおじさんたちのこんな会話が聞こえてきた。いくら子供と言えど、ここが自分がいるべき場所ではないこと、そして俺がここにいることは特殊であることはこの数日の間で嫌というほど理解できた。何よりも実際に客として来ている男から、蔑むような目で見られたり、或いは好奇の目で見られたりすることが不快でたまらなかった。店主のおじさんおばさんや遊女のお姉さんたちは、俺に優しくしてくれた。俺は女じゃないから体を売ることは出来ない。その代わりといって様々な雑用をさせられることは多々あったけど。
俺が引き取られてから数年がたったある日。突然俺は店主のおじさんにある一室へと呼び出された。この時には俺もすっかり成長していて、背も以前に比べ随分高くなったし、顔立ちも出来上がっていた。子供の時はある程度中性的な見た目だったお陰で禿として働いていたが、今の俺はどこからどう見ても男だ。もう何年もここで暮らしているからだろうか。おじさんが口を開く前に、俺はもう用済みなんだということがわかった。また何処かに売られるのかな、それとも勝手に出ていけとか言われるのかな。とか1人で悶々と考えていると、おじさんは驚きの一言を俺に向かって発して来た。
《お前、遊女になれ。》
は?こいつ今なんて言った?ふざけんな、そう言ってやりたかったが、そんなのが通用しないのが遊郭という場所である。遊女が逃げ出せないようにと様々な工夫が街中に凝らされており、それでもなお逃げようとする場合、殺されてしまう。そんな場所で俺が生きていくためには、体を売るしかない。いっそのこと殺されてしまった方が楽なんじゃないか、とか色々考えたが俺にはその勇気がなかった。
『………っ、ぁッ♡んん”~////』
《ほんと、可愛い花魁だ。僕の下でこんなに鳴いちゃって…♡》
《もっと……♡》
遊女として体を売るようになってから、俺は瞬く間に人気者となり、花魁の座にまで上り詰めた。元々顔立ちは悪くないと自分でも思っていたがここまでだったとは。とは言ったもの毎日毎日数多くの男に抱かれ、ナカを容赦なく犯され、俺が果てたとしても相手が満足するまで続けられるという生活は屈辱そのものだった。ナカ出しは当たり前、行為だけでなくキスはされまくるわ、跡はつけられまくる。お客によっては変なプレイを要求してくる奴もいる。正直、行為中にあまりにも腹が立ってお客を殴ろうとしたことも、この場所から逃げ出そうとも何度も思った。しかし、そんなことをしてしまってはこの店の評判は落ち、そして俺は殺されるだろう。
『男だけど、…俺の事身請けしてくれる人居ねーかな、』
そんな叶うはずのない願いをぽつりと溢し、そう言えば次の客は新規だったな、なんて思いつつ俺は迎え入れる準備を始めた。
(🐙🌟side)
遊郭なんて場所、俺は全く興味がなかった。だから誰かに誘われて仕方なし行くことがあったとしても、自分から進んで足を踏み入れることになるなんて思ってもなかった。
最近、巷で新しく花魁になった人がいるという話を聞いた。まぁ、花魁っていうくらいなんだからめちゃくちゃ綺麗な人なんだろうな、くらいにしか思ってなかったのだが、驚いたことにその花魁というのが男だというのだ。いくら遊郭に行ったことがないからと言えど、俺でさえもその光景が異常であることがすぐに分かった。まじ?そんなことある?それはもう行くしかないじゃん。そう心の中で自己完結させた俺は早速その花魁とやらに会いに行くことにした。
『初めまして、星導様。花魁の小柳ロウでありんす。』
広い部屋へと通され、へぇーこういう感じの場所なんだとか思っていると、襖が開けられた。そして俺の目の前に、綺麗な着物を着て、色っぽい香りを身にまとい、廓言葉を使いながら深々と頭を下げてくる人が現れた。その人の発した声は低く、一瞬で男だと分かったが、何よりも美しいその顔に俺の心は奪われた。色は透けるように白く、鼻筋はすっと綺麗で、少し吊り目のようだが美しい瞳。更に微笑を湛えているもののどこか少し絶望したような、儚げな印象を受ける表情。やばい、これ一目惚れってやつだわ。そんなことを1人で考えていると、彼は困惑しているのか気まずそうに俺を見てくる。
『あの、星導様、?』
「あ、ごめんなさい。俺は星導ショウって言います。あと、星導様って呼ばれるの嫌なので呼び捨てで呼んでもらえます?」
「それと、敬語もやめてください」
『え、…ここではお客様に対して敬語を使うのは当たり前でござんす。』
「んー、でも俺は嫌なので。実際俺はお金を払って君を買ったんだし俺の好きにしてくれても良くない?」
「普通に喋ってよ、小柳くん。」
『………変な奴、分かったよ。普通に喋ればいいんだろ』
うわ、変わり身はや。そう思ったけど、そうしてくれる方が俺としてもありがたい。さて、ここからどうしようかな。と考えていると彼の方から声をかけてくれた。
『ヤるんじゃねーの?』
『早くしねーと、俺次の客来るかもよ?』
それはまずい。俺小柳までくんのこと好きになっちゃったし。こんなところで知らない男に小柳くんを取られるとか最悪。なんとしてでも小柳くんを手に入れなくちゃ。そう思った俺は彼の唇にキスをし、更に舌を絡める。
『んぅッ……♡』
喘ぎ声可愛いな、とか考えながら彼とキスをしたままの状態で小柳くんを押し倒し、着物をすこしずつ脱がせてゆく。彼の裸体が現れ始めた頃、息が苦しくなったのか顔を真っ赤にしながら俺の胸をトントンと叩いてくるので、仕方なく口を離してあげる。
『んッ、ん”~~///……お前、キス、長すぎ……///』
「ついつい小柳くんが可愛すぎて、悪気はないんですよ?」
可愛い、という言葉で更に顔を赤くした小柳くん。キスだけでもうトロトロになっている。
「一応、指からにした方がいいよね、」
彼は毎日ヤってるからな、と思ったものの俺とは初めてだし、怪我させたくないし。なるべく挿入時に小柳くんが痛くないように、気持ちよくなれるように、と考えながら小柳くんのアナに指を少しずつ入れていく。
『ぁッ、…♡う”ぁッ、////♡♡はッ……♡♡』
「えー、まだ指だけなんだけど。めちゃくちゃ喘ぎますねw」
『んぁぁ”ッ♡♡ゆびっ、もういい、からぁ”///』
『星導の、…それ///俺んナカ、ちょーだい?♡』
「っ、!?おまっ、流石にそれは煽りすぎ。」
あまりにも小柳くんが可愛すぎて、俺自身制御が効かなくなっている。挿入してすぐに彼の腰を掴み、奥を目指してがんがんと突いていく。
『あぇッ♡♡激しッ///んぁ”ッ…///ぁ、ぁ”ッ♡』
『待ってぇ♡♡あ、ぁぁぁ”ッ~~///♡♡♡』
「無理、待てない。もっと聞かせてよ。」
俺の下であんあんと喘いでいる小柳くんは最高に可愛い。腰をガクガクと揺らし、まるで全身で気持ちいいと俺に訴えかけて来ているようだ。
『んぉ”ッ?!?!♡♡♡』
『おくッ// だめっ♡♡』
「そんなこと言ってる割にはめちゃくちゃ腰動いてるよ?」
「だめなんかじゃないよね?♡」
『ちがっ♡♡♡イっちゃうからぁぁ”ッ///』
「たくさんイっていいんですよ?」
彼の耳元でそう呟きながら、更に奥へと進んでいく。
『耳はらめぇッ////』
『ッッッ~~~?!?!////♡♡♡』
「上手にイけたね、偉いです♡」
「………ごめん、俺もそろそろイきそう」
俺の方もかなり限界が来ていて本当にそろそろイってしまいそうだ。せっかくなら小柳くんのナカに出したい。そう思った俺は更に腰の動きを早める。
『今イった、ばっかぁ///♡♡♡あぁ”んッ、んぁ”ぁ”ッ♡♡』
「ごめん、イくッ………///♡♡」
『ぁ、ぁ”ぁぁ”ぁ、ッ~~~~?!?!♡♡♡』
俺がナカに出したからか、更に高い声をあげて絶頂している小柳くんは本当に愛おしい。名残惜しいが、そろそろ終わりにしないと小柳くんがトんでしまう。彼にナカ出ししたことを謝った上にお礼を伝えてから、俺は小柳くんのナカから自分のモノを抜いた。
(👻🔪side)
初めて星導とヤってから数日。あんなに気持ちが良かった行為は今までに経験したことがなく、俺は客の男共に抱かれる度に星導のことを思い出し、また会いたいなんて思うようになっていた。ヤる回数が増える度に星導への想いは募っていくばかり。
ああ、俺あいつに惚れたんだな。なんて思っていたある日、俺は店主のおじさんに呼び出された。
《ロウ、これからたくさん幸せになりなさい。》
『え、?』
「俺、小柳くんのこと身請けするんで。」
「これからよろしくお願いしますね〜」
まさか、男である俺を身請けしてくれる人が現れるなんて。しかもそれが俺の情男なんて。咄嗟のことでわ頭の整理が追いつかないが、真っ先に思い浮かんだのは嬉しいという感情だった。
『こちらこそ、おおきにあざます。』
今できる俺からの最大限の礼として、星導の唇にそっとキスをした。
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めちゃくちゃ長くなっちゃいました…!
いつも読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます!
もしよろしければリクエストとかいただけると……!
コメント
6件
おふ
続編とか欲しいな、なんて思ったり... めちゃめちゃ最高です!ありがとうございます!
最高すぎます!天才ですか?ありがとうございます。