ruri 、短い
雨が止まない薄暗い夕暮れ。ゲリラ豪雨というやつだろう、雨の音が響いている、だけど雨の音は嫌いじゃない。だって自分の声が、音が、全部消されるから。
「 ッはぁ゙ ‥ っ 、 ぁう ッ 、♡ ん゙ッ ‥ 、 ぁ 、 うぁ゙ ッ 、 ♡ 」
ぱちゅん、腰を打ち付ける音も聞こえないほどの大雨。家の壁に打ち付ける大量の雨がなんだか銃弾のようで。何も考えられないほどの気持ちよさによがりながら汗だくになる。さっきから、腹辺りにロウの汗と自分の精液だったり先走りだったりが落ちてきててなんだか余計興奮する。
「 ろ 、 ぉ゙ ‥ ッ 、♡ 」
「 ん ‥? 嗚呼 、 わかった 。 」
名前を呼べば察したかのように此方に顔をグイッと近付けてきてキスをしてきた。前のめりになった反動で、さっきよりも奥の方がぎゅ、っと押し潰されて気持ちいい。キスも舌を入れられて、気持ちよさに頭を支配される。ロウの髪の毛がくすぐったい。
「 ッ … 、 ライ 。 ちょっと緩めろ 、 すぐ出そう … 。 」
「 ぁ … っ 、 だ 、 せば ? まぁ゙きんぐ 、 して ? ♡ 」
こんな恥ずかしいことを言えるのだって雨のおかげ。自分でも何を言っているのか理解できない、今のフワフワした頭のおかげ。ロウの表情が歪んでいくのだけが理解できる、心もお腹の奥もきゅんとする。なんとか自制しようとしているロウが可愛い、そう考えていたら持ち上げられていた。ロウの上に座らせられる。
「 これ 、 で ‥ 、 ヤんの … ッ ? ♡ 」
「 うん 、 対面座位 。 いれるから 、 ちょっと腰浮かせて 。 」
ちょっと浮かせるくらいじゃ入らないだろ、なんて思い、結構腰を上にあげる。ロウは満足そうに先っぽをオレのナカにいれてきた。足りないくらいの快感、でも気持ちよくて声が溢れる。
「 自分で好きなとこまでいれろ 、 そしたら動いてやるから。 」
これは意地悪だ、すぐにわかった。でも、今はこの中途半端な気持ちよさをどうにかしたい。ロウの首に腕を回しながらゆっくり腰を下げる、ゾワゾワッとした快感が全身を襲う。半分も入っていないのに動きを止めてしまった。
「 ん ? ここでいいってこと ? 」
「 ちが ッ 、 あぅ゙… ッ ♡ も 、 ぉ゙ ‥ むり ッ ♡ ろぉ 、 が ッ … やってぇ゙ ‥ ッ ♡ ン 、 あぅ゙ ‥ ッ ん … ッッ ♡♡ 」
気持ちよさのせいなのか余裕がないからなのかいつもより声に力が入らない、それでももっと気持ちよくなりたいと求める脳味噌が体を動かす。足が震えてこの体制をキープするのもやっと、そろそろ限界かも。なんて考えていたらロウのゴツゴツとした大きい手が俺の腰をガシッと掴んだ。そしてグイ、と下へおとされる。
「 お゙ぅ゙ … ッッ ♡♡ っい゙ 、 いく ッ゙ ♡♡ や 、 ゃら … ッ ♡ ろぉ゙ 、 ッ゙ … 、 こぇ゙ 、 ふかぃ゙ ッ ♡♡ ぉ゙ ッ 、 いくぅ゙ ッ 、 あぅ゙ッ 、 ♡♡ 」
「 やっば …… 、 ナカ めっちゃ狭いんだけど 。 淫乱がよ 、 気持ち良さそうにイきやがって … ♡ 」
ロウの低い声がダイレクトに脳ミソに響く、それでまた気持ちよくなってくる。お腹の奥がロウので押し潰されて苦しい、苦しいのが気持ち良くて腰がまた揺れる。満足げに笑うロウの声が聞こえる。
「 ぅ゙ 、 ッッ ~~ ‥ ♡♡ ぁ゙ ッ 、♡ ろぉ 、 そこッ すき 、 ♡♡ ん゙ッ 、ぅ ‥ ッッ ♡ いく 、いく ‥ ッ ♡♡ ぁ゙ 、 っ ‥ ン゙ぉ ッッ ♡ 」
奥をとちゅ、と優しく突かれながら達する。気持ち良くて頭がホワホワとしてくる。体を弄ばれて喜ぶなんてどうかしてるとは思うけど、これが気持ちいいからやめられない。
「 ライ 、 まだヤれるよな ? 」
「 ン 、 ぃ゙ッぱい 、 ろぉ ちょうだい ? ♡ 」
終わり ^^
コメント
1件
好きです…ッ♡