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今回は高校時代に出会った“あみ”という友人とのお話_。※本名ではないです※
▷本編スタート
高校に入学して二週間たった頃、初対面の人には少し冷たくしていた私に話しかけてきた人がいた。〈最初は物好きな人だな。でも、なんか懐かしい。初恋のあの人に似ているな。〉と思っていた。またに私から話しかけることもあり、それから よく話すようになり仲良くなって連絡先を交換した。とても嬉しかった。自分がその人の“友人”になれたような気がして。しかし私は“友人”として見ているのではなく“恋愛対象”としてその人を見ている。〈いつか、この気持ちを伝えたい。〉とは思うが、この関係が壊れるのは嫌だ。本当に自分がワガママだと思う_。
あみが とある提案を私にしてきた。《もうちょっと“女の子らしい”服装をしてみない?似合うと思うんだけど。》と言われた。その提案は少し私を苦しくさせた。でもその提案はどこか嬉しかった。人に“そういうこと”を提案されるのが久しぶりで。でも…私は、 皆が言う“女の子らしい服装”を私はあまりしたくないのだ。自分がスカートを履くことに少し抵抗がある。最初の方は平気なのにだんだん、気分が悪くなってしまうのだ。理由は簡単で、〈気持ち悪い〉と思ってしまい、それが体調に出てしまうのだ。この話をしたら、あみは《気持ち悪くないよ、大丈夫だよ。》と言ってくれたが、あみは悪気はないのに否定してしまう自分が嫌いだ。
本人に直接伝えた方が良いと思うのだが、関係を壊したくない自分がいる。私は何がしたいのだろうか。〈本人に伝えた方が私のためになるのだろうか〉と最近はずっと考えている_。
そして私が好きなキャラの“コスプレ”を提案してきた。私は〈彼女が喜んでくれるのなら〉と思っていたが、やはりスカートは苦手である。 どうしたら良いものか。断りたいけど断れない。 仲良くしてくれるのが嬉しくて。でもそれが、たまに“私を苦しめる。”
〈好きで関係を壊したくない〉この気持ちと、
〈“そういうこと”が苦手でなるべく避けたい〉という気持ちをどう伝えたら良いものか。
〖誰か気づいて、手助けしてほしい。私は“普通の女の子”として産まれてこれなかった。〗
それが周りを落胆させ、人によっては拒絶される。自分でも自分がわからないのに、人に伝えられるわけがない。 〈変わりたい。でも、怖い。〉
苦しいと思うこともあるが“あみ”と一緒にいたい。ワガママだな。
〈何かを得るには何かを諦めなければならない〉
誰かが、そんなことを言っていたような気がする。〖でも私は強くないから、そんなことは“できない”この気持ちを押し殺したまま、あみと関わることにする。なぜなら好きだからだ。〗
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。“人間関係”ってとても難しいですね。
また次回で。