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最高で最悪な計画。

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最高で最悪な計画。

1 - 最 高 で 最 悪 な 計 画 _

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2025年04月26日

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──────────────────
































































数ヶ月前、彼と付き合ってた私はある女に彼を寝取られてしまった。


その女を追いかけようにも何処に居るのかも何をしてるかも、全ての情報が無く、何もかも上手くいかなかった。


彼への想い、彼を寝取った女への憎しみ…頭の中を様々な問題と悩みが渦巻き、数日間眠れぬ夜が続いた。


悩みに悩んだ挙句、3つの答えを出した。



【彼を取り返す】、【相手を殺害する】、【自殺】。



殺害と自殺は非常にダサいがそれしか候補が無かった。


今、彼を取り返すのならば相当な時間が必要になり、


相手を殺害するのならば、かなりの計画を立てないといけない。


自殺を選ぶのなら今すぐにでも行動出来る。


今の私は独り身。


死んで悲しんでくれるのは過去に関わった友人や親族のみ。



そんなことを思いながら寝る暇惜しく3つの選択でどれを選ぶか必死に考え続けた。


自殺する勇気はあるが、自分が逃げる方向に行くのだけは納得いかない。


もう彼を取り返すという気持ちもない。



こうなれば残り1つの選択を選ぶしかなくなるだろう。



・・・ 【 相手を殺害する 】 ・・・



私にこんな考えを持たした相手が憎くて仕方が無い。


私以外を選んだ彼もついでに殺そうかと考えるが2人を殺害したら流石に私が捕まってしまう。


難しくて残酷な世界だ。



──────────────────






























私はこの1年間、


その女を地獄に追いやる為だけに努力を重ねてきた。


何処に居るのか、普段何をしてるのか、そしていつの時間に1人になるのか。


イザナと同棲してることだって機に情報入手済み。


彼と同棲しているのならば特別な時間以外1人になれないのだろう。


私は彼がいつのどの時間帯に一人一人になるか把握している。


彼のことに関しては全てリスペクトしているのだから。


一人一人になる時間。


それは彼が1人で外に出る時間。


私さえ連れて行ってくれなかった秘密の場所らしいのだ。


女も連れて行ってもらえないことだろう。


一時間以上は帰ってこない。



【 最高で最悪な計画。 】



彼が居なくなった一時間以上の中でその女の背後に忍び寄り、神経を潰し、この日のために買ったナイフを突き刺す。


神経を潰された彼女は動けなくなり、ただ怯えるだけ。


女の死体を彼に見てもらえば良い。


最悪彼も殺してしまおうか。


彼を寝取った女、私を見放した彼。


不愉快でしかない。


警察にまで情報が行ったら非常に面倒だ。


でも女を地獄に落とせたのなら私の人生が終わろうとそれでいい。


それが【 最高で最悪な計画 】だから。














そしてその女の名前は凜々。













¦ 凜々。? 』











何故か名前に心当たりがある。


過去のクラスメイトだろうか、近所の人間なのか…?


誰かはわからないが、とりあえず名前に聞き覚えがあるのだ。




誰だろうとイザナを寝取った女は一生許さない。


この1年間そう思い続けてきた。




































そして今日この日、




凜々という名の女を地獄に突き落とす。




イザナが居なくなる時間帯も帰ってくる時間帯も殆ど把握してるのだから、不安はない。












¦ 彼に見つかったら殺すだけ…。 』













そう不安心大勢な自分に言い聞かせる。



大丈夫だ。 私は凜々という名の女に殺意がある。 ただ殺すだけ。














































¦ ちょっと出かけてくる。 」



¦ いってらっしゃいっ! ⌟‎‎
































呑気にいってらっしゃいだとさ。



私の彼だという怒りと憎しみの気持ちは心の底に抑えておいて、


今は地獄に突き落とすということだけに集中しよう。



































¦ ガチャッガチャッ ¦














¦ ( 鍵が空いてる…。 』














神は私に味方したのだと感じる。



殺人犯になる私をもうすぐ神は見放すだろうと思うが。
















































¦ (ただ単にテレビ見てるだけかよ此奴、』













イザナの好きな物ぐらい作ったら良いのにと思う。



何故彼はこんな人間を選んだのだろうと疑問が浮かぶが集中しないと警察沙汰になってしまう。


































¦ … 』
















何故かこの女に見覚えのあるような。


前から思ってたが顔にも名前にも何故か思い当たる節があるのだ。




だが、誰だかとは一切わからない。





















もう、殺そう。












彼を愛してたのに裏切られ、挙句の果てには見覚えのあるような女に寝取られ。



もう不愉快でしかない。





































¦ 凜々チャ~ン。笑 』


¦ …ッ!? ⌟‎


¦ さようならッ笑 ((後頭部殴 』



















後頭部殴られたらもう動けない。



人の後頭部には神経が通ってるから。



その神経さえ潰せば人なんか簡単に殺害出来る。





















¦ ッ笑… 』













¦ …、、。 』














¦ えッ…? 』




























今この瞬間、謎の何かがわかった。




何故か見覚えのある顔も、


何故か聞き覚えのある名前も、


思い出せない理由も。





































¦ …凜々だ、。 』




















そう、この凜々という名の女は…































実の妹だったんだ。













でも、実の妹だろうが聞き覚えのあることだろうが関係ない。








































¦ 御前が私のイザナを奪ったんだよッ!((包丁突刺+涙流 』















































¦ 血だらけだねェ…、笑 』













¦ 私のイザナを奪ったんだもん…』




































罪悪感はない。後悔や悔いもない。








凜々が悪いんだ。
























妹だろうが女は女だ。


彼を奪ったのは、寝取ったのは変わりのない事実。
















警察も来ない。イザナも帰ってこない。


誰も見てない。












私の





【 最高で最悪な計画。 】は







大成功だ。

















































¦ 『 最高で最悪な計画。 』


夢主 ↝ 筒井由々(ツツイユユ)

御相手↝ 黒川イザナ(クロカワイザナ)

第三者↝ 筒井凜々(ツツイリリ)


¦ 関係性 ¦


夢主 × 御相手 = 元カップル

御相手 × 第三者 = 現カップル

夢主 × 第三者 = 実の姉妹



・夢小説

・空白無

・一部死ネタ含

・一次創作寄

・真似、参考🆖❕










空白無なのに3000文字行っちゃった🥹🥹


最終的に良くわかんない結末ですが、見ていただきありがとうございます🙌🏻‎🤍


沢山いいねくれたら嬉しいです😿💖



👋🏻゛







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