1話完結に挑戦してみます……
ATTENTION
🤕× 🎩
目線➝🎩
早めのホワイトデー
本日、3月14日はホワイト日。
聖ヴァレンタイン日のお返しを相手に渡す日本特有のイベントだ。
俺は部下にしか貯古齢糖をあげてないはずだが…
🎩「ん?なんだこれ」
🎩「おい、手前等の誰かか?この摩花論。」
例によって嫌ーな予感がし、見に行ってみると其処には一つの摩花論が置いて在った。
🎩「青鯖の野郎の仕業と思ったんだが…どうやら違うみたいでな…」
そう俺が視線を向けた先には、青鯖_太宰が居た。
🤕「やだなぁ…私はただ中也がお返しを貰ってるか気になって気になって来てみただけだよ…」
🤕「と言うか毎回良く私が忍び込んでいるって分かるよね。きもーい」
🎩「あ”??」
🤕「やーい怒ったー」
🎩「手前今日という今日はぶっ殺してやる!!!」
何時のも様に青鯖野郎と言い合っていると、1人の部下が謎にこう言った
部「中也さんは私たちにバレンタイン日、貯古齢糖くれたので!!!」
それに続くように部下が「そうだ!!」「非モテなんかじゃない!!」と。
嫌非モテとは言われてねえんだけどな(
そう苦笑いしていると
🤕「ふーん…まっ、私の方が中也の事知ってるし…」
そう、聴こえた気がした
驚いて振り返ると、太宰の奴は少し不貞腐れた顔をしていた。
🎩「んだその顔ッッ」
🤕「いーやー?私よりモテてるらしいーじゃないかー?あっ!でも男からか!!」
🎩「手前ッッ…!!!」
と、また言い合いをしそうになったけれど、
先程の表情を思い出すと
なんだか、そんな気にはなれなかった
部「結局、彼の摩花論は誰からの物だったんですかね〜。」
🎩「さあな」
部「食べないんですか?」
🎩「今は良い。帰ったら食う」
部下の目の前では何となく食べ辛かったその摩花論。
誰からの贈り物かは解らないが、
何故か
少し心が浮き立っていた
帰宅後、暫くは酒を飲んでいた。
ふと思い出して摩花論を開けてみると
🤕「ハッピーホワイトデー。毒入り貯古のお返しだよ🎶」
青鯖から…だった
🎩「嗚呼、そういや毒入り貯古、太宰を殺せないかと想ってあげたんだっけ…」
でも…なんでお返しなんか?
疑問に思い、カードを裏向けてみると
🤕「本当は毒、無かったことも、丁寧に梱包したのは買ったからじゃないのも、全部知ってるよ🎶
これはお返し。だからね」
そう書いてあった
恥ずかしさで顔が熱くなると同時に、バレていた事実に驚きを隠せなかった
だが、あの青鯖の事だ。そう納得させていた
恥ずかしさを紛らわすようにそばにあった摩花論を食べると
俺の好きな酒の香りがほのかにした、
難しい