qnor
「ねぇ、それってどうなってるの?」突然、俺の尻尾を見つめながらそう言ってきた。
抑揚の無い声。昔からそうだった。
好奇心旺盛、だが声・顔共にに全く感情が籠らない。
興味が無い、そんな様なテンションで言われるものだから俺はその問いにすぐ答えることが出来なかった。
「ねぇ、おらふ裙」
「ぇあ、なに?,」
はっとなってそう返す。
彼はそんな俺を見てクスッと笑った。
おんり ー とはかれこれ数年の仲だ。
急に何なんだろうか。これまで尻尾に付いて触れられた事は無かったし、今更なんなんだろう。
俺自身は、正真正銘人間だ。
だが生まれつき、何故か尻尾が生えていた。
絝で隠せるほどの大きさだし、仲が良い友人数名にしかこの尻尾を公言していない。
「正味よく分からんのよねー」
「ふーん、因みに触ったらどうなの?」
そう聞きながら、尻尾を優しく触る。
変な感じだ。なんかちょっとこしょばゆい。
「猫ちゃんってここ触ると感じるんだって」
と、尻尾の付け根をとんとんと叩く。
背筋にゾワっとした感覚が走る。
「ひゃあ、っ‥,」
自分のものとは思えぬ声が出てしまった。
そして下着がじわぁっと濡れる。
「ふふ、ここ性感帯って言うらしいよ」
「雌の猫ちゃんはここに性器があるから感じるんだって」
そう淡々とした口調で話しながら俺の尻尾周りを弄る。
引っ張ったり握ったり、完全に遊んでいる。
一方の俺は声を抑えるだけで必死だった。
「っ、、ん‥、ふ、…,ぁ♡、」
段々と脳が快楽で埋まり始める。、 下半身がかなりキツくなってきた。
「ちょ、俺といれッ、..」
そう立ち上がろうとすると手をグッと引っ張られた。
「じゃあ俺が抜いたげるよ、キツいんでしょ?」
袴の上からでも分かる程勃ち上がったモノ。それを袴の上からグリグリと押す。
「ッ、だいじょ、っぁ゛ッ、♡”‥」
「ほら早く下脱いで。脱がされたいの?」
言葉で詰めるように問いかけてくる。
俺の頭 はそんなのに返答出来るほど動いておらず断れなかった。
馴れた手付きで服を脱がせば、俺の腕を上の方に押さえつける。押し倒された俺は抵抗なんて出来るはずもなく唯彼を睨んだ。そんな俺を見て彼は気味の悪い笑みを浮かべた。
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