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第1話 〜いつもの始まり〜
「誰も信じれなくなったら終わり 」
そんなこと、僕がいちばん知っている
一人ぼっちで、助けを求めることが出来ず苦しむ
それも1人で、孤独を感じながら、、、
こんなこと、とっくの昔から知っている
それでも、やっぱり信じれなかった
信じようとしなかった
朝が来ると僕のお母さんはきまって部屋に来て言う
「おはよう。たまには、顔を見せて欲しいな」
「、、、」
「ごめんね、おやすみ」
「、、、」
なんで話しかけるんだろ
僕が何も言わないことは知ってるでしょ
親の愛情?心配?
知らないよ、僕のことが嫌いだったくせに
ガシャンッ
イラついたらいつも何かを投げていたな
いい加減治ったかな、あの癖
もう投げる気力もないからな、投げすぎたか、、、
昼間はベッドにうずくまっていたな
何もやることないし、動きたくなかったからね
夜も一緒、
そのまま眠っていたな
あの1日以外、