※本家には一切関係ありません
昔、とある祭りにとある兄弟が来ていた
どうやら、兄弟で最初で最後の祭りに
来ていた
それを知ったのはその数時間後だった
その兄弟はまず、ヨーヨー釣りに来ていた
弟「ねぇねぇ、!お兄ちゃん!」
兄「どうしたー?」
弟「ぼく、ヨーヨーほしい、」
弟が言った
兄はそういうのに慣れていない様子で
ましてや、初めて一緒に祭りにくるのは
弟とだ!と言って
一回も祭りに来たことがなかったからだ
兄「エッ、」
弟「お兄ちゃん!おねがい!
とって!!」
兄「はぁ、しょうがないなぁ!」
少し心配そうだった兄だが
ここで兄ヅラを見せないでいつ
見せるんだ!と思ったのだろう
兄「おじさん!」
「 あいよぉ!合計300円やで!」
実は店主、
本来500円のはずが300円にしてくれた
のだった、
弟「がんばれ、がんばれー!
お兄ちゃん!」
初めて弟に応援された兄は
仕方がなく必死になって
ヨーヨー釣りをした
兄「う、うぅ、」
数十分後
兄「よっしゃあ!やっと取れたんだぞ!」
頑張って取ったヨーヨーは
まるで兄の努力の結晶
弟「ありがとう、お兄ちゃん!
最後に取れて良かった!」
最初、店主も兄も一瞬戸惑った
が、とっさに兄がこう言った
兄「そんなこと言うなよ!」
そう、弟も兄も気づいていた
もう、一緒に祭りに来るのが
いつになるか
もしかしたら大人になっても
来れないかもしれないからだ
だから、店主はおまけをした
「それが、このヨーヨーだ」
rb「そうだったんですか、」
しばらく、沈黙が流れた
いつもはうるさいsnも
今だけは黙っていた
「君、誰かのためにそのヨーヨーを
一所懸命取ったのだろう?
なら尚更だ」
rb「ありがとうございます、」
俺はその気持ちを受け取った
でも何故、
このヨーヨーは、兄弟にあげたのに
ここにあるんだ?
コメント
2件
確かに数年前兄弟にあげたヨーヨーが何であるんだ............?