道半ば
まだまだ先は
長くとも
往ってみれば
きっと短い
読めないよ
君の心は
ぼやけてる
褪せていく
写真に写った
友の顔
花が咲き
冬は終わりに
近づけど
胸の内には
重い積雪
手が触れて
温もり感じる
午後三時
このままきっと
死ぬまでずっと
後悔を
膿んで悔やんで
生き恥に
死んでも消えず
他人を害す
泣き喚き
背中突き刺す
銀の色
過ぎ去って
遠くに浮かぶ
思い出よ
どうか私を
前へ戻して
絵に描いた
あの日の自分
遠ざけて
手を汚し
心を刺せど
変わらない
廃れた街で
どこまで歩く
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