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9月1日

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9月1日

1 - 9月1日

♥

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2024年09月01日

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いじめ・暴力 表現 あり

はっぴーえんど です 。





9月1日 PA 2 : 30


まだ 深夜だというのに  、

下から 大きな 怒鳴り声が 響く  。


きっと 弟が 帰って来たの だろう  。



母は 弟を 溺愛している  。


成績優秀 運動神経抜群

おまけに 顔も良い …



それに 比べ  、

俺は 成績は いい方とも 言えず

体育なんて 1を取ってしまうほど 運動が苦手  。


しかも 顔は 血を繋がってるのか 疑うレベルで 地味で 微妙だ …



そんなが 俺が 嫌いだ  。




たん たん たん と  、

階段を 駆け上がる音がする 。


足音が 部屋の前まで 迫り 扉が開く


ガチャ

赤「 … ぅ ~ 」 (  起き上がる

桃「 起こした ? 」 (  服 着替え


赤「 そうに 決まってんだろ … 」


桃「 ごめん ごめん … 」笑 .

赤「 ん … 」 (  不機嫌


家は 裕福とは 言えないため 一人部屋なんてない  。


弟と 共同部屋であり  、

最近は 夜遊び ハマっている様で 帰ってくる日と 帰ってこない日がある  。


母は 夜行型のため 深夜に 起きている日が 多い  。

なので 弟が 帰ってくるときは 怒鳴り声で 俺は目覚める  。



目が冴えてしまった  。

今日は もう寝れないな …


赤「 … 」 (  立ち上がる


桃「 どうした ? 」


赤「 目が 覚めた  。 」

    「 洗濯してくる  。 」


桃「 じゃ  、これも よろしく 」

赤「 … ん 」 (  嫌そうな顔で 受け取る



~ リビング ~


ガチャッ  (  ドア 開ける


母「 起きてたの … 」


赤「 まぁ … 」

    「 目が 冴えちゃったし  、 」

    「 洗濯しちゃおうかな って … 」


母「 そう  。 」

    「 なら 今日の 朝ごはんも お願いね 。 」


赤「 … 分かった 」 (  笑顔


母さんは 俺に 冷たい

俺のことは 嫌いみたい


まぁ そうだよね  、

顔も良くない 愛嬌もない  。


そんな 息子より  、

成績優秀で 優しくて 格好いい息子の方を 選ぶのは 当然だろう  。




PA 7 : 30

桃「 はよぉ … 」 (  欠伸

赤「 俺 行くから 」


桃「 飯は ? 」

赤「 先に 食った 。 」 (  鞄 漁り


桃「 … 嘘だろ 」

    「 一口食え 」 (  パン差し出す


食いたくねぇんだけどな …


赤「 … 、 」 (  一口食べ

    「 行ってきふぁす 」 (  もぐもぐ



~ 学校 ~


ガラガラガラ


赤「 … 」 (  ドア開け


糞「 せ ~ の っ 」


バッシャーン


赤「 …  、 」 (  びしょ濡れ


糞「 汚なかったから 綺麗にしてやったよ 」

    「 “ ありがとうございます ” は ? 」 (  髪 掴む


赤「 ぁりがとうございます … 」 (  頭 下げ



屑「 じゃ 、放課後 トイレな ? 」

    「 … 返事は ? 」


赤「 はい … 」



~ トイレ ~

赤「 … 来ました 」


糞「 おせぇよ  !!  」 ( 殴る

赤「 ぅ “ ” 」 ( お腹 抱え込む


屑「 こっちこいよ 」 (  腕 掴む


屑「 ぉ”ら” “ッ 」  (  個室 入れ

赤「 っ” “ … 」 (  倒れ込む

糞「 そうだ  !!  」

「 便器に顔突っ込めよ 」


赤「 ぇ … 」


嫌だ 。


糞「 ほら 、はやく  !!  はやく  !!  」

赤「 … 」 (  涙目


屑「 はぁ ” “ … 」 (  頭掴み 突っ込む

糞「 ぅわ ~ 汚ね … 」

赤「 かは”っ” 」


糞「 ねぇ いつ死ぬの ? 」

    「 はやく 消えてほしいんだけど 」


屑「 そうだ  、 」

    「 今日 自殺者 多い日らしいし 」

    「 丁度 いいんじゃね  ?  」


糞「 はやく 死ねよ 」 (  蹴る

屑「 バット 行きま ~ す 」笑 .


ゴッ


屑「 うぇ ~ い 」


糞「 やばぁ 」笑 .

    「 俺も やらせろ 」








~ 数時間後 ~

糞「 ぁ” “ ~ ~ 」

    「 飽きてきた 」


屑「 そろそろ 帰る ~ ? 」

糞「 コイツ どうする ? 」


屑「 そのままで いいんじゃね 」

    「 行こ ~ ぜ !! 」


糞「 コンビニ 寄ってこ 」




赤「 ぅ” … 」 (  顔歪め

    「 痛ぁ … 」



屑「 死ねよ 」

糞「 はやく 消えろよ 」



赤「 … そうだ 」

    「 俺 死ななきゃ … 」 (  立ち上がる





~ 橋の上 ~


赤「 ここから 落ちたら 死ねる ? 」 (  下覗き込む


なんだ 最初から こうすれば 良かったんだ 。


自殺なんて 簡単じゃないか 、


ここを 飛び降りたら 楽になれる 。


なのに 、


赤「 なんで  、 」

    「 死ぬのが 怖いんだろう … 」


赤「 でも ここまで 来たんだし  、 」 (  手摺 乗り越える


赤「 もう そろそろで 全てが 終わるんだ 」



?「 ぉい  !!  」

    「 何してんだよ  、!!  」


赤「 桃くん ? 」


桃「 っ “ “  !! 」 (  腕掴む


赤「 辞めてよ  !!  」

    「離してよ  !!  !!  」 (  振り払おうとする


桃「 … ごめん 」 (  抱き締め

    「 側に居てやれなくて ごめん 」

    「 お前が 辛いとき 側に居てやれなかった 」

   「 自殺しようとするなんて よっぽど 辛かったんだな … 」


俺のこと 何も知らないくせに …


赤「 ぅ” “ … 」 (  涙目


桃「 泣いていいよ 」 (  手摺の内側に座らせる


赤「 辛かった ” “  !!  」 (  涙溢

    「 本当は 気付”いてほしか”った” “  !!  」


桃「 うん … 」 (  頭撫



赤「 ママに” 愛されたか”った “ ” 。 」

    「 桃く”んばっか”で “ 俺のこと 見てくれ”なく”て” “ !! 」

    「 いじめ”だって “ 相談し”たの”に “ “ !! 」

    「 気のせい って … 」

    「 いじめられ”る”方が 悪い “ ” って”  !! 」

    「 話も” 聞いて”くれ” “ な”くて” !! 」

    「 辛か”ったの “ ” … 」


桃「 うん 」 (  背中擦る


赤「 苦し”かった” !! 」

    「 死に”たか” “った ” “ !! 」

    「 な”のに “ 、 」

    「 死ね ” なか” “った” “ !! !! 」


桃「 ぅん 、 」 (  涙目

    「 ごめんな … 」


桃「 お前を 見殺しにすることは 出来ないよ … 」

赤「 ぅ” あ”ぁぁ”あ “ ” 」 (  泣き叫ぶ


桃「 … ごめんな 。 」 (  抱き締め





赤「 … 」 (  鼻水啜る

桃「 落ち着いた  ?  」 (  水渡す

赤「 ぅん … 」


桃「 … 赤 」

    「 二人で 家出しよ ? 」

赤 「 は  ?  」 (  驚


桃「 ちょっと 連絡してくるわ 」


赤「 ぃや  、ちょっと 待てよ … 」




~ ?の家 ~


桃「 うぇ ~ い  !!  」 (  赤引っ張る

赤「 お邪魔します … 」


?「 いらっしゃ ~ い  !!  」


?「 お客様さんですか  ? ?  」


桃「 俺の兄貴 」


?「 まぁ  、ゆっくりしてってや  !!  」


?「 バナナぁぁぁ  !!  !!  」


赤「 何それ w 」







赤「 ん … 」 (  目覚め


桃「 やっと 起きたか … 」


黄「 赤  、おはようございます  !!  」


赤「 黄 ~ ちゃ … 」 (  抱き付く


青「 黄くん い ~ な  !!  」

赤「 青ちゃんも おいで  ?  」 (  抱き付く


青「 赤くん 暖かい … 」


橙「 赤  、起きたん  ?  」

赤「 はよぉ ~ 」


紫「 うん  !!  うん  !!  」

「 今日も 平和だね  !!  」




今は 愉快な めんばーと 仲良くやってます  。

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