この作品はいかがでしたか?
305
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文スト、夢小説、貴女は自分に置き換えて読んでくださいな
貴女「…ん、朝、?」
目を覚まし、腕を伸ばす
…と、腕が何かに当たる
ふと、上を見ると…
貴女「ふぇ⁉︎」
見知らぬ、高身長イケメンが居た
太宰「あ、起きたかい?美人さん」
貴女「び…美人⁉︎」
そんな事、クラスで誰にも言われた事ないのに…!
紳士だなぁ…なんて、私は思いながら
貴女「と言うか…此処、何処ですか?」
と、素直な疑問を送る
貴女「後、そろそろ上から見下ろす体制どうにか出来ませんか….?」
序でに、云ってみる
太宰「あぁ、すまなかったね」
と云うと、目の前の高身長イケメンは隣にあった椅子に座る
最初からそこに座っとけばいいのに…なんて、悪態を突きつつ
貴女「…其れで…此処って、?」
と、改めて聞く
太宰「此処は、”武装探偵社”さ」
貴女「武装…探偵社、?」
探偵…って、あの…浮気調査とかの、?
なんて、探偵社のイメージを想像する
そう考えると、茶色基調の彼の姿は、探偵社にあっている…様な気がした
太宰「あぁ、でも、浮気調査とかじゃあない」
貴女「違うんですか…?」
てっきり、そうだと思ってたんだけど…
貴女「じゃあ、探偵社…って?」
太宰「…警察には頼みづらい事件、其れを解決するのが、武装探偵社の仕事…さ」
警察には…頼みづらい…心の中で復唱をする
貴女「じゃあ…武装…って…」
真逆、と思いながら聞く
太宰「あぁ、想像してる通りだと思うよ」
にこ、と、微笑む彼の姿は、先刻までの穏やかそうなイメージと違い、少しだけ
怖い
と、そう思ってしまった
太宰「あぁ、そう、武装探偵社には様々な人がいてね_」
と、云うと、刹那
ガラッと、病室の扉が開く
???「アンタ起きたのかい?」
貴女「…えっと…誰、ですか?」
???「あぁ、妾は与謝野晶子だ」
貴女「与謝野…さん…」
何処かで、聞いた事、ある様な…
ところで…
貴女「何で、その…与謝野さん…?は、ノコギリ、みたいな物を…?」
与謝野「…アンタ、怪我してないかい?」
え、急に…特に、してない…?してないよね
と、私が困惑していると、彼が
太宰「してない、って、言っておく方がいいよ」
と、こっそり私に耳打ちをした
貴女「え、あ、し、してないです…!」
半ば適当に云ったのだが…
与謝野「そうかい…んじゃ、妾は戻るよ、皆んなにも目覚めたって伝えとく」
太宰「あ、気を付けて、与謝野女医」
女医…?
貴女「って事は…あの人は、医者…?」
太宰「あぁ、武装探偵社の女医…さ」
まぁ…武装、と、付くくらいだし、医者くらい居たって、可笑しくはない…か
太宰「ところで、美人さん、お名前は?」
貴女「…あ、え…っと…貴女です」
太宰「貴女さん…か」
貴女「…えっと…貴方は、?」
ずっと心の中で高身長イケメン、や、彼呼びだと一寸失礼か…と、思った為名を問う
太宰「私かい?私の名は太宰。太宰治だ」
貴女「太宰…さん」
太宰「あぁ、」
何だか矢張り、聞き覚えがある
何だったっけ…
ずっと、何か違和感を感じる
貴女「ところで、何で、私は…倒れていたんですか?」
何か解決の糸口になるかな…なんて考えていたら
太宰「さぁ…私も判らなくてね…と云うか、聞いていなくて…社長か、国木田君に聞けば判るんじゃあないかな?」
国木田…さん、と、社長…?
貴女「判りました…えっ、と…その、国木田さんと、社長って方は何処に…」
と、立ちあがろうとすると
貴女「…ッ⁉︎」
痛みで私は倒れ込む
太宰「貴女ちゃん?!全く…病み上がりなんだから…気を付けて…はい」
と、差し伸べられた手に大人しく従いベットから立つ
太宰「ほら、歩けるかい?」
っぐ…舐められている様な気がしてならなかった為
貴女「歩けます…し!」
と、歩き出す
太宰「其方じゃないよ〜?」
貴女「あ…」
太宰「ふ、ほら此方だよ」
苛つきを感じながらも、私は大人しく彼について行く
???「…んー、ぁ~、まだ進展なし、かぁ…」
???「そりゃあ、そうでしょう、未だ直ぐですし…この後を楽しみにしましょう」
???「そうだね〜ッ」
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