TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



類「おわった。おわったよ…!」

_‘「あがとう、類君。僕たちが動けなくてごめんね。」

類「カイトさんのお陰であの健康診断は乗り切れたから、感謝しているよ。」

カイト「このセカイに強制的に入ってきた類君は、バグとして引っ掛かってしまう可能性があったからね。」

類「このセカイは、皆の求めたものが能力で反映されたセカイだからね。」

類「司君は、スターを求めて、

寧々は、歌声を求めて、

瑞希は、承認を求めて、

朝比奈さんは恐らく精神安定を求めて、

東雲君は、情熱を求めて、

青柳君は、冷静を求めて。」

*_「そう、だから類君は能力を持ってなくて、人工的な能力をセカイに造った。」

類「ミク君…」

カイト「皆はセカイから出ようとしなかった。」

類「だから僕が強制退出のプログラムになり、僕の手で殺さないといけなかった。」

ミク「苦しかったよね。ごめん…」

類「いや、皆が救われたんだ。現実で生きてるから大丈夫。」

ミク「…よかった。」

ミク「元々は、このセカイは能力なんてなかった。小さい城があって、花畑があっただけだった。」

類「そうだね。皆の想いが強かったんだよ。もう、懲りごりだけれどね。」

類「さて、あとは僕が退出するだけだね。」

カイト「まさか…自分を刺す気かい?!」

類「僕だけ痛い思いをしないのは理不尽だからね。」

類「また、いつか会おう」

ミク「…うん。今度は、こうならないように。」

グサッ……














….













….

「…ん?」

「司君。起きたかい?」

「類?!」


カイトさんから聞いた話だと、オレ達は長い間寝ていたらしい。

類は、今までのストレスだろうと言っていた

「しかし、変な感覚だったな」

「…どんな?」

「寝ているのに寝てないような…」

「フフ、リアルなゆめだね。」




いきててよかった…






「何か言ったか?」

「いや、何も言ってないよ。」

この作品はいかがでしたか?

11

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚