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全員生還if、世界軸的には3部と4部の間、
大学生になった2人の話
付き合ってる
多分続く
3部終了後からの話
ただただ今が怖い。
僕に、こんな奇跡があっても良いのだろうか。
腹の傷は奇跡的に回復している。そして、今、病室で、 承太郎に膝をつかれている。
承太郎が僕に向ける手には指輪。
エメラルドが埋め込まれた金色に光る指輪。
僕は承太郎とお付き合いしていた。付き合ったのは旅の終わりごろだった、決戦の前日、気持ちを伝えられないまま後悔したくなかった僕は承太郎に無理を承知で気持ちを打ち明けた。
「死ぬ前に気持ちを伝えたかったんだ、気持ち悪がってもらっても構わない、呪いになってしまうだろうか、すまない」
なんて言った矢先に承太郎に胸ぐらを掴まれたっけ。
死ぬ前提で話すなとか、気持ち悪くなんかないとか、呪いにもならないとか、俺は振ってなんかねえとか。
遠回しに告白されてるのに気付いた時、嬉しくて嬉しくてしょうがなくて涙が止まらなかったな。
目の前で膝を着く承太郎、帽子からちらりと見える瞳と目が合ってしまった。
「花京院」
じっと僕を見つめて、珍しく頬を少しだけ赤く染めて僕の名前を呼んだ。 すこし、イタズラをしたくなった。
「…受け取れないな」
僕の言葉に顔を上げて何故、と言わんばかりの顔をしてくる
僕はベットから足だけ下ろして、承太郎に左手を差し出した。
「直接、僕の薬指にはめておくれよ」
「ああ、いいのか?」
「承太郎にはめてもらいたい。」
箱から静かに指輪を取り出す承太郎が格好よくて、思わず目を背けてしまいそうだ。
「誓ってくれよ、愛の誓い」
「…幸せする。」
「はは、君らしいな、僕も、承太郎を幸せに出来るように頑張らないとな」
跪いたまま承太郎は僕の左手の薬指に触れるだけのキスをした。僕の顔、赤くないかな…?
「承、承太郎、…」
「…なんだ」
「くちにも、してくれないのか?」
承太郎が帽子を取って立ち上がり、僕のベットに両手を着いた、ちゅ、とやさしい音を立てて柔らかい承太郎の唇が僕の唇に触れる。じんわり暖かくて心地がいい。
怪我から目覚めて初めてのキスが、こんなに特別になるなんて。
「愛してるよ、承太郎」
「…おれもだ」
承太郎が余りにきつく抱き締めてくるものだから、僕は少しだけ吹き出してしまった。幸せで、腕の中にいる承太郎が愛しくてたまらない。
「何笑ってんだ」
「幸せだなって、感じたんだ」
今の僕にはあまり力が出ないから、幽波紋と一緒にぎゅう、と強く抱き締めた。
「承太郎の指輪はもうつけてしまったのかい?」
「否、まだだ。」
「僕に付けさせて欲しい、ダメかな?」
「たのむ」
優しく手を離したら承太郎は自分のバックの中を探し始めた。バックに夢中な承太郎は僕の目線には気付かない、じっと承太郎の顔を眺める。文句なしの美形。こんな僕には勿体無いほどだ。
「あった。」
「じゃあかしてくれ、あと、左手も」
ゆっくり箱を開ければ同じように光る指輪。
じんわりと心が暖かくなるような気がした。
差し出された左手を優しく掴んで、薬指にそっと着けた。
「…ふふ、できたよ」
「花京院はキスしないのか?」
「そんなまさか、僕がしないとでも?」
僕も優しく承太郎の指輪に口付けした。
承花は永遠に見てられる
いっぱい書くつもり、これから時間が飛んで承太郎が大学生になる予定