TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

おまたせしました!

今回は第二話 負け惜しみ編ということで!やっていきたいと思います!(名前がおかしくなってきた)

それではレッツ・ゴー!!











あの後、佐久早と分かれて各待機スペースに戻った。

「にしても….。」

なんであん時あんな嬉しそうにしてたんやろか。うーん

はっ!まさかあいつ、大人の余裕というものを身につけたのだろうか。それだと余計に腹立つ。

って、あかんあかん怒りに呑まれたあかん。これから試合やし、あいつをけちょんけちょんにして優勝すんねん。

「よし!」

と俺は最後の気合を入れ、試合会場へと足を踏み入れた。





結局試合は井達山の勝ち。俺たちは負けた。みんな悔しそうに顔を歪ませて泣いていた。

俺は一人ふらふらと疲れた足でトイレに向かった。


俺はバシャバシャと水道の水で顔を洗った。

「はぁ…..。」

なにが、孫の代まで自慢できる後輩になりますから。やねん。全然自慢なんてできるもんやないやんけ。

鏡に映る自分を見ると目もとが赤くなっていた。このままみんなのところに帰ったら絶対なんか言われる。

俺はまた顔をバシャバシャと洗う。

キィーと突然ドアを開ける音がしてびっくりした。反射的に振り向くとそこには今一番会いたくないランキング一位の佐久早が立っていた。

「やっぱりここに居たか。」

「やっぱりってなんやねん。まるで俺のこと探してたみたいなこと言うやんけ。」

「そうだけど?」

平然という佐久早に俺はドン引きする。

こいつ、ホンマにあの佐久早か?前の佐久早なんて俺に目もくれんかったのに。

「お前ホンマに佐久早?もしかしてニセモンか?」

「何言い出すの急に。俺は偽物じゃねぇ。」

「てゆうか、俺のこと探してたんやったら俺になんか用があるんやろ。」「話返るんじゃねぇ」

佐久早が話しているにも関わらず、はよ言わんかいと言わんばかりに問う。

「別に用はない。」

「はぁ?じゃ、なんで俺のこと探しててん。」

「それは、お前のこ」

と言う前に佐久早は俺の顔をジロジロとみてきた。

「な、なんやねん。なんか付いとるんか?」

「…お前、泣いてたの?」

くっ、やっぱりバレたか。しかもバレたくないやつに。

「そーやけど、てかお前が探してたんはほんまは俺のこと嘲笑いにくるため?ほんならもうとっくに覚悟ぐらい出来とるわ。」

「別にそんなんじゃねぇよ。 てかなんの覚悟だよ。」

「お前は、負けてへんからなぁ分からんやろ。」

「はぁ?」

あぁ、また喧嘩に発展してしまう。俺はなんでこうゆうことしか言えへんのやろか。せっかくいい思いで終わろうとしたのに。くそっ、俺のが負け惜しみしてるやんけ。

じわぁと涙が目に溜まってきた。

あ、やばい。と思うがこいつは勘がいいからすぐに気づかれた。

「お前…」

「ちゃうねん!これはその、目にゴミが入っただけで、」

なんもない!と言おうとしたら口を手で塞がれた。

「うるせぇ。」

モゴモゴと口を動かすが、あまりの押さえつけに何も喋れない。てゆうか目が怖い。

しばらくしてやっと手が外されたと思ったら今度は壁に押し付けられた。さすがの俺でもびっくりして怯んでしまった。それに痛い。

「やっと、大人しくなった。」

無表情と違う顔で言われ余計にひるんでしまった。

「そういえば俺が言おうとしてたの言ってなかったな。」

とさっきの話の続きを出してきた。何を言われるのか分からなくて身を構えていると予想を超える言葉が返ってきた。

「俺、お前のこと高校一年の時からずっと好きだ。」
















はい!ここまで読んでくれてありがとう!本編とは少し異なるところがあると思いますがお気になさらず。

次回も楽しみにしててね!

この作品はいかがでしたか?

820

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚