「せらぁ〜そういう事したいって思ってるの僕だけなのかなぁ…」
少しの沈黙の後、セラフが口を開く
「そうとは限らないんじゃない?キスとかそういうスキンシップはしてるんでしょ?」
「まぁ、一応…」
「でもそれ以上の事しようとしたらはぶらかされるって言うか、断られる…」
「じゃあもういっその事雲雀に理由聞いてみたら?」
この男は簡単にそう言うが、そんな簡単な事じゃない。雲雀はこれまでそういう行為をしたい、という誘いを断り続けた訳で、いきなり理由を聞かれても雲雀も困るだろう…言ったり出してないだけでもしかしたら過去に何かされたとかもありえなく無い、でも…
「分かったありがとう、聞いてみる」
僕が聞かないと一生雲雀と出来ない気がする。
「〜〜♪」
雲雀の作っているパスタのいい匂いがする
「ねえ雲雀」
「ん、どしたぁ?腹減った?もうちょい待ってな。」
「あのさ、ひばは僕とえっちな事したくない、の…?いつも断るじゃん、なんで?」
言ってしまった。ひばビックリしてるし、絶対タイミングミスったな。
「あえ、そ、それは… 」
「てかお前!!真っ昼間からなんだよ、聞くとしてもタイミングおかしいだろ…!はは…」
「だっていつも誘っても断ってくるじゃん、僕だって立派な成人男性な訳で性欲もあるし、恋人とそういう事したいし、!」
「あ、!ほら、パスタ出来たぞ〜、食え食え…」
明らかに話を変えようとしてくるな…
「食べるけどぉ!ねえどうなの?僕とするの嫌なの?理由聞かせてよ」
「ゔ、、わ、笑わないって約束するなら…」
「笑うわけないでしょ、ほら言って?」
「わかった、話すけど、!食べたあとな?な!」
「よし!食べ終わったな!じゃあ俺洗ってくるから〜…、わっ!ちょ、なに、引っ張るなよ、 」
「理由は?話してくれるまで離さないよ、逃げようとしてたでしょ。」
「ぅ、お皿洗ってからじゃダメ…?デスカ…」
「ダメ、今話して」
「分かった…絶ッ対笑うなよ!!!! 」
「お、おれ胸…乳首が他の人と違くて、?引かれたり笑われたりするの怖くて… 」
「わっ?!ちょ!やめろ!!!」
気づいた時には雲雀の服を捲っていた。
「わ、ほんとだ、先っぽ引っ込んじゃってるね。可愛い。てかこんな事だけで断ってたの?」
「っ!こんな事じゃねえよ!!俺ほんとに、悩んでるのに…!」
まずい、泣き出してしまった…言い方間違えたな…
「じゃあさ、僕がコレ今日治したげるから、夜僕の部屋来てね。」
「ゔ、わっ、分かった…」
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