[幼]Broooock視点
br「……?」
お父さん…お母さん……?
2人共倒れたまま動かない
br「……」
そっと触れてみた
br「あッ……!」
人とは思えないくらい冷たかった
”あいつらに殺された”って思った
悔しかった
憎かった
僕のことをこんなに大切にしてくれたのに
愛してくれたのに
そんな2人はもういない
もう帰ってこない
なんて無慈悲なんだろう……
…そうだ
復讐、しないとだ
お父さんと、お母さんの為にも
wt国に、絶対に
Broooock視点
br「………ん…」
朝かぁ…
久しぶりに幼い頃の夢を見た気がする
…見ててくれてるかな
僕は復讐する為にwt国に来て、そして幹部になって
あぁ、この国は警戒心がないのかな
ただそう思った
ここも僕がいたあの国も
幹部も総統も人が変わってる
それでも僕はこの国…wt国が嫌いだ
その時の幹部や総統もだけど、この国自体が嫌い
僕のことを愛して育ててくれた両親を一瞬にして殺したから
早く帰りたい…そうは思うけど
まだ復讐できてないし
やりきるまではこっちにいなきゃ
[コンコン]
sha「Broooock起きてる〜?」
br「ん、起きてるよ?」
sha「じゃあ準備して食堂ね!」
br「うん!」
いつまで続くかな
僕が始めるタイミングはあっちの国にある
何せ総統に直接言ったんだから
まぁあっちの国の総統、凄くノリが良くてすぐおっけーしてくれたからね
優しい人だなぁ…
とりあえず、早く準備しないと
……楽しみ、だなぁ…w
br「おはよ〜」
sm「ん、Broooockおはよ」
kr「しゃけは今Nakamuを呼びに行ってくれてて…」
「そのNakamuは?あまりにも遅い気が…」
kn「わかんない…見てこようか?」
br「Nakamuなら寝てるかもしれないけどねw」
kr「まぁ有り得るw」
おふざけして
”この国の僕”を演じる
やだなぁ…
まぁ、計画は整ってるし
大丈夫だよね
Nakamu視点
nk「………」
起きて、なんだかスッキリしない
悪い夢を見たとか、そういうことじゃない
何かいずれ嫌なことが起きる気がして、寒気がする
熱がある訳でもない
ただ嫌なのかな
[コンコン]
sha「Nakamu、起きてる?」
nk「、、うん、起きてる」
sha「……なんかあったか?」
nk「…うん」
「なんでもお見通しじゃん…w」
sha「そりゃあなw」
「入っていい?話聞くけど」
nk「うん…」
[ガチャ]
相談できる相手がいるのっていいな
それにしても、これは俺だけかな
なんでだろ…なんか怖いな
sha「…で、何があったの?」
nk「…なんか、起きてからスッキリしない気持ちでさ」
「熱がある訳じゃないんだけど、寒気がして」
sha「…なんで?」
nk「なんか、いずれ嫌なことが起きる気がする」
sha「はぁ…?」
「どういう…」
nk「わかんない」
「ただ、やだなって思ってさ」
sha「…そっか」
「何があるのか、怖いんだな」
nk「うん…」
sha「…俺らがついてるだろ、心配すんな」
「Nakamuになんかあっても守るから」
nk「うん、ありがとしゃけ」
優しいな…
こんなよく分からないことでも話を聞いてくれて
挙句そんな優しい言葉をかけてくれる
……ありがと
sha「…で、そろそろ行く?」
「まだ部屋にいる?」
nk「もうちょっと部屋にいようかな」
「先に食べてていいって伝えておいて」
sha「わかった」
「…他にもまだなんかあったらいつでも言えよ」
[ガチャバタン]
nk「…うん、ありがと」
𝒏𝒆𝒙𝒕↪
コメント
9件
wt国のスパイとかじゃなくてbrさんが自ら復讐しようとしてるのいいなぁ...(^q^)