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〜コンクール当日〜
br視点
あ〜緊張する〜w
ほんとにヤバいかも、なんてったってシャークんが来てる…
ちょっとマナー悪いしなんかハズレちゃったな…
まあシャークんにアドバイス貰ったとこを頑張ったらいける!!
よし、ぶるーく気合い入れるぞ〜〜!
shk視点
ザワザワ…ザワザワ…
なんか騒がしいな…俺こういうの初めて来たし、こんなもんなのか…?
ぶるーくのピアノ、楽しみだなぁ…
かっこいいぶるーくが見れたり…って違う//
ちゃんと他の人の曲も聴こ!
br(出番だ…引き締めて…)
パチパチパチパチ…
〜♪♪
shk(…やっぱいつ聴いても良いな…)
〜♪
shk(…音外れてる、調律があってない…?)
br(まずい、音が外れる、なんで、ちゃんと練習してきたのに、)
ザワ…
今まで数々の賞を取ってきていた瑠久は期待されていた。
音を外すなんてことを絶対王者がすると思っていなかったのだ。
周りから小さい話し声が聞こえる。
あの子、音外してるんじゃない…?
ね、不協和音が生まれているような…
shk(違う、ぶるーくは、ぶるーくは外していない)
(俺には分かる、指の動きがいつもと同じように正確で、しなやかで、美しい、)
(調律が狂っているのに、どうして…)
演奏が終わった。
パチパチ…
少し控えめな拍手を背に、ぶるーくは舞台袖へといってしまった。
俺はその日ぶるーくに会わずに結局、帰ってしまった…