テラーノベル
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「あーあ」
昼過ぎ、給食が終わり5時間目の授業が近づいている。
今も近づいている。
校庭には6年生と体育の岡部先生がサッカーをしている。
元気だなぁ。山木くんの水筒は昨日より印刷が剥げている。
ぽた、ぽたと閉め忘れた水道の音が脳に響く。
黒のスーツを着た先生は僕を見ている。
今も見ている。
「なんで花瓶割っちゃったの?生活委員の子達が一生懸命育てたのに。」
「…ぐす、……ぐす」
「松野ちゃん、また育て直そ?私も手伝うよ。」
そういえば、奥歯に親知らずがあったなぁ。
ぶちぶちぶち
知ってる?歯抜いた時ってあんま痛くないけど血ぃ沢山出るよね。
あんま痛く無いけど、また親知らずが生えた時って
「抜いた時痛いかも」って思うよね
学習しなよ
子どもの定義はむずかしいけど、小学生と中学生ってやっぱり違う。体、心、人間関係、思想、環境、全部変わる。
それが全部変わったのが私。
ショッキングな映像は見れないもんで、少しの流血は行けるけど
ドバドバしてるのは見れない。
みれるひとって、どういう教育されてきたんだろう。
カエルの子はカエル。カエルの子は帰る。胎内回帰。
受精卵の直径って何センチ?円の面積の求め方を勉強したからわかるの。
円の面積の求め方は6年生で習うんだ。ごめん、予習してる。
「…くん!……水野くん!どうしたの、急にお口いじって。」
「松野ちゃん、ごめんなさい。」
「ううん、もうしないでね。」
思考と現実が入り交じってそれを和えてチャーハンの店出来上がり
人はなぜ妄想をするの?もうそーう。
ありきたりの文を書きたくないって文こそがありきたり。
こっちにありが来る。蟻来たり。
「おい、水野こっちこい」
「松野ちゃん泣かせたんだって?お前最低だなあ」
「ごめん、今日調子悪かった。」
「あ…?」
喉が乾いた!水を飲もう!
かりんからん
シビジャバチョ
キュイキュキキュチ
んーまずい。手で感じた温度と口で感じた温度って違うのなんでだろ。がっかり。
恋の知らせを告げるのは鯉なんだ。それはもう濃い恋の知らせを鯉が知らせてくれる。
きーーーーんこーーーーんかーーーーんこーーーーん
きーーーーんこーーーーんかーーーーんこーーーーん
スピーカー壊れてる。
「私が頭悪いのはゆきちゃんのせい!!」
「まゆみちゃんがあたしを誘ってくるからでしょ。」
「うるさい!!」
他責思考
次は家庭科。だるめ、、ダルメシアン。わーん。わん。
コメント
2件
あのなぁ、ネタに振ってんのは分かるんだけどね、素直に貴方の表現が凄く好き
ぎゃー!!この第1話、めっちゃツボなんですけど!!😭💕 なんかずっと頭の中で水野くんの声とモノローグがぐちゃぐちゃに混ざってて、現実と妄想の境目が溶けてく感じ…。特に「親知らず抜いた時」のくだり、あの冷静なのに痛々しい視線がリアルすぎてゾワゾワした…! 松野ちゃんが泣いてたのに、水野くんが「調子悪かった」って言い訳するとこ、ああいう日常のちょっとした暴力って余計心に刺さるよね…。学校の閉塞感と不穏な空気が一瞬で伝わってきてもう続き読みたくてうずうずしてる!!雑草🌱さんの文体、癖になるわ〜🌸