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？？視点
家の周りで散歩してたの。
そしたらみたことない子が傘もささずにいたの。
私は思わず声をかけた。
「何をしているの？」
「…」
その子は答えなかった。
こっちを見てもいない。
「…答えて。」
「…死のうとしてる…」
「…」
思わぬ答えにドキッとした。
その子は1歩踏み出した。
思わずまた声をかけた。
「やめなよ」
その子はﾋﾟｸﾘと動いた。
そして振り返ってこっちをみた。
顔は可愛いけど傷がある。
体にも傷がある。
「…なんで…？」
小さな声でその子は答えた。
この子は死んだら駄目だ。
なんでかわからないけどそう思った。
「…ついてきなよ」
「え？」
こまってる…でも、ごめんね。
「いいから、ほら」
この子はお風呂に入れて傷の手当てをしないと。
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