中原side
俺は今まさに死にかけている,
とは言っても別に戦場の中にいるとか誰かに打たれたとかではない。
では何故死にかけているのか……,
其れは…………,
太宰「ち、ちゅうや…その…へん…かな?/////」
そう言って此方を上目遣いで見上げて来るのは俺の恋人の太宰治。
問題なのはその格好だ…。今の太宰は女の子座りで頭にうさ耳をつけ服は淡いピンクのうさぎをモチーフにした服を着ていて短い短パンにはしっぽが着いている。
そして,短パンから除く生足が実にエロい,
うさぎ×上目遣い×赤面×女の子座り×太宰=天使
普通,野郎がこんな格好をしたら目にするのもおぞましい程の出来になるだろうが,太宰は一切違和感がない。
それどころか物凄く似合う,可愛い,天使,そしてエロい。
流石太宰。俺の嫁。男だけど
という訳で俺は今絶賛恋人が可愛すぎて死にかけてる。
今すぐ抱き潰したい所だが,太宰は先程から目線を泳がせ何かを言いたそうにしている。
そう考えていると黙ったままで不安に思ったのか太宰が涙声で尋ねてきた
太宰「やっぱ……へんかな…?…きもち…わるい?」
中也「は…んな訳ねぇだろ超可愛い」
太宰「ッ…でも中也さっきから黙ったまんまじゃないか……!」
手前が可愛すぎて理性を総動員させてたんだよ莫迦
中也「手前が可愛すぎて見惚れてた」
嘘ではない
太宰「ふぇ…///」
すると太宰はなんとも可愛らしい声を出しその間赤面した。
中也「ふは,真っ赤だぞ太宰?可愛いなぁ」
太宰の額にひとつ,接吻をおとした
太宰「うぅ…見ないでッ…!/////」
太宰は自分腕を顔の前に持ってきて隠してしまった。
だが赤くなった耳までは隠せておらずその姿がなんとも可愛らしく俺の欲を掻き立てた
中也「だぁざい,それじゃあ手前の可愛い顔見えねぇだろ?」
そう言って顔を隠していた腕をそっと掴んで退けさせた。
腕をとると底らのモデルなんか目じゃねぇくらい整った顔立ちと赤面し目に涙を溜めた太宰の顔をが顕になった。
其れに一瞬理性が飛びかけたたが何とか堪えた。然し頭より先に体が動き,堪らず太宰の小さな唇にかぶりついた。
太宰「んぅ…!?」
中也「は…太宰…ッ」
驚いて空いたままの唇の中へ舌を入れ,その間口内を犯した。
太宰「ひゃう…んぅ…ぁ…ぁん…ぅ…ちゅ…ゃ…」
中也「ん…」
暫くして口を話すと快楽に弱い太宰の瞳はとろんと蕩け,口からは呑みきれなかった唾液が垂れていた……。エロい…
太宰「ちゅうやぁ」
蕩けた顔で俺の名を呼ぶ太宰の口元を優しく拭う
中也「なぁ、太宰」
頬を撫でながら優しく,甘い声で太宰の名前を呼ぶ。
すると太宰は猫のように俺の手に擦り寄って来た。
太宰「ん,?」
中也「手前なんかあったか?」
そう、初めから感じていた違和感。
太宰は一件普段と変わりないように思えても,瞳の奥が不安げに揺らいでいた。
案の定そう尋ねると太宰は軽く肩を跳ねさせた。
太宰「…別に,なにもないよ……?」
中也「んな見え見えの嘘に俺が騙されると思うか?」
太宰の顔を両手で優しく包み込むように固定し、目を合わせる
中也「だざい…」
眉を寄せ,悲しそうな表情を作り太宰を見つめる。
太宰は俺のこの表情に弱い。
喧嘩した時とかはこれで仲直りすることもしばしば,今の所失敗したことは無い。
太宰「う……,」
太宰が小さく呻いた。
あと一押し,
中也「なぁ、太宰。なんかあんなら言ってくれ。手前1人で抱え込むんじゃねぇ…,頼むから」
すると太宰は蚊の鳴くような小さな声で何かを呟いた。
太宰「ッ…………ったの…」
中也「ん?悪ぃ太宰もっかい言ってくれ」
太宰は赤らんだ顔を少しあげた。
太宰「ッ……さみし…かった…の…ッ!!/////」
中也「……へ…?」
可愛さの暴力に頭が混乱しなんともマヌケな声が出た。
太宰「…ちゅうや…最近仕事ばっかりだし…朝起きたらいないし…いつもは…帰ってきたら…ちゅってしてくれるのに…最近してくれないし…ッ!!」
太宰はそんな俺の様子に少し拗ねたようにまくし立てた。
俺はと言うと可愛いが過ぎる恋人を前にもはや吐血寸前だった。
なんだちゅって,可愛いすぎるだろ,天使か?
あぁ,天使だった。
太宰「もっと…構ってくれなきゃ…や…」
俺の服の裾を軽くつまみ,恥ずかしそうにそう言った太宰に俺の理性は簡単に切れた。
太宰の頭の後ろに手を添え,体を引っ張り唇に噛み付いた。
太宰「ふぁ…ッ…!?…ぁ…ぁう…ん…ぅ…ッ…」
酸素を取り込むために唇を離し,またすぐにかぶりつく,
逃げ腰になった太宰の頭と腰に手を周し逃げられないようホールドしたまま太宰の口内を好き勝手に犯した。
太宰「んぁ……ッ…ぁ…ひぁ…ッ…!!///」
服越しに胸の突起を親指で潰すように弄れば太宰は一等高い声で喘いだ。
太宰「ひゃぅ……ッ…ん…ちゅ…ゃあ…」
甘く,蕩けた声で俺の名前を読んだのを合図に唇を離すと銀色の糸が2人を繋いだ。
力が入らなくなったのか太宰はそのまま倒れるように俺の方へもたれかかった。
乱れた息を整える太宰の髪を優しく梳かしながら太宰に語りかける。
中也「太宰、手前にそんな寂しい思いさせてるって気づけなくてごめんな,?」
すると太宰は幾分か息が整ったのか俺の肩に額をつけたまま喋った。
太宰「………いっぱい…構って…甘やかしてくれるなら…許してあげなくも…ない…。」
そういう太宰が心底愛おしくて堪らなかった
中也「構う,いっぱい構って,いっぱい甘やかす。」
太宰「ほんと?」
中也「おう」
太宰「ふふ、なら許してあげる」
そう微笑む太宰は本当に可愛かった。
こんな可愛くて堪らない恋人を放置してたなんて過去の自分を物凄くぶん殴りたくなった。
本気で。
中也「…ほんと悪ぃ…」
太宰「もういいったら,…いっぱい甘やかしてくれるんでしょ…?」
太宰は俺の首に手を回して俺の膝に跨った。
…えろ,
中也「手前…,あんま可愛いことすんじゃねぇよ,止めらんなくなんだろ?」
太宰「元から止めるつもりなんてないくせに…」
中也「まぁな」
この恋人を前に俺の理性は一切仕事をしない。
太宰「…あのね,中也」
中也「ん?」
太宰は少し顔を赤らめて,
太宰「ぅ…うさぎは…寂しいと…死んじゃうんだよ…?/////」
ピシッ
俺は文字通り固まった。
可愛すぎるだろ,うさぎ,そのためか…?天使…まじで天使,死んじゃうって…あ゛ぁ可愛い…
やばい、可愛い,天使,俺の嫁。
今なら死んでもいい…,いや、死んだら太宰が悲しむ,やっぱ死ねねぇ…,でも悔いはない…多分…。
と、頭のなかは大混乱だったが実際固まっていたのは1秒にも満たない時間。
中也「は…上等だ,イヤって程愛してやる」
太宰の耳元で流し込むように言葉を紡いだ。
太宰「〜〜〜〜ッッ/////////」
真っ赤になった太宰を抱え(お姫様抱っこ)
寝室へ向かった…。
こっから先は立ち入り禁止な…?
乱れた太宰を見ていいのは俺だけだ。
コメント
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マジで神🤩
もうありがとうございます……うさぎは寂しいとしんじゃう、了解です、心に深く留めておきます…