「ちょちょ!ないちゃん!?」
「ん〜?おふぁえり、いむ〜」
帰ってくると、アイスを貪り食っているないちゃんの姿が。
僕達、ライブ期間中の人間だよね!?
机には某高級アイスのカップが数個転がっている。
「ないちゃん、それ以上はダメだよ!太っちゃうよ!?」
「いやぁ、暑さの誘惑には耐えられんやん?」
「なに言ってんの?」
いつも通りのないちゃんの意味不明な発言にツッコみつつ、ないちゃんからアイスとスプーンを取り上げる。
ないちゃんは少し残念そうに眉を下げるが、すぐにゴミを片付け始めた。
そんな顔しないでよ、心痛むじゃんか!!!
「ないちゃん、!」
スプーン諸々を洗いに行こうと立ち上がったないちゃんの腕を掴み、唇を重ねた。
「はぇ……っ///」
なんて、困惑した声を出しながらないちゃんが赤面していくもんだから、こっちまで恥ずかしくなってくる。
「つ、冷たくはないかもだけど……甘いのくらい、いつでもあげるから……っ!//」
きょろきょろと泳いでいるないちゃんの瞳と視線を合わせて、恥ずかしい言葉を並べる。
絶対僕も、顔赤い気がするっ……
「じゃあ、もっと……甘いの欲しい……っです……//」
なんて言って、キスをしてきたないちゃん。
僕の脳はもうショート寸前。
アイスが溶けてしまってることなんてどうでも良くて、再び唇を重ねた。
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