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解決しようとも、救われようともせず、無理だ辛いで終わらせる彼女に反吐が出る。めんどくさいめんどくさい、彼女の言葉は三枝の喉を滑らせた。三枝の喉からスルスルと零れでる罵詈雑言を、自分で止めることは出来なかった。
怪物は嫌いだが、三枝が怪物でないとは限らない。傍から見れば三枝は怪物かもしれないし、大人から見ればませた餓鬼と何ら変わりないだろう。いや、それはさほど重要ではなくて、何が言いたいかと言うと、三枝は怪物を見下す訳では無いのだ。三枝の心が成長しすぎたのか、はたまた成長していないのかは定かではないが、三枝は理解しようとしている。見下すことがないように。悪く思わないでやってくれ。